折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

できるときに、できることから

2011年03月18日 23時55分51秒 | 啓蟄

この度の大地震により被害を受けられた方々に、心からお見舞い申し上げます。

被災された方々お一人おひとりの一日も早い復興を切にお祈りします。

 

 

 

         

 

 

 

地震から一週間、これまでテレビや新聞を通じて目の当たりにする光景はみな想像を絶するものばかりです。

あの日のあと、夜になってもいつものように暖かく明るいわが家の室内を、私は何度となく見渡したものです。

こんな当たり前の暮らしが一瞬にして土台ごと崩れ、消え去る理不尽さに茫然としてしまいます。

どんなに小さくても温もりのある、ごく普通だからこそ幸せな暮らし、その何万とも知れない営みが、

かけがえのない命とともにあまりにも軽々しく破壊し尽くされ、そして流されて行きました。

 

 

 

         

 

 

 

こんな信じがたい現実の中であっても、被災者の皆さんは気丈にも耐え忍んでいらっしゃいます。

しかしいつまで続くかもしれない避難所での厳しい生活、そして想像しがたいご苦難を伴うであろう復興への再スタート。

私なんぞ、たとえ一筋の光の何万分の一にすらなれなくても、被災者の方々に光の射す方向に同じように向き合えたらと思っています。

自分自身の素直な気持ちをお届けできたら、そんな思いを見える形でご支援できたらと念じているところです。

 

 

 

            Pat Austin

 

                  2011.3.11                  2011.3.17

 

 

 

 

 

 


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2 コメント

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芽が吹き、いつか春が来る (milky)
2011-03-21 16:13:08
折節さん、こんにちわ^^
優しい折節さんからのメッセージ、きっと被災地の方々にいつか届くと思います。
日本中のみんなが手を取り合って、今回の震災被害を受けた方々を守って行こう、支援していこう、という気持ちが高まっているのを感じます。
とんでもないことが起きて、日本の底力の試される時。
私も少しでも何か出来たら、と毎日考えながら暮らしています。

こちらは節電の意識が高まり、お店なども今までの半分の照明で営業しています。
ガソリンも大切にしなくてはいけないので、自家用車の出動も減っているようです。
私は自転車を買いました^^
まだ毎日揺れるのが不気味でもありますが、一番心配なのは原発ですね。
早くいい方向に安定してくれるといいな、と祈っています。

バラの新芽がこの数日で緑色に展開し始めましたね!
昨日、オールドブラッシュに早くも蕾が現れてビックリしました。
折節さんのパット・オースチンの葉の艶々していること!
どんな時も春は巡ってきます。
今泣いている多くの方々にも必ず笑顔が戻ります。
日本中、みんなで支援していきましょう。
返信する
どんなことでも我慢できます。 (折節)
2011-03-21 22:18:51
milkyさん、こんばんは。

私なんかが大変だと思っていたこと、実際に遭遇して耐えられないと感じたこと、
実はそう大したことなかったものばかりだったような気がします。
16年前の阪神淡路大震災のときもそう感じたものでしたが、今回の大震災でも同じ思いがしました。
これからは国民というか、みんなが持ち場立場で試されることになります。
そして思っていること、言っていること、それを少しでも行動に移すときなんでしょうね。

こちらでも遅ればせながら節電を始めました。
ここは九州電力なんですが、節電で浮いた電力を玉つきみたいに隣りに順繰りに送れるそうです。
ガソリンも最高2,000円までしか入れられません。
それでも被災地ではガソリンがないって、どうなってんでしょう。

原発の問題は、とにかくこれ以上悪化することなく終息してほしいですね。
最前線でわが身の危険も顧みず、決死で働いていらっしゃる方々には本当に頭が下がります。
それとともに政府も東電も「想定外」だなんて、こと原子力に関してだけは、
軽々しく言ってほしくないのも正直な気持ちです。

そうこうしているうちに3月も下旬に入って来て、静岡では桜の開花宣言がなされたそうです。
春なんですよ。
季節は向こうからやって来ますが、こちらもみな一歩踏み出す季節ですね。
 
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