ドイツの女性コーチ、「名誉回復へ一歩前進」

多くの国で指導者による虐待や暴力で裁判や資格停止沙汰になっていた問題ですが、ドイツで進展がありました

・GYMmedia

複数の選手に告発され資格停止処分を受けているガブリエル・フレーゼ氏。「故障後すぐに復帰させられたせいで後遺症が残った」などと訴えられていた件で、「常に医師の指示に従っていただけ」という言い分が認められ、このほどフレーゼ氏が勝訴。ほかにも複数の訴えがあるようですが、「名誉回復に一歩近づいた」と記事ではまとめています

－－－－－－－－－－
2020年、複数の選手から「（過去に）虐待された」と告発され、資格停止処分になったフレーゼ氏。ドイツ代表シェーダーの個人コーチでもあったため、コーチを失ったシェーダーは「ときに厳しい言葉はしかたない」などと擁護し、ほかにも複数の若手選手が擁護に回る展開へ。逆に、ドイツ代表シェーファーは告発者の一人。う～ん・・・

名前も似ていて同い年のシェーダーとシェーファーですが、

シェーダー
・リオ五輪の段ちがい平行棒で銅メダル
・ちょっとサンドラ・ブロックに似ている
・2020年秋、肩を手術

シェーファー
・シェーダーよりアイドル顔
・ブレットシュナイダーと交際している（2021年時点）

欧州のジムナストオブザイヤーに、アシルとコバチ

欧州体操（European Gymnastics）の、２０２２年「ジムナスト・オブザイヤー」が、決まりました

・European Gymnastics

アデム・アシル（トルコ）
ゾフィア・コバチ（ハンガリー）

一般投票で決まったもので、得票率はアシルが53％、コバチが49％。今年ももう半年が過ぎたところでの決定となりました。アシルはエジプト生まれで、エジプト代表で演技もした選手。2018年にトルコに移住し、（たぶん2020年に）国籍を移しています。

－－－－－－－－－－
コバチは、「とてもうれしい。一票一票に感謝する」と話しました

・ハンガリー体操連盟

スイス女子ジュニアに、双子の姉妹

女子ジュニアのスイス選手権（10日～11日・ヴェルニエ）がおこなわれました

・スイス体操連盟

いくつかのカテゴリーがある中、「カテゴリー５」の優勝者をチャンピオンとしているので、紹介します。

＜女子個人総合（カテゴリー５）＞
1. サミラ・ラファン　48.950
2. シューマッハ　　　48.750
3. キアラ・ラファン　48.250

15歳のサミラ・ラファンが優勝。３位キアラは双子の姉妹。２位シューマッハはもっと若く2010年生まれ。

－－－－－－－－－－
サミラ（右）、キアラ（左）。顔も体格もあまり似ていないもよう（写真）