カナダ選手権が5月に開催されます
・カナダ体操連盟
5月26日~31日・リッチモンド
カナダは、欧州や米国に比べ新型コロナに敏感で規制を継続している国ですが、「3年連続のバーチャル開催」はさすがに考えられない
と、選手が集まっておこなう(オンラインではない)開催に踏み切ったとしています。パンアメリカン選手権(詳細不明)、コモンウェルス・ゲームズ(7月・バーミンガム)などの代表選考を兼ねる大会で、選手らは「こうした機会に挑戦する姿勢をアピールする舞台になるだろう」と、男子代表監督のバンフーフ氏は語りました
。観客の有無に関する言及はないようです。
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20日の数字(参考)
新規感染者 死者 人口
カナダ 約 3,400人 25人 約3千8百万人
日本 約 77,200人 203人 約1億3千万人
トラック運転手らの大規模な抗議デモに続き、首都オタワでもデモがおこなわれているカナダ。感染状況はすっかり落ち着いてきています
・CNN
久々にドミニカ共和国の話題。今年のボリバリアンゲームズ(6月24日~7月5日・コロンビア)へ向け、選手らはフル回転で練習をしているそうです
・Gimnasia Latina
同国体操連盟会長のロドリゲス氏が取材にこたえました。6月にはブラジルで合宿をおこない、個人だけでなく団体の成績も上げて行きたい考え。写真はニンレイエスですが、具体的な選手名は記事には出てきません
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「ボリバリアン」とは、スペインから独立した南米諸国のことで、大会の参加国は、
チリ、コロンビア、ボリビア、エクアドル、ペルー、パナマ、ベネズエラ
の加盟国に加え、近隣の招待国が加わることもあるとされ、ドミニカ共和国、グアテマラ、パラグアイなども前回は参加したようです。4年に一度の大会ですが前回は2017年なので(新型コロナの影響か?)1年延期された可能性が高いと思われます。
・大会サイト
アレクサ・モレノ(メキシコ・27)が、今年は休養すると語りました
・Gimnasia Latina
昨年9月に肩を手術。ここ数か月、ひざの関節鏡検査や足首の「関節クリーニング」(関節の悪い部分を除去する手術のようです)などをおこない、練習はまったくしていないということです。体操は簡単に復帰できる競技ではなく、大会出場は完全な状態でという希望から、おそらく今年は休養にあてるだろうとしています。
2024年パリ五輪については明言を避け、「決断しなければならないが、軽々しく決められない」と話しました。
2016年リオ五輪、2021年東京五輪出場。世界選手権(10月・北九州)には出場していませんでした。
ゾフィア・コバチ(ハンガリー・21)が、腹部を痛めていたそうです
・ハンガリー体操連盟
(時期は不明ですが)練習中に腹部を(たぶん強打して)痛めましたが、年明けから練習を再開。エジプトで開催される種目別のW杯カイロ大会(3月17日~20日)に出場予定。2種目演技するとしていますが、団体や個人総合を視野に、全種目演技に意欲的。今年の大きな目標は欧州選手権(8月・ミュンヘン)と世界選手権(10月・リバプール)。
2021年は東京五輪、世界選手権の二度とも来日した選手
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<今後のW杯大会>
2月24日~27日 W杯コトブス大会(種目別)
3月 2日~ 5日 W杯ドーハ大会(種目別)
3月17日~20日 W杯カイロ大会(種目別)
3月31日~4月3日 W杯バクー大会(種目別)
オーストリア女子の合宿地であるリンツを、エイソラ・トルスドティール(オランダ)が15日訪問しました
・オーストリア体操連盟
リオ五輪、東京五輪のオランダ代表で、欧州選手権では種目別のメダルを獲得している選手(写真中央、オレンジのジャージ
)。訪れたのはジュニアの合宿のようで、若手選手らに自身の経験などを語り、質問に答えたそうです。どういった経緯での訪問か不明ですが
、トルスドティールを昨年まで指導したコーチ2人が、現在オーストリア代表のコーチをしているということです。
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18日の数字(参考)*オーストリアではなく、オランダです
新規感染者 死者 人口
オランダ 約 49,300人 16人 約1千7百万人
日本 約 95,600人 244人 約1億3千万人
オランダはずいぶん死者が少ないですね。新規感染者は減少傾向ですが、過去最多のさなかにも「社会生活を優先」するとして徐々に規制を緩和。このほどさらに緩和し、25日にはほとんど撤廃すると発表しています。英国
などと同様、入国時の隔離も廃止。トルスドティール選手も、帰国したらスムーズに帰宅できそうでうらやましいです