年末にマイケル・シェンカーが選ぶギタリスト必聴のアルバムというのを記事にした。
それなら、ということで僕もギタリスト必聴のアルバムというのを選んでみた。
ただむやみに選んでも仕方がないので3つだけ制約をつけてみることにしよう。
・マイケルと同じく、ヤードバーズの3大ギタリストを入れる
・マイケルと同じく、ライブ・アルバムは選ばない
・マイケルと同じアルバムは選ばない
それで選んだのはこの10枚。
・サイモン・アンド・ガーファンクル「サウンズ・オブ・サイレンス」(1966年)
アコースティック・ギターの美しい響きが堪能できるアルバム。
とくにギター1本で弾かれるインスト曲「アンジー」は必聴ものだ。
ギタリストはポール・サイモン。
Simon and Garfunkel anji
デレク・アンド・ドミノス「いとしのレイラ」(1970年)
エリック・クラプトンのブルースをベースにしたギターが堪能できるアルバム。
ジェフ・ベックやジミー・ペイジがファンクやソウルに傾倒していくなか、クラプトンはサザン・ロックなどアメリカ的な音を目指していたように思う。
スライド・ギターの達人、デュアン・オールマンを参加させているのも、そのためだろう。
derek and the dominos Layla
・ジェフ・ベック・グループ「ラフ・アンド・レディ」(1971年)
ジェフ・ベックのギターの基本はブラック・ミュージックだと思うが、この頃からブルースではなくファンクやソウルに傾倒していく。
これは、そんなジェフのファンキーでソウルフルな持ち味が発揮されているアルバムだ。
後の名盤「ブロウ・バイ・ブロウ」に通じるものが垣間見れるのだが、こちらは歌物ということで、より聴きやすい作品に仕上がっている。
Jeff Beck Group - "Got the Feeling"
・イーグルス「イーグルス・ファースト」(1972年)
イーグルスの1枚目で、まだカントリー・ロックだった頃だ。
ここでのギタープレイ、とくにバーニー・レドンのプレイは完全にカントリー・スタイルで、今現在こういうプレイをするロックギタリストは非常に少ない。
ギターだけでなくバンジョーの名手でもあるバーニーは、後にロック色を強めるバンドについていけなくなる。
しかし、カントリーリックを多用したプレイは、まさにカントリーとロックの融合であり、それが個性になっている。
Take it easy-Eagles
・レッド・ツェッペリン「聖なる館」(1973年)
ジェフ同様、ペイジもファンクに傾倒していくわけだが、やはりアプローチの仕方は全く異なる。
これはジミー・ペイジのギタリストとして、そしてアレンジャーとしての実力が発揮されているアルバム。
これを聴くとツェッペリンはハードロックという範疇に収まるバンドではないことがわかる。
Led Zeppelin The Song Remains The Same
・イエス「海洋地形学の物語」(1973年)
個性派ギタリスト、スティーブ・ハウのギターがたっぷり楽しめるアルバム。
彼のスタイルは完全に唯一無二のもので、どのバンドのどの曲を弾いても彼のカラーに染まってしまうだ。
20分前後の曲が4曲という超大作だが、全編にわたって独特のギターが展開される。
クラシックギターの見事なプレイも聴き所だ。
YES The Revealing Science of God
・UFO「現象」(1974年)
加入したばかりのドイツ人ギタリスト、マイケル・シェンカーの荒削りながら、若さと情熱にあふれたギタープレイが特徴だ。
とくに「ロック・ボトム」でのギター・ソロは、凄まじいばかりの勢いを感じさせるもので、彼の個性が発揮されている。
UFO - Rock Bottom
ストレイ・キャッツ「涙のラナウェイボーイ」(1981年)
このアルバムで聴くことが出来るブライアン・セッツァーのギターは、ネオ・ロカビリーのスタイルを築き上げ、多くのフォロワーを生んだ。
ロックギター=ブルースをベースにしたもの、という価値観を覆し、可能性の幅を大きく広げたと思う。
ギターだけでなくバンドの演奏スタイルからファッションに至るまで、後の世代に与えた影響は大きい。
Stray Cats Rock This Town
ヴァン・ヘイレン「1984」(1984年)
インパクトという点では1枚目に及ばないが、飛び道具的だったタッピング奏法が、このアルバムではより消化されている。
HR/HMのギターにおいて、ヴァン・ヘイレン以前と以降に分かれるほどの影響を及ぼしたわけだが、そんな全盛期のなかでも一際輝くアルバムだ。
Van Halen - Jump
イングヴェイ・マルムスティーン「ライジング・フォース」(1984年)
アルカトラスのギタリストとしてインギーの名が知れ渡ったとき、誰もが「ついにここまで来たか」と思わされた。
その後に発表された初めてのソロ・アルバムは、全編に渡って物凄いギターがこれでもか!ってくらいに収められている。
速弾きという観念を変えたギタリストであり、超絶なテクニックだけでなく、クラシックをベースにしたメロディ感も素晴らしい。
Yngwie J. Malmsteen - Far Beyond The Sun
それなら、ということで僕もギタリスト必聴のアルバムというのを選んでみた。
ただむやみに選んでも仕方がないので3つだけ制約をつけてみることにしよう。
・マイケルと同じく、ヤードバーズの3大ギタリストを入れる
・マイケルと同じく、ライブ・アルバムは選ばない
・マイケルと同じアルバムは選ばない
それで選んだのはこの10枚。
・サイモン・アンド・ガーファンクル「サウンズ・オブ・サイレンス」(1966年)
アコースティック・ギターの美しい響きが堪能できるアルバム。
とくにギター1本で弾かれるインスト曲「アンジー」は必聴ものだ。
ギタリストはポール・サイモン。
Simon and Garfunkel anji
デレク・アンド・ドミノス「いとしのレイラ」(1970年)
エリック・クラプトンのブルースをベースにしたギターが堪能できるアルバム。
ジェフ・ベックやジミー・ペイジがファンクやソウルに傾倒していくなか、クラプトンはサザン・ロックなどアメリカ的な音を目指していたように思う。
スライド・ギターの達人、デュアン・オールマンを参加させているのも、そのためだろう。
derek and the dominos Layla
・ジェフ・ベック・グループ「ラフ・アンド・レディ」(1971年)
ジェフ・ベックのギターの基本はブラック・ミュージックだと思うが、この頃からブルースではなくファンクやソウルに傾倒していく。
これは、そんなジェフのファンキーでソウルフルな持ち味が発揮されているアルバムだ。
後の名盤「ブロウ・バイ・ブロウ」に通じるものが垣間見れるのだが、こちらは歌物ということで、より聴きやすい作品に仕上がっている。
Jeff Beck Group - "Got the Feeling"
・イーグルス「イーグルス・ファースト」(1972年)
イーグルスの1枚目で、まだカントリー・ロックだった頃だ。
ここでのギタープレイ、とくにバーニー・レドンのプレイは完全にカントリー・スタイルで、今現在こういうプレイをするロックギタリストは非常に少ない。
ギターだけでなくバンジョーの名手でもあるバーニーは、後にロック色を強めるバンドについていけなくなる。
しかし、カントリーリックを多用したプレイは、まさにカントリーとロックの融合であり、それが個性になっている。
Take it easy-Eagles
・レッド・ツェッペリン「聖なる館」(1973年)
ジェフ同様、ペイジもファンクに傾倒していくわけだが、やはりアプローチの仕方は全く異なる。
これはジミー・ペイジのギタリストとして、そしてアレンジャーとしての実力が発揮されているアルバム。
これを聴くとツェッペリンはハードロックという範疇に収まるバンドではないことがわかる。
Led Zeppelin The Song Remains The Same
・イエス「海洋地形学の物語」(1973年)
個性派ギタリスト、スティーブ・ハウのギターがたっぷり楽しめるアルバム。
彼のスタイルは完全に唯一無二のもので、どのバンドのどの曲を弾いても彼のカラーに染まってしまうだ。
20分前後の曲が4曲という超大作だが、全編にわたって独特のギターが展開される。
クラシックギターの見事なプレイも聴き所だ。
YES The Revealing Science of God
・UFO「現象」(1974年)
加入したばかりのドイツ人ギタリスト、マイケル・シェンカーの荒削りながら、若さと情熱にあふれたギタープレイが特徴だ。
とくに「ロック・ボトム」でのギター・ソロは、凄まじいばかりの勢いを感じさせるもので、彼の個性が発揮されている。
UFO - Rock Bottom
ストレイ・キャッツ「涙のラナウェイボーイ」(1981年)
このアルバムで聴くことが出来るブライアン・セッツァーのギターは、ネオ・ロカビリーのスタイルを築き上げ、多くのフォロワーを生んだ。
ロックギター=ブルースをベースにしたもの、という価値観を覆し、可能性の幅を大きく広げたと思う。
ギターだけでなくバンドの演奏スタイルからファッションに至るまで、後の世代に与えた影響は大きい。
Stray Cats Rock This Town
ヴァン・ヘイレン「1984」(1984年)
インパクトという点では1枚目に及ばないが、飛び道具的だったタッピング奏法が、このアルバムではより消化されている。
HR/HMのギターにおいて、ヴァン・ヘイレン以前と以降に分かれるほどの影響を及ぼしたわけだが、そんな全盛期のなかでも一際輝くアルバムだ。
Van Halen - Jump
イングヴェイ・マルムスティーン「ライジング・フォース」(1984年)
アルカトラスのギタリストとしてインギーの名が知れ渡ったとき、誰もが「ついにここまで来たか」と思わされた。
その後に発表された初めてのソロ・アルバムは、全編に渡って物凄いギターがこれでもか!ってくらいに収められている。
速弾きという観念を変えたギタリストであり、超絶なテクニックだけでなく、クラシックをベースにしたメロディ感も素晴らしい。
Yngwie J. Malmsteen - Far Beyond The Sun