Music Mania

No Music No Life

苦しい/オノ・ヨーコ

2013年12月08日 | 音楽
毎年12月8日になると、何かジョン・レノンについて書きたいな、と思う。
しかし、今日はちょっと向きを変えて、オノ・ヨーコについて書いてみよう。

とはいうものの、書き始めて収拾がつかなくなったので、一旦削除した。
まず、自分はこの人のことを何か語れるほど理解していないし、一流といわれる前衛芸術についても解説することなどできない。
なので、音楽面についてだけ感じたことを書いてみよう。

ヨーコの音楽は2種類ある。
一つは、一般の人が聴いて、「良い曲だな」とか「これは好みじゃないな」と感じる、ポピュラーミュージック。
もう一つは、一般の人が聴いても首をかしげるだけだったり、思わず耳をふさいで飛び出しちゃうような前衛音楽だ。
彼女の場合、後者のイメージが強い。

ここで1曲紹介しよう。
「苦しい」という曲だ。
内容は、広島で被爆した少女が母に向かって「苦しい」と訴えているというヘヴィなもの。
少女は願い事をかなえるために千羽鶴を折っていたが、全て折り終わる前に死んでしまう。
この少女の想いをヨーコ独特の表現方法で歌っているが、前衛性とポピュラリティが上手くバランスされていると思う。
息子ショーン・レノンのピアノもいい味が出ている。

ヨーコ・オノ・プラスティック・オノ・バンド「苦しい」


今日はここまで。
上手くまとめることが出来たら続きを書いてみたいと思います。
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