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メカに強い男

2014年04月19日 | 日常
アクセラのタイヤ交換をしてきた。
新車で買って9万6千キロ、初めての交換である。
ここまで新車装着時のタイヤがもつなんて、自分もディーラーも驚いている。
整備の人によると、この距離を走って、まだ溝が残っていて車検も通るレベルというのは、初めてだそうだ。
理由として考えられるのは、極力ブレーキを踏まない運転を心がけているからかもしれない。

話は変わるが、最近、タイヤがパンクしたとき、スペアタイヤに交換することが出来ない若者が増えているという。
多少腕力は必要だが、男性ならこれくらいは出来るようにすべきだろう。

僕がクルマの免許をとった頃はまだ、「男はメカに強くあるべき」という風潮があり、タイヤ交換や冬のチェーン装着なんかをサクサクできるのがカッコイイ時代だった。
当時はエンジンオイル交換、プラグ交換、バッテリー交換も自分でやる人が多く、メカに強い男は憧れだったのだ。

時代が変わったな、と思ったのは自称クルマ好きという若者が、ボンネットの開け方を知らないという事実に遭遇したときだ。
そいつは明けても暮れてもクルマの話をするほどクルマ好きなのに、自分のクルマ(ステップワゴン)のボンネットを開けたことがないどころか、開け方すら知らなかったのだ。
ついでに言うと、そいつは自分のステップワゴンの排気量が何ccなのかも知らなかった。

確かに今はもう自分でボンネットを開けることもないだろう。
でも当時、定期的にフォルクスワーゲンのオイル量やLLCの量をチェックしていた僕にはカルチャーショックだった。

今はもう、メカに強いというのは、どこか汗臭く、スマートではないのだろう。
今はクルマも家電製品と同じ感覚なのかもしれない。
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