Music Mania

No Music No Life

ヤスバラジオ(後編)

2018年08月17日 | 音楽
今日は後編5曲いきます。
前回も書いたけど、僕はみんなが知らない曲とか、知る人ぞ知る曲とか、世界中で限られた人しか知らない曲とか、そういうのはぜんぜんわかりません。
なので、ブログ執筆12年の中で、ほとんど取り上げていないアーティストからの曲ってことでご勘弁を。

まずはサードワールドだ。
うーん、夏だね。
って言いたいところだけど、今年の夏は暑すぎて、とてもこの曲の雰囲気にあわない。
ジャマイカ出身の彼ら、70年代後半頃からわりとヒット曲を連発していて、80年代の日本でもそれなりに人気があったと思う。
僕の友人連中でもレコードを買ってる人がいて、聴かせてもらっていた。
僕の好みとはちょっと違ったけど、シングルカットされたこの曲は好きだった。
で、僕は初めて知ったんだけど、この曲って放題の「ラブ・アイランド」に対して、原題はぜんぜん違ってたのね。

ラブ・アイランド  サード・ワールド


変態ギタリスト、エイドリアン・ブリューのファースト・アルバムから、表題曲。
世の中には、どうしても人と違うことをやらなければ気が済まない人っていうのが一定数いて、ブリューも間違いなくその一人だ。
キング・クリムゾンの「エレファント・トーク」という曲で、ギターで像の鳴き声を再現してたけど、こちらはサイの鳴き声をギターで弾いている。
きっとブリューは、サイの鳴き声を再現する必然があったのではなく、まずサイの鳴き声ありきで曲を作ってると思う。
どうせならアルバム1枚ぜんぶ動物シリーズにして、ネコとかサルとかいろいろやったらいいのにって思うけど。

Adrian Belew - Lone Rhinoceros


続いてはアメリカンガールズロックバンド、ゴーゴーズだ。
当時はミュージックライフ誌なんかでも大プッシュされてて、来日公演の模様はFMでもオンエアされた。
僕よりも少し上の世代だとランナウェイズなんだろうけど、けっこうランナウェイズの再来みたいな感じだったのではないだろうか。
曲調もストレートなロックンロールで、わりとお気に入りだったけど、なんとなく「ゴーゴーズが好き」とは恥ずかしくていえない空気があったと思う。

ウィ・ガット・ザ・ビート  ゴーゴーズ


続いてはスティーブ・ペリーのソロアルバムから。
ジャーニーのボーカリストとして有名な人だけど、初めて「フロンティアーズ」を聴いたときはそんなにいいボーカルとは思えなかった。
それから半年後くらいにはソロアルバムを発売と同時くらいに買ってるんだから、人の好みの変化なんてわからないものだ。
アルバム全体としては、ジャーニーのような産業ロック臭さは皆無で、AOR的な曲が多い。
僕としてはシングルになった曲より、2曲目に入ってるこの曲がお気に入りだ。

Steve Perry-I Believe(Street Talk)


次もグループのボーカリストのソロから、ダリル・ホールだ。
ホール・アンド・オーツは僕くらいの年代の人間だと今も根強い人気がある。
よく、ホール・アンド・オーツは、9割くらいがダリル・ホールの実力で、ジョン・オーツはオマケみたいに思われてたけど、いざダリルだけになると、けっこうホール・アンド・オーツとは違う音楽になってる。
この曲は96年発表のアルバムからの1曲で、なかなか大人のポップスだと思う。
ちなみにシングル曲「ジャストフライ」は、とてもキャッチーで、ホール・アンド・オーツみたいな曲だった。

Daryl Hall: Let Me Be The One [ Can't Stop Dreaming CD ]


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