Music Mania

No Music No Life

ギターリペアに出しました

2020年06月07日 | ギター
ギターをリペアに出した。
買って5年、ほぼ新品同様だったものがいつのまにかあちこちが磨耗して、このままではマズいくらいになった。

まずフレットがガタガタになった。
摩耗が酷すぎていくつかのポジションで音がならなくなったり、チョーキングしたとき音が途切れるようになった。
それと、4弦の解放で音がビビるようになった。
ついでにアームを使ったときのチューニングの狂いが酷くなった。
もう一つ、PUのセレクトスイッチが接触不良で、時々接点復活剤を注入していた。
あと、これは買ったときからそうだったんだけど、ボリュームを絞ったときの音の劣化が酷かった。
なので、ギター側でのボリューム調整は事実上出来なかった。
それにトーンのつまみが軽すぎて演奏中クルクル回ってしまうのも問題だった。
で、それ以上に問題だったのが、ナットの1弦の溝が外側すぎて弦落ちすることがあった。
とくに2弦でチョーキングしたあとすぐに1弦チョーキングをしようとしたとき、アレ?って感じで弦落ちした。

今こそ5年の歴史をリセットしてリニューアルしたい。
というわけでリペアショップに持ち込んでしっかりメンテしてもらった。

内容は、フレット、ナット、テンショナー、セレクター、ボリュームポット、コンデンサ、ジャックを交換。
そして弦高、オクターブ、トラスロッドの調整である。

効果について。
基本的に僕は音色オンチなので、音の違いについてはよくわからない。
ただサスティンは伸びるようになった。
それと、フレットが高くなったので以前ほど強く押さえなくても音がよく鳴るようになった気がする。
ナットを変えたので、1弦の弦落ちもなくなり、4弦のビビリもなくなった。
ボリュームは、普通に使えるようになった。
トーンポッドの交換と、コイルタップ機能をなくしたので、トーンのつまみがクルクル回ってしまうのこともなくなった。
さらにさらに、ペグ付近にある1弦と2弦のテンショナーをテンションの低いものに変えてもらったので、ナット交換の効果も含めてアームを使ったときのチューニングの狂いがかなり少なくなった。
チューナーで確認すると少しは狂うんだけど、ほぼ気にしなくていいレベルだ。

これで経年劣化が治っただけでなく、新品よりも良くなった。
というか、本来あるべき状態になった。
これでまた数年は問題なく弾ける。
値段はそれなりにかかったけれど、例えば新たにフェンダープレイヤーシリーズを買うことを思えば、半額以下で新品状態になったので、安いともいえるだろう。


  

 

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