図書館から借りた『自分を愛する力 (講談社現代新書)』を読了。
本書は人気があるらしく、予約を入れてから借りられるまでに3~4ヶ月かかりました。近くのブックオフで2冊売られていて買おうかなとも思ったのですが、結局はやめました。その次に同じお店に入ったら、既に売り切れでした。
著者は『五体不満足 完全版 (講談社文庫)』でベストセラーとなった乙武洋匡氏。生まれつき両手両足のない彼ですが、そんな体でも悲しんだりしていないそうです。彼は両親にも環境にも恵まれていたと思います。普通だったら差別をされたりいじめを受けたりしていたでしょう。
本書は特に子育て中の親に読んでほしいと思います。「うちの子は…」と感じたら、本書がいいヒントになるかと。中でも「みんなちがって、みんないい。」という言葉には胸を打たれました。
もちろん、そうでない人にもお勧めです。大人になってからでも学ぶのに遅くないとか、失敗を恐れてはいけないとか、生きるヒントが書かれています。
今日の午後、近くのカフェで本書をテーブルの上に置いてリスニングをしていたら、偶然知人に会いました。彼は本書をパラパラ見て興味を持ったらしく、本屋さんで本書を探してみるなんて言いました。その後どうなったか分かりませんが、もしかすると本書を読んでいるかもしれませんね。
自分を愛する力 (講談社現代新書) 価格:¥ 798(税込) 発売日:2013-03-15 Kindle版では9月2日現在683円です。 |