図書館から借りた『かけがえのない人間 (講談社現代新書)』を読了。
内容は『生きる意味 (岩波新書)』とちょっとかぶっていますが、本書の方が著者の生い立ちなども詳しく書かれていて感動的です。章の初めに書かれている言葉も素敵です。
自分が「使い捨て」と思っている人ってけっこう多いのですね。自分が誰かと入れ替わっても変わらないかのように。たしかに最近の会社は終身雇用が崩れて、従業員をどんどんこき使っては用済みなら使い捨て。特に派遣やアルバイトはそうですよね。でもひとりひとりが「個」であるのだから、それなりに自分らしく生きてほしいと思いました。
著者の生い立ちはというと、幼い頃にお手伝いさんから虐待。点数を上げるためだけの勉強をし、大学は1年留年。アルバイトで貯めたお金で様々な国へ旅行して刺激を受けたものの、帰国するなりまた元どおりの生活。彼も決して「理想な」子ども、学生時代を過ごしたわけではないのです。
私も決して「理想な」生活だったわけではないです。子ども時代には苛められ、就職活動はうまくいかなかったし、今は病気で普通に働けないし。だからこそ苦しい人の気持ちが分かるのではと思いますしね。
内容は『生きる意味 (岩波新書)』とちょっとかぶっていますが、本書の方が著者の生い立ちなども詳しく書かれていて感動的です。章の初めに書かれている言葉も素敵です。
自分が「使い捨て」と思っている人ってけっこう多いのですね。自分が誰かと入れ替わっても変わらないかのように。たしかに最近の会社は終身雇用が崩れて、従業員をどんどんこき使っては用済みなら使い捨て。特に派遣やアルバイトはそうですよね。でもひとりひとりが「個」であるのだから、それなりに自分らしく生きてほしいと思いました。
著者の生い立ちはというと、幼い頃にお手伝いさんから虐待。点数を上げるためだけの勉強をし、大学は1年留年。アルバイトで貯めたお金で様々な国へ旅行して刺激を受けたものの、帰国するなりまた元どおりの生活。彼も決して「理想な」子ども、学生時代を過ごしたわけではないのです。
私も決して「理想な」生活だったわけではないです。子ども時代には苛められ、就職活動はうまくいかなかったし、今は病気で普通に働けないし。だからこそ苦しい人の気持ちが分かるのではと思いますしね。
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