伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

ほっ

2009-10-20 23:22:51 | 言いたんく

 仕事を終えて、自分の机に戻ったらお菓子がおいてあった。

 写真のお菓子だ。
 包装紙には「栗きんとん」とある。
 ゆきたんく的には、正月のおせちでしか口に入らない栗きんとん。

 職場の若手女性がプレゼントしてくれたのである。
 誤解を招かないように一言加えれば、職場の皆さまにお配りになっていたのだ。

 早速いただいた。その優しい甘さと来たら、一日の疲れが取れるようである。
 食材の味が自然ににじみ出るようなつくりである。 

 工業関係の技術は世界一の腕を持つ日本人だが、伝統的な菓子の作りにおいても普遍的なもの、そう素材の良さを生かす技術はたいしたものである。

 栗と言えば、日本人の主食である米(稲作)が一般化する前に多く食べられていたものだ。日本人の根っこともいえる食材なのである。

 食べて「ほっと」したり、その形に「ほっ」するのはDNAの成せる技なのかもしれない。


栗きんとんのお菓子

コメント
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