198x年。
ゆきたんくが高校3年生の時だ。
修学旅行で奈良京都に出かけた。
奈良県の飛鳥資料館の前で
この渋い顔。
当時を思い出してみた。
修学旅行の記憶が1日目しかない。
そう、ゆきたんくは一日目の夜を終えて一人寂しく東京(当時の住まい)に帰って行ったのであった。
京都の宿に着き、班別行動で奈良に出かけ京都の宿で夕食のすき焼きをつつき、帰途についたのである。
そう、当時取り組んでいた陸上競技ハンマー投げの東京都大会の前日だったのである。
よくやったなと思う。
調整もへったくれもないもの。
朝の早い長旅、奈良の観光地巡り、とんぼ返りで夜遅い帰宅。
そして、東京の品川区から立川市(ハンマー投げは芝生が痛むので駒沢競技場では投げさせてもらえなかった。…都大会は多分そこだったと思う。)の陸上競技場までの移動。
ゆきたんくは全寮制の高等学校に通っていた。
そこからだと立川競技場までは1時間20分。
当時の実家の大井町からは1時間37分。
そんなに差はなかったが、競技場への通いなれた通り道とは違う。
写真の渋い表情は、そんなプレッシャーと戦っている顔だったような気がする。