加齢。
避けては通れないものである。
加齢と共に衰えること、目に見えて衰えること、実感すること、増えてきた。
アンチエイジングという言葉もあるが、加齢の速度を遅らせることらしい。
さて、ゆきたんくがショックを受けたことの一つ。
ゆきたんくの趣味であるギター演奏。
右手の爪を少し伸ばして、爪で弾いていたのである。
その爪が弱くなってきた。
少しのショックで割れるのである。
ギターショップで、爪弾き用のマニュキアも買ってつけてみたがどうもしっくりとこない。
そこで救世主。
友人のプロギタリストからの情報。
アロンアルファの緑の「釣り名人」
これが良いのだそうだ。
まず、低粘度で乾きが速いことからギター弾きは重宝しているという。
渋谷のレコード店が連なるそばに釣具屋さんがあるという。
どう見ても釣りなどはしないだろうという服装に身を包んだ、来日した外国人ギタリストたちが、釣具店に入っていく。
そして、「釣り名人」をまとめ買いしていくんだそうな。
ここでも日本製品のレペルの高さ(この場合、正確にはニーズだな)を示していることは素直に嬉しい。
で、使ってみた。
塗っただけ。まだ形を整えてはいない。
よく伸びる。
1回塗っただけでは塗ったかどうか分からない。
写真の爪は3回塗ったものである。
形を整えて、ギターを弾いてみた。
驚いた。
爪が丈夫だったころの弾き心地が戻ってきた。
「釣り名人」はギタリストの救世主だったのだ。