ゆきたんくは、旅の楽しみを拙サイト「幸たんく」の中でこう書いている。
見知らぬ土地、いわゆる初めての土地に立った時は自分の存在がなんと小さく感じることでしょうか。
幼い時に経験した、不安にも似た感覚を瑞々しく感じることができるのが旅であると思います。
また旅での経験が自分を変えていく糧の一つであることを表現できたらとも思います。
14年前に「幸たんく」を立ち上げた時に、恰好をつけて書いた文である。
そして、「不安にも似た・・・」なんて書いておいて、その逆の気持ちも味わっているのである。
まあ、一つに歴史の勉強が不足しているのが一番の原因だと思っている。
よく言われた言葉に、
「若いうちに勉強した方が良いよ。」
「生活に追われて時間が足りない時ほど、勉強したくなるよ。」
現在では、それを実感しているゆきたんくである。
さて、エラそうなこと書いておいて、「逆の気持ち」を味わったことに触れる。
初めて台北に行った時のことだ。
宿泊していた新駅旅店から歩いて15分の紅楼に行った時のことだ。
紅楼
1908年建築の台湾で初めての市場だったところ。
かつては映画館として栄え、当時の学生に人気のスポットだったそうだ。
現在は「台北文化基金会」が運営管理をしている。
ということで見に行った。
回りは台湾の方、日本語なんて聞くことができない。
片言の英語では通用しない。
そんな時、、、
紅楼100年の歴史が展示されているのを見た。
その一部の写真がこれ。
なんと、
これを見て、安心してしまったゆきたんくである。
なんと気の小さいことか。
1895年から1945年までは日本が統治していた時代。
その時代の物が展示されていたんだな。
インフラとか、教育を受けられる環境作り、不正はしないということが日本人の評価になっているようだけれど・・・
他国と日本を比べれば相対的に良かったということは確からしいが、台湾人を差別したという話がある。
まぁ、勉強不足なので、これ以上は触れない。
海外に旅行するならば、やっぱり歴史の勉強をしておかないといけないな。