いやぁ、子育ても終わりに近づいたなぁ・・・
その間に追っかけもした。
長男の追っかけ、次男の追っかけ。
次男の追っかけは高校卒業と同時に終わる予定だったのだが、大学生となった現在も続いている。
いろいろな役をやらせていただいたが、はまり役だったのが野田秀樹氏の「赤鬼」の登場人物トンビである。
なんせ頭の足りない男ということで「地でやることができた。」という話なのだから・・・
1、2、一杯
3以上の数は一杯と言う、2までしか数えられない男である。
浜辺の町で漁を生業にしている村があった。
そこにたどり着いた、兄妹がよそ者として邪険に扱われているのだ。
頭の足りないトンビは、浜に流れ着いたビンを集めているミズカネにビンを買ってもらって生計を立てている。
浜の女達が魚が取れないので「今日はしけているねぇ」に対し、「俺はそうでもないよ。」
ビンを一杯拾ったと喜んでいる。
「いくつ拾ったんだよ」に対して「1、2、一杯」と答えるシーンだ。
親として思う。はまり役だった。