今週は妻の出張があったので、食事のほとんどはゆきたんくが作った。
息子たちに好き嫌いさせず、残させずと親父から受け継いだ家庭教育を振りかざして毎日を過ごしていた。
写真を見ていただきたい。
千葉県松戸市にある「大勝軒ROZEO」のチャーシューそばである。
味はもういうことはない。

チャーシューそば
同い年の仕事仲間と出かけた時に食したものである。
そう、息子たちに親父の権力を振りかざしていた時だった。
ふと記憶に甦ったのが写真のラーメンである。
ゆきたんくのが子供のころ、調子に乗ってご飯をお代わりしていた。
ところが茶碗半分を残しておなかが一杯になってしまった。
ゆきたんく 「残していい?」
親父「だめだ。」
ゆきたんく 「もうおなか一杯なんだけれど・・・」
親父「吐いてもいいから食え。」
こんな会話をしたと思う。
その時に残さず食べることができたので、現在自分の体があると思う。
もちろん、それはゆきたんくが自分の息子たちに言ってきたことだった。
自分の勝手でおかわりをしたのだから残してはいけないのは当たり前のことだった。
さて、大勝軒。ゆきたんくはチャーシューそばを注文した。
ダイエットをしてるとは言え、昼間はしっかりと食べている。
注文の品が運ばれてきて、チャーシューにかぶりつく。
噛んだ瞬間に油の風味が口いっぱいにひろがる。
おいしいのだが、6枚載ってきたうちの半分の3枚で限界だった。
自分の年齢のことを考えていなかった。
お店の方に申し訳ないので、そばは全部食べた。
残したチャーシューを隠すためにスープはけっこう残した。
おいしいラーメンであったが、不覚をとってしまった。
今までは残すなんてなかったのに。
えらそうに息子たちに言ってきたことはなんだったのだろうか。
深く反省しているゆきたんくである。