夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

思わず買ってしまった本の一冊は、『鉄道地図帳』・・。

2008-08-12 17:10:47 | 読書、小説・随筆
10時半過ぎ、暑い中に私は買物に出かけた。

住宅街で宗旦木槿(ソウタン・ムクゲ)、サルスベリの花を誉(ほめ)めながら、
スーパーに着いた。

2階の雑誌コーナーで総合月刊雑誌の『文藝春秋』を買い求めた後、
ひとつの本に目が止まったのである・・。


【もっと旅に出たくなる
    おとなの
         鉄道地図帳】

と題されて、

私は手に取り、パラパラとページを捲(めく)ったのである。

http://shop.gakken.co.jp/shop/order/k_ok/bookdisp.asp?code=1860524000

地域別に沿線の駅名はもとより駅弁、周辺の名所、温泉などが掲載されていた。

何より魅了されたのは、
別冊付録として、『昭和23年 レトロ鉄道地図帳』と題され、
~懐かしの鉄道風景&国立公園切手図鑑つき~
と副題が明示されていた。


私は昭和19年に生を受けた身であり、ときおり国内旅行に行ったりし、
やむえず新幹線を利用するたびに、失望しているのである。

余りにも速過ぎて、旅情の情感もなく、その地を過ぎ去って行くだけが、
新幹線と感じ、単に時間を圧縮できるだけ利点なのである。

私は程々の速さで車窓から、その地の情景を眺め、
旅に来ている、と思いを重要視しているのである。

1970~80年代、国鉄が『L特急』と称した列車が私好みであった。
時速80キロ前後で走り、窓も開き、駅弁も買え、
その地の情景がゆっくりと眺め、
車窓からの風景に魅了され、心に留められることが多かったのである。

このような愛惜を秘めて、思わず購入してしまった。

わずか定価880円の本であるが、
今まで日本の各地に訪れた時代と地域などに思いを馳せることができ、
或いは未知の地に夢想できれば、
私なりの心の宝物のひとつ、と微笑んだりしているのである。


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我家は、街一番・・♪

2008-08-12 08:22:53 | 定年後の思い
東京郊外に住む我家は、それぞれのゴミ出し日が市から指定されている。
原則として、道路に面した敷地の一角に決めた場所に置くのが、
市の収集される方たちとの暗黙の約束となっている。

我家も住宅街の中の一軒屋であるので、門扉を開けて、
内側の一角に、市の指定された燃えるゴミ袋、燃えないゴミ袋、缶などを指定日に置くのある。

市から指定された有料ゴミ袋制度であるが、
ゴミの収集、1部再利用化などを総合的に配慮すれば、
東京郊外の住民のひとりとして、最良の制度かしら、
と私は秘かに絶賛している。


今朝も指定されたゴミを家内の指示棒で、
私なりに整理の補助をしているのであるが、
付近のそれぞれの家より、一番早いと思われる。

少なくとも朝の6時前に、我家では門扉を開けて、
指定された場所に置くのである。


収集時間は、早くても9時過ぎであるので、
『XXちゃんさぁ・・まだ5時半よ・・
この付近のお宅の中で・・一番早いじゃないの・・』
と私は家内に云ったりしていた。

私は最初の頃は、ボヤいていたが、
家内の性格で致しがたいと思い、私は従順に補助役に徹している。



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