日中のひととき、竹田恒泰・著の『旧皇族が語る天皇の日本史』(PHP新書)を読んでいた・・。
この本は、7月の月末に購入した本であったが、
少し読みはじめ、佐渡の旅行、月刊総合雑誌の『文藝春秋』、『中央公論』など、
それ以外の文庫新書が加わったので、
中断していた本であった。
私は7月の月末に、この本のことを少し綴っている。
表紙のすぐ裏に、
【・・
現存する世界最古の国家、日本。
その歴史はすなわち天皇の歴史でもある。
本書では、神話の時代から平成の皇室まで
脈々と受け継がれる壮大な流れを、
朝廷の立場から概観。
・・】
著作者は明治天皇の玄孫のお方であり、朝廷の立場から、日本史を教示を受けようとし、
購入に思い立ったのである。
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69711-6
中断していた鎌倉時代から読みはじめていたのであるが、
豊臣秀吉の時代で、『秀吉による北京遍都計画』を私は初めて知り驚いたのである・・。
【
・・無謀な朝鮮出兵を強行し、漢城(現在のソウル)を没落させると、
とんでもない軍事計画を立案した。
北京に遍都し、後陽成天皇を譲位させたうえで、
上皇が北京に行幸するというのだ。
秀吉はやる気だった。
この驚天動地の計画が打ちあげられたことは、
国家の危機であると同時に、天皇家にとっても危機であった。
だが、この秀吉の計画を阻止したのは、すでに上皇となっていた正親町院である。
この外征計画が無謀であることは誰の目にも明らかだったが、
飛ぶ鳥をも落とす勢いの秀吉を抑えることができるのは、
正親町院以外にはなかった。
・・
】
注)著作者の原文より、改行を多くした。
この後は、大変に歴史上考えさせられる内容であるが、
著作者の力量溢れる綴りである上、著作権侵害と思われるので、
残念ながら、紹介の転記は省略する。
こうした私にとっては、未知のことであり、
拙(つたな)いなりに読書の魅力にとりつかれるのである。
そして、あの当時の中国は明の万暦帝の時代であり、
宗主国として日本から李氏朝鮮が侵入されたので支援をしたり、
周辺の満州の女真に自国の遠征軍が敗退する、といった多事多難の時代だった。
しかし明が衰退期であったが、やはり大国である。
なぜ、秀吉は朝鮮半島を侵略している時、
明まで発想させられたのか、
こうした想像をしたりすると限りなく思考させられ、
次のページに進まないのである。
あくまでこの本は、天皇から観た日本概要史であるが、
こうした切り口から日本の歴史を明示されると、
私は歴史好きの63歳の身であるが、改めて数多く教示されている。
この本は、7月の月末に購入した本であったが、
少し読みはじめ、佐渡の旅行、月刊総合雑誌の『文藝春秋』、『中央公論』など、
それ以外の文庫新書が加わったので、
中断していた本であった。
私は7月の月末に、この本のことを少し綴っている。
表紙のすぐ裏に、
【・・
現存する世界最古の国家、日本。
その歴史はすなわち天皇の歴史でもある。
本書では、神話の時代から平成の皇室まで
脈々と受け継がれる壮大な流れを、
朝廷の立場から概観。
・・】
著作者は明治天皇の玄孫のお方であり、朝廷の立場から、日本史を教示を受けようとし、
購入に思い立ったのである。
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69711-6
中断していた鎌倉時代から読みはじめていたのであるが、
豊臣秀吉の時代で、『秀吉による北京遍都計画』を私は初めて知り驚いたのである・・。
【
・・無謀な朝鮮出兵を強行し、漢城(現在のソウル)を没落させると、
とんでもない軍事計画を立案した。
北京に遍都し、後陽成天皇を譲位させたうえで、
上皇が北京に行幸するというのだ。
秀吉はやる気だった。
この驚天動地の計画が打ちあげられたことは、
国家の危機であると同時に、天皇家にとっても危機であった。
だが、この秀吉の計画を阻止したのは、すでに上皇となっていた正親町院である。
この外征計画が無謀であることは誰の目にも明らかだったが、
飛ぶ鳥をも落とす勢いの秀吉を抑えることができるのは、
正親町院以外にはなかった。
・・
】
注)著作者の原文より、改行を多くした。
この後は、大変に歴史上考えさせられる内容であるが、
著作者の力量溢れる綴りである上、著作権侵害と思われるので、
残念ながら、紹介の転記は省略する。
こうした私にとっては、未知のことであり、
拙(つたな)いなりに読書の魅力にとりつかれるのである。
そして、あの当時の中国は明の万暦帝の時代であり、
宗主国として日本から李氏朝鮮が侵入されたので支援をしたり、
周辺の満州の女真に自国の遠征軍が敗退する、といった多事多難の時代だった。
しかし明が衰退期であったが、やはり大国である。
なぜ、秀吉は朝鮮半島を侵略している時、
明まで発想させられたのか、
こうした想像をしたりすると限りなく思考させられ、
次のページに進まないのである。
あくまでこの本は、天皇から観た日本概要史であるが、
こうした切り口から日本の歴史を明示されると、
私は歴史好きの63歳の身であるが、改めて数多く教示されている。