夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

あるサイトから、『秋の七草』を学ぶ時・・♪

2008-08-24 20:00:46 | 定年後の思い
東京の郊外では、秋の七草、といわれても住宅街が多いので、
旅先で偶然に観るか、都立の公園で観るか、
或いは著名な寺院の庭で観るほかはないのである。

やむえず、山上憶良が綴った『万葉集』の一節を読むことが多いのである。


秋の野に咲きたる花をおよび折

   かきかぞふれば七種(なないろ)の花

萩の花 尾花(おばな) 葛花(くずばな) なでしこの花

   をみなえし また藤袴(ふじばかま) あさがほの花



日中のひとときこのようなに感じていた時、
【OCN Cafe】のサイトで、
あるご婦人のお2人を想い出されたのである・・。

お二人とも、季節に応じ、お住まいになられている貴地、周辺の野草などを
その方なりの思い託し美麗にサイトに掲載されて折、
その上、その方自身の文体で日常の心情を綴られて、
私は感動したり、ときには感銘をいただき、
私は秘かに殆ど毎日拝見している。

そして東京郊外では、五十年以前に失われた野草に愛惜し、
遠い私の幼年時代に思いを馳せることが多いのである。


私は齢を重ねた63歳の年金生活をしている身であるが、
何より季節のうつろいを大切にしている信条なので、
あえて、お二人のサイトを明示する。


http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/mottyann4649


http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/yukiusagi898

そして、日本古来から幾数千年受け継がれてきた野草の風情を
私は教示され、確かな伝統美のひとつと深めたりしている。


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東京郊外は、早くも秋霖(しゅうりん)の時節・・!?

2008-08-24 08:50:24 | 小庭の情景を眺めながら
東京郊外は、過日の夜に雷雨があった後、
暑かった夏の季節に別れを告げて、秋涼となった。

私は真夏から秋用に衣替えをしたり、冷茶を止(や)めて、煎茶を淹れたりしていた。

昨日も小雨が降ったり止んだりし、昼下りでも22度前後であり、
10月のこの辺の気候かしら、と感じたりしていた。


今朝、玄関の軒下で空を見上げたり、
樹木を眺めたりしているが、小雨が降り続いている・・。

毎年、今頃の時節であったならば、
蝉(せみ)の鳴き声が盛大に響いて聴こえるのであるが、
この2日の肌寒い雨で、時折かぼそく鳴いている程度である。


居間に戻り、パソコンで私の住む地元の天気予報を検索したりした。
本日の日中は小雨の1日となり、
朝6時は21度、昼下りは26度前後、夜の6時頃に25度となっている。

そして、この先の28日(木)まで、晴れマークがなく、
雨、或いは雨時々曇りが続いている。

古人の人々は、9月中旬から10月中旬頃まで、
冷たい雨が長く降り続けるのを秋霖(しゅんりん)と称していたが、
私はカレンダーを見つめ、まだ8月下旬なのに、
と暑さの苦手な私でも、ため息をしたのである。

そして、雨の舞い降りる空を見つめ、
天上の気候の神々は、どうしてご機嫌が悪いの、
と齢ばかり重ねている63歳の私は思ったりしている。



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