夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

雷雨の日々が続くと、読書は深まり・・。

2008-08-30 18:00:25 | 読書、小説・随筆
雷雨の日々が続くと、読書は深まり・・。
東京の郊外は、ここ1週間は雷雨が多く不安定な日々となっている。

私は慌しく買物をしたりしているが、
自宅の居間、寝室などで読書の時間が多くなっている。

この1週間は、中村政則・著の『戦後史』(岩波新書)を読んだりしていた。

私は昭和19年9月に生を受けた身であるので、
敗戦後から2005年頃まで、どのように日本は歩まれてきたのであろうか、
日本近代史の専門の著者に導かれて、
私なりの今まで感じていたこと、思考してきたことの総決算の決意で、
読んだりしてきたのである。


私は大学を中退し、映画・文学青年の真似事をした後、
サラリーマンを35年ばかりし、定年退職した年金生活の4年生で、
屈折した半生であった。

このような拙(つたな)い私であるが、
この60数年を振り返りながら、著作者の専門知識に導かれると、
あの時は自分はこんなふうに思っていたのであった、
と思いを馳せると、次ページが進まないのである。


そして、テレビで映画脚本家の橋本 忍のインタビューを視聴すれば、
村井淳志・著の『脚本家・橋本 忍の世界』(集英社新書)を再読したりしていた。

http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0305-f/index.html


このような形で、中村政則・著の『戦後史』(岩波新書)の本は、
ほぼ7日間要して読了した。

改めて、私より10歳齢上の日本近現代史の専門家からは、
私は学ぶことが多かったのである。


読了した後、気分転換で、全く違ったジャンルの本を読み始めたりしている。
中川右介・著の『カラヤン帝国興亡史』(幻冬舎新書)である。

http://www.gentosha.co.jp/search/list.php?FREE=%A5%AB%A5%E9%A5%E4%A5%F3%C4%EB%B9%F1&PUBLISH=7&LIST=10&OFFSET=0&SEARCH=3&sbtn1.x=14&sbtn1.y=6



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昨夜も我家は、パソコンは遮断、電話は不通とし・・♪

2008-08-30 09:16:55 | 定年後の思い
東京郊外の調布市に住む我家は、
昨夜の8時前、私がブログの投稿文を綴っていた時、
遠方で雷鳴が響き、急いで投稿した後、電源のコンセントを抜いたのである・・。

我家は、NTT東日本の光回線のBフレッツに加入し、
インターネットの回線と『ひかり電話』のワンペア形式であるので、
結果としてはバソコンは遮断され、
電話も不通となるのである。

雷鳴よる誘導雷で家電製品に被害を受ける、
と知ったのは遅ればせながら、一昨日の夜からであり、
少なくともハードディスクのあるパソコンの被害を防止するために、
この電源元のコンセントを抜く万全策としたのである。

そして、停電のことも配慮し、2階の寝室、1階の居間に、
それぞれ懐中電灯を置いたのである。


私達夫婦は、携帯電話も使えないので、
所有していなく、
この間は電話は不通となるが、止む得ないと思ったりした。

そして、懐中電灯もなかった場合は、
蝋燭(ロウソク)を用意しなければならなく、
こうした環境になれば私の幼年期と同じ、
と微苦笑したのである。


その後、雷鳴は深夜まで鳴り響き、
ときおり付近に落雷が数度に地響きをたてながら、豪雨となったが、
少しボケた私の記憶でも、このような長時間は
今まで体験したことがないのである。

私は布団の中で眠りに付く前、
どうして天上の気候の神々は、ご機嫌が悪いの、
と思いながら寝付いたのである。



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