夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『毘』の戦旗の小旗が揺れ・・♪

2008-08-14 19:28:06 | 旅のあれこれ
過日、佐渡の旅行に行く際、直江津港のフェリーに乗船する前、
上越市の外れにある『上杉戦国物語展』の会場に入場した。

私は戦国時代の名将のひとり上杉謙信には、
余り知らないが、展示品を早めに観た後、
会場の外側にある喫煙場で煙草を喫ったりしていた。

会場の門前の周辺にし、上杉謙信の戦旗を模した軍旗が数多く、
風を受けてはためいていた・・。

家内たちは、展示会場にいるらしく、
私は売店の近くの椅子に座って、待機していた。

売店の背面に、戦旗が、
紺色に染められた生地に白く『毘』と明字され、
或いは白生地で朱色で鮮やかに『毘』と書かれた旗もあった。

いずれも白いプラスチックの旗軸は180センチの高さであり、
旗本体は120センチの長さ、横幅は30センチ前後である。


私は家内たちを待っている暇があったので、
売店の50代の男性に、
『立派な戦旗ですね・・』
と私は声をかけた。

『お誉め頂き・・有難う御座います・・よろしかったら、1500円で・・』
と男性は、私に微笑みながら云った。

『私は・・新潟の上越出身であったら・・
2本買い求め・・自宅の門扉に差して置きますが・・
残念ながら、東京の田舎者でして・・』
と私も微笑みながら、男性に云った。

『私の場合は・・部屋の暖簾(のれん)にしていますよ・・』
と男性は私に云った。

『地元のお方でしたら・・それも素敵ですね・・』
と私は男性に云った。

この後、売店のショー・ケースの上に、
旗軸は30センチの高さの可愛らしい小旗が3本ばかりあったのに、
気付いたのである。

『この小旗だったら・・部屋でも飾れそう・・』
と私は云いながら、たった1本を買い求めたのである。



帰宅後、パソコンの置いてある机の隅に、
この小旗を立てかけたのである。

紺色に染められた生地に白く『毘』と明字され、
エアコンの微風を受けて、小さいながら一人前に揺れながら、
はためいているのである。

たった650円の品であるが、
時折こうした戯(たわむ)れを私はするのが、
悪い癖のひとつである。


尚、『毘』の由来は、
戦国武将の上杉謙信公が信愛していた、毘沙門天から命字されたいる。

http://uesugi.yonezawa.info/?p=log&l=68359


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朝涼(あさすず)のひととき・・♪

2008-08-14 10:01:02 | 定年後の思い
齢を重ねてきたせいか、この時節は5時前に目覚めることが多い。

東京の郊外は、日中は猛暑であるが、
早朝のひととき、幾分涼しげな空気につつまれ、
朝涼(あさすず)のひとときを迎えている・・。

私は洗面後、雨戸を開けて、玄関庭の軒下に下り立った。

そして、樹木を眺めたりしながら、煙草を喫ったりし、
淡紫色の高砂木槿(タカサゴ・ムクゲ)の花を眺めたり、
塀際に群生している蒼色の紫露草(ムラサキ・ツユクサ)花を誉(ほ)めたりしていた。

このような時、蝉(せみ)の鳴き声が聴こえ、
蜩(ひぐらし)かしら、
と私は鳴き声のある方に心を寄せたのである。

私は俳句を詠(よ)む素養はないが、
有数な俳人の方が詠まれた句を学びながら読むのは、
好きなのである。


ひぐらしや 明るき方へ 鳴(なき)うつり
             詠み人 暁台


江戸時代の中期の俳人の加藤暁台のひとつの句であるが、
想いだされたのである。

そして、江戸時代でも、このような思いの詠まれたのに驚きながらも、
いつの時代でもこの時節は変わらない、と私は微苦笑したのである。



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