夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『長月』、9月の時候を学べば・・♪

2008-09-01 09:59:42 | 定年後の思い
春夏秋冬の季節に恵まれた日本の各地に於いて、
古来より、その時節に応じた時候が育(はぐく)まれてきたが、
それぞれの人の思いなり感性で、
封書に入れた手紙や簡略な葉書が認(したた)められてきた・・。

私は齢を重ねた63歳の身であり、
屈折した半生を歩んだ拙(つたな)い身なので、
ときおり時候に戸惑う時がある。


やむえず、先ほどから長月の9月の時候を調べたりしていた。


◎秋色は次第に濃くなって

◎一雨ごとに秋気が深まります。

◎木の葉もそよぎにも涼気を覚える頃

◎月の光も色ももうすっかり秋です。

◎秋照りに稲の穂は次第に熟し


●天高く馬肥ゆる秋

●初秋の空もさわやかな季節

●ぶどうの味覚も秋が感じられる昨今

●秋の色がしだいに深さをまして

●そぞろ涼風の立つころ


前記の◎印は、鑓田研一・著の『手紙百科』(大泉書店)で、
私が東京オリンピックの頃に購入した本であった。
10数が記載されていたが、私なりに選定した時候のことばである。

後記の●印は、4年前頃に、
郵便局に置いてあった栞(しおり)のような小さな紙で印刷され、
7つのことばから、選定させていただいた。


私は40数年の間に、日本の各地は大きく変貌したのであるが、
それぞれの日本人の心は余り変わらないことに、
改めて気付き、安堵したりしたのである。


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長月(ながつき)を迎えて・・♪

2008-09-01 05:50:53 | 定年後の思い
昨夜、8月の葉月(はづき)のカレンダーに別れを告げて、
新たなる9月の長月のカレンダーとなった。

古来より夜が長くなるので、
『夜長月(よながつき)』の省略したこと、と云われたりしてきた。

或いは、月が長い時間にみられる月、
と云われたりしている。


私は暑さの苦手な夏が過ぎ、
暑さ寒さ彼岸までを頼りに、毎年この時節を迎え、
樹木や草花を誉(ほ)めたり、そして月を眺めたりし、
秋風に身をゆだねていることが多い。
このような思いで、夏から初秋までの季節のうつろいを享受している。


先ほど、夜明けが遅くなったので、
私の住む地域での『日の出』を調べたりしていた。

http://www.nao.ac.jp/koyomi/

そして、陽が暮れる『日の入り』も確認し、
7月の初めより、日中が短くなったことを、これ等のサイトで改めて知ったりした。


私はこの時節、月を眺め、誉(ほ)めて過ごすつもりであるが、
月は眺めるものであって、宇宙飛行士などが探検するのは、おこがましい、
と確信しているひとりである。



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