夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

石原・総理&小池・副総理・・!?

2008-09-03 10:16:23 | 時事【政治・経済】等
一昨夜、NHKの『ニュースウオッチ9』を視聴していたら、
臨時記者会見として、『福田首相、辞任表明』が行われ、私は驚いた・・。

私も国民のひとりとして、真摯に会見の内容を見ていたが、
ただ、最後のある記者の質問にも大胆に質疑されたことも驚いたのである。

質問
『・・首相の退陣会見を聞いても「ひとごと」のような印象があります。
安倍前首相に続き、このような形で辞めることが・・
自民党を中心とする政権に与える影響をどう考えますか?・・』

福田首相
『・・自民、公明両党の政権が順調にいけば、それに越したことはない。
しかし、私の先を見通す目の中には、決して順調ではない可能性がある。
その状況の中で、不測の事態に陥ってはいけないとも考えた・・。
「ひとごとのように」と言われたが、
私は自分自身を客観的に見ることができる。
あなたと違う・・。
そういうこともあわせて考えてほしい・・』


私はこれまでの答弁を真摯に受け止め、そして憂いていたのであったが、
この答弁の最後には思わず笑ってしまったのである。

私は中小業の民間会社を定年退職し、年金生活の4年生の身であり、
政治の世界に疎(うと)く、少しボケた身でもある。

私の記憶に間違いがなければ、このように聴こえたのである・・。
私は思わず笑ったのは、生活に苦労されず裕福な育ちで、
エリートに多く観られるプライドの強い人だなぁ、
と素直に感じたのである。


昨日のニュースは、自民党の後継者選びが多く、
政治混迷の中で、景気回復の経済対策、道路特定財源、
消費税など問題が山積みとなっている昨今、
無力な私はため息をしながら、
新聞を読んだり、テレビのニュースを視聴したりしていた。

何かしら、後継者が麻生幹事長が有力視されていると知り、
禅譲のパターンか、と感じたのである。
これでは、流行ことばである「国民の理解は得られない・・」
という格言を思い浮かべたのである。

過日、『北京オリンピック』の柔道で、
輝かしい金メダルを獲得した石井選手のことばを思い出し、
民主党に『勝つ』力量、何より国民に理解され、投票に応じて下さる人は・・
と思ったのである・・。


何より自民党が国民から信頼される政権与党にするには、
党内で思い切った改革が前提であり、
まずは60歳以上の方は長老役に徹し、
経験不足の若手の知恵袋となり、支援に徹する。

そして若手の布陣の中から、総理、副総理を選定し、長老の1部がやむえず3役に配陣し、
多くの大臣は若手とする。

このような妄想の中で、
渡辺喜美・前行政改革相は日頃から好感し、最有力と思ったのであるが、
全国のご婦人の投票を配慮すると、
残念ながら弱い、と感じるのである。

このように消去すると、『勝てる布陣は』、
石原伸晃・元政調会長を総理大臣にし、副総理大臣は小池百合子・元防衛相、
新鮮で強力なコンビかしら、と思ったのである。


私は日頃から、民主党の元党首だった岡田克也、前原誠司の両氏には
好感しているひとりある・・。
しかし残念ながら、両氏に支援するどころか、党内の足の引っ張り合いで、
この両氏の英知、力量が発揮されていない、
と思ったりしているのである。

こうした思いから、私の理想としては、
前原誠司・民主党副党首を党を超え、
彼の秘めたる英知を国家の為、何より国民の為に自民党に引き込んで、
総理大臣に任命させ、
今後の少なくとも10年先までの日本の針路の基盤形成を託(たく)す、
この程度ぐらいは、自民党の現在の長老の責務と思ったりしている・・。

このような妄想を少しばかりボケた63歳の私は、
ため息をしながら願ったりしている。




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私なりの錦繍の想いで・・♪ 最終

2008-09-03 10:13:32 | 定年後の思い
私なりの錦繍の想いで・・♪ 最終
昨年の11月下旬に、私達夫婦は『宮島・萩・津和野』に2泊3日で、
団体観光ツアーに参加した。

宮島は未知の地で、いずれは宮島の美景を観たい、という思いがあった。

私の住む東京の郊外よりも山陽の暖かい地であり、
宮島でめぐり逢えた錦繍を掲載する。

以前、あるサイトで『宮島・萩・津和野紀行』と題して投稿した1部を抜粋する。

・・

  『大聖院』摩尼殿は、美の結晶なり

宮島弥山の大本山と称されている大聖院に私達夫婦は、
朝の8時過ぎに散策した・・。

仁王門から御成門までの石段の階段の中央には、
大般若の経筒があり、触れながら昇ると、無量の福が得られることで知られている。
家内は触りながら、ゆっくりと昇ったりしてきた。

私は昇りきった御成門から境内にたたずむと、
目前の切り立った丘の中腹に弐層の建物に目を奪われた・・。

松の緑の中、朱色、黄色の彩(いろど)りした落葉樹の錦繍の世界に囲まれ、
忽然と佇んだ摩尼殿に心を寄せられた・・。

こうした光景を目の前に展開されると、まぎれない美の世界が素直に理解でき、
私なりの至福な時を過ごせた・・。

境内に並ぶ地蔵堂、釈迦涅槃堂、奥まった高台に大師堂があったが、
この摩尼殿を眺めていれば、充分である。

団体観光ツアーの制約時間の中、
フリータイムを使って、家内と寄ったが、出来れば1日この大聖院で過ごせれば、
これ以上の望みがない、と断言できるくらい魅了された処である。

この後、紅葉谷公園の遊歩道を散策したが、
数多くのモミジの朱色、黄色に染められたイロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジ等を眺め、
既に落ち葉となった道を踏みしめ、ときおり木漏れ日を受けたりすると、
心まで染まるようである。

こうして旅先から戻り、綴っていると、
萩、津和野も周遊したが、のちの想い、としては、
摩尼殿、紅葉谷の遊歩道は生涯の心の友となる、
と確信を深めている。

・・


私は長々と旅先でめぐり逢えた錦繍の世界を掲載してきたが、
それぞれの日本の各地の秋、晩秋の情景は今でも心に深く残っている・・。


私は錦繍の時節は、自宅の主庭、玄関庭の雑木を眺めたりしている。

10月の中旬の頃、黄色に染められ無花果(イチジク)の葉から始まり、
紫木蓮(シモクレンし)も黄葉となり、
花梨(カリン)が朱色に染められ、
白梅が黄色い葉を落葉した頃、
モミジの4本の樹木が朱色に染めて、
12月の初旬に落葉し、吹き寄せのように地上を彩(いろど)ったりしている。

そして私は付近の遊歩道を散策したりし、
秋のうつろい情景を享受し、今年も確かに受容できた、
と毎年深く心に留めたりしている・・。




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