夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

政局の昏迷を深めた時、ときおり私が開く本は、水木 楊・著の『2025年 日本の死』・・。

2011-06-02 22:54:36 | 時事【政治・経済】等
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であり、
政治にも疎(うと)い身であるが、つたない私でも政治の政局が激動した時、
ときおり開いて読む本がある。

何かしら肝要の政権与党の民主党の内部で、権力闘争が激しく露呈した上、
野党の自民、公明、たちあがれ日本の3党が提出した菅内閣不信任決議案に、
一部の民主党の議員諸兄諸姉が同調する、と朝のニュースで知ったりした。

もとより東日本大震災、福島原発に寄る国難の時、
多くの国民の心情を無視したかのような状況に、困ったなぁ、と私は苦笑したりした・・。

何より国政が不安定となり、悪化すれば更に日本の混迷期となるので、
無力な私は憂(うれ)いているのである。


こうした時、私の書棚から一冊の本を取り出して、開いたりしている。

水木 楊(みずき・よう)・著の『2025年 日本の死』(文藝春秋)であり、
1994(平成6)年2月に発刊された単行本である。

この本の帯には、

《 あと30年で日本という国家は消滅する
             迫真の近未来シミュレーション 》

と大きく掲げられている。

著作者の水木 楊(みずき・よう)氏は、1937年(昭和2年)生まれで、
日本経済新聞社で各部署を歴任し、この本を発表された当時は、取締役・論説主幹である。

私は氏の著作の本は、1990(平成2)年頃から3冊ぐらい愛読していた身なので、
この本も発売日に購入し、精読したひとりである。


『2025年 日本の死』の概要は、1995(平成7)年頃からの日本の状況を予測し、
社会動向を織り交(ま)ぜて政治の基軸がないまま、
党利党略ばかり不安定期な時期となり、長い混迷期となった後、
やがて国際社会からも取り残され、悲惨な衰退となる、30年間を明示している。

私は今回のような政局の昏迷を深めた時、ときおり私が開き、
幾度も読んできた一冊の本であり、
著作者が少なくとも1994(平成6)年以前に予測されて綴られているが、
昨今の状況でも決して色あせず、数多くのことが近似しているので、
何かと私は教示を受けている。

政権与党の民主党、野党の自民党、公明党・・、国家議員の諸兄諸姉はもとより、
国民の多くが読んで頂きたい、と思っている。

何よりも国政の不安定の末、混迷を深めて、日本が衰退するのは、
一番困り果てるのは、国民ひとりひとりであることは、いうまでもないことである。


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それぞれの映画の作品は、つたない私には人生の教科書のひとつである・・。

2011-06-02 10:18:53 | 映画・テレビ
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
私は小学3年生の頃から、独りで映画館に行き、その後も熱愛し過ぎて、
東京オリンピックの開催された1964(昭和39)年に大学を中退し、
映画、文学青年の真似事までした時代があった。

1970(昭和45)年の春、ある大手の企業に中途入社するまで、
満天の星空を眺めるように、数多くの映画を映画館で鑑賞した。

この後は、サラリーマンとなっていたので、
多くの人と同様に多忙な35年を過ごした。

このサラリーマン時代は、余り映画館に通うことなく、
ビデオ・テープ、DVDをソフト販売店で購入したり、
テレビのWOWOW、NHKのBSで鑑賞したりしていた。


私にとっては、それぞれの映画の作品は、自己形成に多大な影響をもたらし、
歴史、文化、風俗、信念などあらゆる要素を多々学び、
何よりそれぞれの主人公から人の理念から情念まで教示され、
人生の教科書のような存在であった。

私は小説、随筆などの読書と共に、
映画は欠かすことの出来ない私なりの大切な鉱脈である。


過日の5月に本の整理を大幅にしていた時、
映画に関する書棚から、数多くある『週刊20世紀シネマ館』の片隅みに、
【1981~2000年の名画グラフィティ 20世紀のラストを飾った名画100選】の一冊に、
懐かしげに長らく見たりした。

そして、この中にレポート用紙の書き込んだメモ書きがあり、
私は微苦笑しながら見たりした。


【・・
この中で、鑑賞した作品で、

感銘した作品《☆☆☆》、

ある程度感心作品《☆☆》、

まあまあ程度《☆》、

時間を無駄にした《★》、

と思った作品を列記する。


1981年【昭和56年】
☆『レイジング・ブル』
☆『エレファント・マン』
☆『レイダース 失われたアーク(聖櫃)』
☆『普通の人々』

1982年【昭和57年】
☆☆『黄昏(たそがれ)』
☆『炎のランナー』
☆『E.T.』

1983年【昭和58年】
☆☆『ガンジー』
☆『ソフィーの選択』
☆『フラッシュダンス』
★『ガープの世界』

1984年【昭和59年】
☆☆☆『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』
☆『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説球』

1985年【昭和60年】
☆☆『アマデウス』

1986年【昭和61年】
★『エイリアン2』

1987年【昭和62年】
☆☆☆『プラトーン』
☆☆☆『アンタッチャブル』
☆『トップガン』

1988年【昭和63年】
☆☆☆『ラストエンペラー』
☆☆『ウォール街』

1989年【平成元年】
☆☆『レインマン』
☆『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』
★『バットマン』

1990年【平成2年】
☆『7月4日に生まれて』

1991年【平成3年】
☆☆☆『羊たちの沈黙』
☆『ダンス・ウィズ・ウルブス』
★『ターミネーター2』

1992年【平成4年】
☆☆☆『JFK』
☆☆『氷の微笑』

1993年【平成5年】
☆☆☆『許されざる者』
☆『ラスト・オブ・モヒカン』

1994年【平成6年】
☆☆☆『ピアノ・レッスン』
☆『スピード』

1995年【平成7年】
☆☆『ブレイブハート』
☆『ダイ・ハード3』
☆『アポロ13』
★『フォレスト・ガンプ/一期一会』

1996年【平成8年】
残念ながら、該当するのは無。


1997年【平成9年】
☆☆☆『イングリッシュ・ペイシェント』
☆『シャイン』
☆『インデペンデンス・デイ』
★『秘密と嘘』

1998年【平成10年】
☆☆☆『L.A.コンフィデンシャル』
☆☆『プライベート・ライアン』
☆『タイタニック』

1999年【平成11年】
☆☆『エリザベス』
☆『ライフ・イズ・ビューティフル』
☆『恋におちたシェイクスピア』
★『マトリックス』
★『シックス・センス』

2000年【平成12年】
☆☆『スペース カウボーイ』
☆☆『グラディエーター』

この雑誌の100選から洩れていると思える作品も数多くある・・。

たとえば、『インドへの道』、『ダイ・ハード』、『ゴッドファーザー Ⅲ』、『マディソン郡の橋』、『シン・レツド・ライン』。

いずれにしても、上記に羅列した作品の中の一部は、魅了される。
・・】

このようなメモ書きを見ながら、
こうした採点方式を明確に表示すると、
その人なりの人生観、思想まで解かる、と確信するので、苦笑したりした・・。


昨今の私は、映画館まで足を運ぶ魅力作品がなく、ときおりDVDを購入したり、
保存してある古き良き時代の名画を居間で鑑賞することが多くなっている。

このことは上映される作品の質の問題なのか、
或いは私の感性が衰え、齢を重ねた少しボケたのか、私には判らないのが本心である。


追記・6月3日 AM0時20分
   『週刊20世紀シネマ館』、
    そして『1981~2000年の名画グラフィティ 20世紀のラストを飾った名画100選』
   出版は下記の通りである。

http://www.bookclub.kodansha.co.jp/cinema/
☆【講談社ホームページ】<==『週刊20世紀シネマ館』☆

この出版企画をたまたま知った当時、瞬時に魅了されて、長らく購読していた。
私は映画ファンのひとりとなった今、ときおり書庫から取りだし、
優れた映画雑誌のひとつとして愛読している。



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最新一週間のCD店頭販売の首位、シングルは『AKB48』、アルバムは『レディー・ガガ』・・。

2011-06-02 00:50:01 | 定年後の思い
先ほど、【YAHOO! JAPAN】を開き、【雑誌】コーナーで、
ふたつの音楽業界の最新の記事を読み、時代の変貌を感じ、微笑みながら精読した。

最初の記事は、
《 AKB48 『Everyday、カチューシャ』 シングル史上最高 初週売り上げ133.4万枚 》
と題された記事である。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110601-00000309-orista-musi
☆【YAHOO! JAPAN】
  <==【オリスタ】《AKB48 『Everyday、カチューシャ』シングル史上最高 初週売り上げ133.4万枚》☆


私は東京郊外に住む年金生活の66歳の身であるが、
このような人気アイドルグループの頂点にある『AKB48』に関して、
あえて取り上げたのは、ここ10数年の音楽業界の衰退を憂いているひとりあるからである・・。

私の現役のサラリーマン時代は、
音楽業界のあるレコード会社の管理畑の片隅みに35年ばかり勤めていたので、
この当時は、もとより音楽専門誌の『オリコン』、エンターティメント業界情報誌の『日経エンターティメント』、
そして流行月刊情報誌『日経トレンディ』なども精読して、
ソフト全般の動向には、ある程度は理解できていた・・。

レコード業界は1998年の売上のピークで、これ以降今日まで下降している。
主因としては、経済の低迷化の中で、ネットの違法な音楽配信の蔓延化、
そして社会全般の多趣味化である、と私は思ったりしている。

そして正規な音楽配信元の音楽利用料金が、著作権を有するアーティストに対して、
CDと比べて余りにも廉(やす)過ぎる、と私は風の噂で聞いたりしている。

このような環境化で、肝要の音楽アーティストの多くは、
収入の激少化となり、生活もままならず、創作意欲がなくなってしまうのではないか、
或いは転職を余儀なくされてしまうのではないか、と憂いている。


今回のニュースに於いて、昨今に最も勢いのある人気アイドルグループ『AKB48』が、
21stシングル「Everyday、カチューシャ」(5月25日発売)で、
一週間の店頭販売枚数は133.4万枚となり、
たとえ総選挙投票権付きシングルでも、このような驚異的な売上げを悦んでいるのである。

このことは、このニュースで詳細されている通り、
《・・
1996年に和久井映見主演のフジテレビ系月9ドラマ『ピュア』の 主題歌として大ヒットした、
Mr.Children『名もなき詩』(1996年2月発売)が保持する歴代1位記録 の初週120.8万枚を
15年4ヵ月ぶりに更新した。

これまでシングル初週売上で上位TOP5を占めていたのは、
前出のMr.Children『名も泣き詩』 (120.8万枚/1996年2月発売)を筆頭に、
宇多田ヒカル『Addicted To You』(106.8万枚/1999年11 月発売)、
『だんご3兄弟』(102.6万枚/1999年3月発売)など、
いずれも1990年代に発売された楽曲ばかり。
今回はそれらCD全盛期の作品をすべて抜き去る快挙となった。

そして、『AKB48』は8作連続首位となり、
女性グループとしてはピンク・レディー(1978年10/2付『透明人間』)以来32年8ヵ月ぶりとなった。
・・》

この後の私は、
アルバムは、世界で昨今に最も勢いのあるレディー・ガガ、
通算3枚目のオリジナルアルバム『ボーン・ディス・ウ ェイ』(5月25日発売)が
発売1週目で自己最高の売上18.4万枚を記録し、日本初首位となり、
洋楽女性アー ティストではグループも含め、
2008年5/19付『ハード・キャンディー』(2008年4月発売)で獲得のマドンナ以来3年ぶり、
と読んだりしたのである。

私は半年前の頃から、遅ればせながらレディー・ガガの圧倒的な存在に魅了されたので、
このサイトに3通ぐらいは投稿を重ねている。

こうした身なので、この後、
《 レディー・ガガ、自己最高の初週売上で初の首位獲得 》
と題された記事を深く精読したのである。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110601-00000314-oriconbiz-ent
☆【YAHOO! JAPAN】
  <==【オリジナル コンフィデンス】《レディー・ガガ、自己最高の初週売上で初の首位獲得》☆

この中の記事を読んでいる中に、
《 レディー・ガガ人気の背景~注目されるポップアイコン》
と題された特別記事があり、専門家に寄る優れた分析の寄稿文と私は瞬時に感じ、
音楽ファンはもとより、各ビジネス分野で活躍される方たちも、
一読されれば、と確信させられた寄稿文である。

このことに関連して、私は5月27日にこのサイトで、
【 レディー・ガガに学ぶビジネス戦略、ドイツのビジネス研究者も注視し、私は微笑んで・・。】
と題して投稿している。

http://blog.goo.ne.jp/yumede-ai/e/2ca4d51a5e6c84f153a5cbff187af726
☆【年金青年たわむれ記 ~かりそめ草紙~】
     《レディー・ガガに学ぶビジネス戦略、ドイツのビジネス研究者も注視し、私は微笑んで・・。》☆

このように投稿しているので、各ビジネス分野で活躍される方たちは、
たとえ睡眠時間を削っても一読されれば、と深く感じたりたりしたのである。


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