夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『石油は、8000年・・大丈夫・・』、武田邦彦・先生から教示され、齢ばかり重ねた私は驚きながら・・。

2011-06-29 18:17:11 | 読書、小説・随筆
私は東京郊外の調布市に住む66歳の年金生活の身であり、
過日の6月22日に於いて、このサイトで下記の投稿文をした。

http://blog.goo.ne.jp/yumede-ai/e/995b862861a76b6d630d8b066af02877
☆【年金青年たわむれ記 ~かりそめ草紙~】
   6月22日【 武田邦彦・著の『エネルギーと原発のウソをすべて話そう』、読んでみたい本のひとつ・・。 】

この後、他の文芸書を2冊ばかり読んだりしていたので、
遅ればせながら、本日の午前のひとときから、この本を読み初めて、
ただいま半(なか)ばぐらいであるが、多々教示を受けたりしている・・。

特にこの中で、圧倒的に驚き、やがて溜息(ためいき)を重ねたのは、
《・・
様々な資料を入手し、調査に行き、試算として、
(石油は)8000年はもつというところにたどりつきました。
・・(略)・・
いま出回っている「石油の寿命」の数字は、ビジネス上の数字です。

石油会社は決して資源がたくさんあるとは言いたくありません。
たくさんあると言えば、石油の値段が崩れてしまうからです。
それが「あと40年」という「寿命」につながります。

・・(略)・・

なぜ私が石油の寿命について述べるかといえば、
すでに学者として引退しているも同然だからです。
これから先に学術論文を出すこともないだろうからできる。

現役の学者であれば、推定で論文を書くことはなどできませんから、
私はあえてそれをしているということです。
・・》
注)本書108、116ページ
  原文をあえて改行を多くした。


齢ばかり重ねた私は、新聞、テレビのニユースなどで、
石油を今のままで使用すると、あと40年ぐらいで枯渇しまうので・・、
と幾たびか読んだり、視聴したりしてきた。

こうした国、自治体、企業などの思惑、何よりも利害に捉われない武田邦彦氏の
本書に於いて、
《・・
•第1章 原発の後始末もウソばかり
•第2章 原子力と国際社会とエコと核
•第3章 自然エネルギー幻想と石油のウソ
•第4章 もう騙されない福島原発
•第5章 忘れられた地震予知の罪
•第6章 ウソとタテマエと巨大技術
・・》
それぞれの命題を、
恥ずかしながら高校時代で物理、微分積分『2』の劣等生のだった私が、
少し難しいかなぁ、と思いながら読み始めた・・。

そして、初級者として難問を多々教示され、開眼しはじめて、
今までの66年間に学んできたことは、何だったの・・と動顚して、
そして溜息をついたりしている。


下記のマーク(バナー)、ポチッと押して下されば、幸いです♪
にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へにほんブログ村

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へにほんブログ村



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする