私は東京郊外の調布市に住む年金生活の67歳となった身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
ときおり家内との共通趣味の国内旅行をしたりしている。
一昨年の2010〈平成22〉年の頃からの国内旅行に関しては、
家内が海上で遊泳している鯨(クジラ)を観てみたいわ、と私に云ったし、
色々と調べた結果、海外旅行には苦手な私たち夫婦は、
小笠原諸島の『父島』で2、3月にザトウクジラが観られることが多いと知った。
往復路は『おがさわら丸』を利用して、片道だけでも都心から1000キロ南下する25時間半の船旅となり、
父島の静寂で景観の良い海辺のリゾートホテル『ホライズン』に宿泊した。
結果的には、2月24日から3月7日まで船中泊往復路2泊、『父島』のホテル滞在9泊となった。
その後、若葉の季節に5月24日から9泊10日間で、
JRの秋田新幹線の特急『秋田こまち』、五能線などの『リゾートしらかみ号』、
帰路は東北新幹線などを利用して、
青森県の日本海に面した黄金崎(こがねざき)にある観光ホテル『不老ふ死(ふろうふし)温泉』に3泊、
その後は竜飛岬にある竜飛崎温泉の観光ホテル『ホテル竜飛』に3泊、
そして八甲田山連峰のほとりにある『酸ヶ湯』温泉に1泊、
最終として『蔦〈つた〉温泉旅館』に2泊をした。
夏の終りの旅路は、8月30日から9月4日まで5泊6日で、
東北新幹線、そして山田線を利用して、
東北地方の太平洋に面した三陸海岸で、岩手県の宮古市の海岸にある清麗な『浄土ヶ浜』を訪れ、
『浄土ヶ浜パークホテル』に3泊した後、
盛岡市の郊外にある繋(つなぎ)温泉の奥地にある鶯宿(おうしゅく)温泉の『長栄館』に2泊した。
12月中旬になると、青森県は雪の舞い降る頃と思い、
東北新幹線、そして五能線などの『リゾートしらかみ号』を利用して、
12月14日より、青森県の十和田湖の山奥にある『蔦(つた)温泉』に再訪し4泊し、
ブナの雪景色の中を散策したり、観光客のいない雪舞い降る奥入瀬渓流に魅了したり、
その後は青森市内の『青森グランドホテル』に1泊し市内を散策、
そして日本海の黄金崎の『不老ふ死温泉』に再訪して3泊して、8泊9日間で訪れてきた。
そして昨年の2011〈平成23〉年の2月13日より、雪舞い降る時に山形県の銀山温泉に行って観たいわ、
と家内は私に言ったりしたので、
山形新幹線の特急『つばさ』などを利用して、
銀山温泉の旅館街の中ほどにある『旅館 永澤平八』に4連泊して、
街並み、そして付近を散策した。
その後は、最上地域の『最上川の船下り』をする為に、
悪天候を配慮して、付近の新庄のビジネス・ホテルの『ルートイン新庄』に1泊宿泊し、
5泊6日で冬の旅をした。
このように青森県、岩手県、山形県などの東北に改めて魅了された私たち夫婦は、
五月中旬に秋田県の田沢湖を北上した乳頭温泉郷の各地の温泉めぐりと散策で、
8泊9日間の予定を3月の初旬に立案して、
いつも愛用している旅行代理店に予約をしょう、と決意していた。
この後は、3月11日に東日本大震災で各地が甚大な被災となり、
私たち夫婦は、訪れてきた各地の余りにも痛々しい被害に唖然とし、
旅行の予定も中止し、私たち夫婦は日常生活も変貌したのである。
こうして過ごしている間、旅行会社から幾たびか小雑誌が郵送されて、
ときおり私たち夫婦は、見たりしてきたが、意欲がなく心が定まらなかった。
夏が終わり、落葉樹のたわわな葉が朱色、黄色などに染められる各地の錦繍の情景の紹介記事を見たりすると、
どの地域に魅せられるところは・・と漠然と探したりした。
私の住む地域は調布市の片隅であり、世田谷区と狛江市に隣接した辺鄙なところで、
11月3日の『文化の日』の頃から11月23日の『勤労感謝の日』の頃まで、
数多くの雑木は朱紅色、黄色に染められる錦繍の時節を迎える。
このようにぼんやりと錦繍の情景に思い馳せたりしてきたが、
ある有力な旅行会社の雑誌に、
八ヶ岳の高原にあるリゾートホテルに三連泊する団体滞在型のプランが掲載されていた。
このリゾートホテルは、星空が観やすいところ、と何かの雑誌で私は読んだりしたこともあり、
その上、この地域は10月中旬の頃から、朱色、黄色などに染め始める錦繍の情景が展開するので、
私は家内に、日中は錦繍の情景、そして夜には満天の星空を眺められる・・
独断と偏見の多い私でも、三日間宿泊すれば、一日ぐらいは煌々と輝く数多くの星が見られる、
と家内を勧誘したのである。
新宿駅に集合し、特急『あずさ』を利用して、小淵沢駅で下車し、
ホテルからの送迎バスに乗車し、ホテルに3連泊する間、それぞれ好きな所を見てきて下さい、
滞在の自由プランである。
甲斐大泉駅から徒歩15分前後にある『八ヶ岳ロイヤルホテル』の周辺に、
私たち夫婦は大泉高原の山里の周辺を、うろつき歩いたりした。
このように、夫婦だけの旅行から、久々に団体の滞在型に参加する私たち夫婦は、
10月16日より3泊4日の旅行をしてきた。
この後も、やはりある有力な旅行会社の雑誌に、
秋田県の田沢湖の高原温泉にある観光ホテルに三連泊する団体滞在型のプランが掲載され、
乳頭温泉郷めぐりもあるので、
私たち夫婦は11月13日より3泊4日で参加した。
この根底には、今年の3月の初旬に、
乳頭温泉郷の各地の温泉めぐりと散策を5月中旬に8泊9日間の予定をしていたが、
3月11日の東日本大震災で各地が甚大な被災となり、やむなく中止したので、
今回は少しばかり変貌したプランとなった。
田沢湖の湖畔より北上した山麓に『プラザホテル山麓』があり、
この館内とか周辺、或いは乳頭温泉郷に、
私たちは歩き廻り、雪が舞い降る情景にめぐり逢え、私は小躍(こおど)りをしたりした。
そして12月20日より4泊5日で、北海道の帯広市の郊外にある十勝川温泉に2泊し、
そして未知の糠平〈ぬかひら〉温泉に2泊し訪れた。
私たち夫婦は何故かしら北海道の風土に魅せられて、幾たびか訪れてきたが、
無念ながら帯広の地域は、二度ばかりしかない。
最初は周遊観光で晩秋の時に、道東めぐりの2泊3日の最終で十勝地方を観たりし、
その後は、5月の知床半島のクルーズに魅了された後、旅の終わりとして十勝川温泉に宿泊したが、
いずれも雪のない時節であった。
私の心の奥底には、この十勝地方の帯広の冬のイメージは、
郊外の果てしなく拡がる大雪原の中、蒼穹(そうきゅう)の情景である。
厳冬の晴れ間の中、大地は凛とし、果てしなく青空が観えるのが、蒼穹(そうきゅう)の言葉に何よりも相応しい、
と思ったりしている。
このような思いで帯広市の郊外にある十勝川温泉に2泊した後、
いつに日か訪れることを夢にみていた山奥の糠平〈ぬかぴら〉温泉の厳冬地に訪れてきた。
本年の1月15日より、ある有力な通販の旅行会社より、定期雑誌が郵送され、
この中の旅行企画のひとつとして、
《 ちょっと優雅な休日を・・ 裏磐梯猫魔ホテル 4日間 》
と題されたリゾートホテルに宿泊する団体温泉滞在型が掲載されていたので、私たち夫婦は参加した。
私たちは、この裏磐梯地域に、ゆっくりと滞在したことはなかったので、
少し魅せられて、話し合ったりした・・。
私たち夫婦としては、福島県の旅は少なく、
雪の舞い降る会津地方を観たくて、付近の芦ノ牧温泉に連泊したり、
晩秋に二本松の菊人形を鑑賞し、そして五色沼を散策したりして磐梯熱海温泉に宿泊したり、
私の定年退職後に土湯温泉に4連泊した程度であり、
山形県の旅の帰路に通過しながら、情景を観てきたぐらいであった。
このような思いもあり、猪苗代湖の北にそびえるの磐梯山の連峰、
磐梯山の麓は南地域は表磐梯、北地域は裏磐梯と称されているが、
この時節に雪の情景を観ながら、裏磐梯の檜原湖、五色沼の美麗を鑑賞し、
積雪のある中を少し歩き廻り、そして温泉に身も心にゆだねるのも良いかしら、
と私たち夫婦の心情であった。
その後は、1月28日より2月3日まで、札幌市の郊外のリゾートホテルに滞在し、
冬の札幌を中核とした地域を訪れた。
私たち夫婦は幾たびか冬の札幌を訪れてきたが、
私の心の奥底には、ある小説家が、旅はその地の一番過酷な季節に訪れると、その地域が解る、
このような意味合いの言葉が綴られていたので、
北海道の秘めたる魅力は冬の季節だ、と思いたったのが根源であった。
この後、私の住む地域は、初春より梅、そしてハナモモ、やがて桜花が咲く中、
この間は、落葉樹が芽吹き、そして萌希色、やがて新緑に染められる時節であり、
私たち夫婦は自宅の小庭、近く野川の遊歩道、或いは神代植物園の情景に、
魅せられて過ごしてきた・・。
こうした中で、家内は近くて源泉掛け流しの温泉地でゆっくり過ごしたいわ、
と私に言ったりした。
まもなく家内は、ある有力な通販の旅行会社より、定期雑誌が郵送され、
この中の旅行企画のひとつとして、
《 源泉掛け流しの老舗旅館
源泉卵の湯『雪国の宿 高半』4日間 》
と題された越後湯沢の旅館に宿泊する団体温泉滞在型が掲載され、
思案したりした。
そして私たちはネットで、この旅館、周辺の観光地を調べたりした。
私たち夫婦は、新潟とか佐渡の旅の時に、湯沢の地を新幹線の車窓から眺めたりしたが、
越後湯沢を訪れるのは初めてである。
果たして・・どのような地なのか、私は漠然としているが、
日頃何かと家内に負担をかけているので、
行って観ましょう、と私は家内に元気よく言ったのである。
このような関係で本日より3泊4日の小旅行となり、
このブログの投稿文は、しばらくは休止とさせて頂く。
帰宅後、つたないなりに心を揺さぶられたこと、ときめきを感じたことなどを
素直に綴る予定である。
尚、私のこのサイトの右側にあるカテゴリーに於いて、
『旅』として、これまでの旅の最中に感じたことを発露した紀行文の形式で、
183通ばかりあり、お読み頂き、ご笑話を頂ければ、幸甚である。
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私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
ときおり家内との共通趣味の国内旅行をしたりしている。
一昨年の2010〈平成22〉年の頃からの国内旅行に関しては、
家内が海上で遊泳している鯨(クジラ)を観てみたいわ、と私に云ったし、
色々と調べた結果、海外旅行には苦手な私たち夫婦は、
小笠原諸島の『父島』で2、3月にザトウクジラが観られることが多いと知った。
往復路は『おがさわら丸』を利用して、片道だけでも都心から1000キロ南下する25時間半の船旅となり、
父島の静寂で景観の良い海辺のリゾートホテル『ホライズン』に宿泊した。
結果的には、2月24日から3月7日まで船中泊往復路2泊、『父島』のホテル滞在9泊となった。
その後、若葉の季節に5月24日から9泊10日間で、
JRの秋田新幹線の特急『秋田こまち』、五能線などの『リゾートしらかみ号』、
帰路は東北新幹線などを利用して、
青森県の日本海に面した黄金崎(こがねざき)にある観光ホテル『不老ふ死(ふろうふし)温泉』に3泊、
その後は竜飛岬にある竜飛崎温泉の観光ホテル『ホテル竜飛』に3泊、
そして八甲田山連峰のほとりにある『酸ヶ湯』温泉に1泊、
最終として『蔦〈つた〉温泉旅館』に2泊をした。
夏の終りの旅路は、8月30日から9月4日まで5泊6日で、
東北新幹線、そして山田線を利用して、
東北地方の太平洋に面した三陸海岸で、岩手県の宮古市の海岸にある清麗な『浄土ヶ浜』を訪れ、
『浄土ヶ浜パークホテル』に3泊した後、
盛岡市の郊外にある繋(つなぎ)温泉の奥地にある鶯宿(おうしゅく)温泉の『長栄館』に2泊した。
12月中旬になると、青森県は雪の舞い降る頃と思い、
東北新幹線、そして五能線などの『リゾートしらかみ号』を利用して、
12月14日より、青森県の十和田湖の山奥にある『蔦(つた)温泉』に再訪し4泊し、
ブナの雪景色の中を散策したり、観光客のいない雪舞い降る奥入瀬渓流に魅了したり、
その後は青森市内の『青森グランドホテル』に1泊し市内を散策、
そして日本海の黄金崎の『不老ふ死温泉』に再訪して3泊して、8泊9日間で訪れてきた。
そして昨年の2011〈平成23〉年の2月13日より、雪舞い降る時に山形県の銀山温泉に行って観たいわ、
と家内は私に言ったりしたので、
山形新幹線の特急『つばさ』などを利用して、
銀山温泉の旅館街の中ほどにある『旅館 永澤平八』に4連泊して、
街並み、そして付近を散策した。
その後は、最上地域の『最上川の船下り』をする為に、
悪天候を配慮して、付近の新庄のビジネス・ホテルの『ルートイン新庄』に1泊宿泊し、
5泊6日で冬の旅をした。
このように青森県、岩手県、山形県などの東北に改めて魅了された私たち夫婦は、
五月中旬に秋田県の田沢湖を北上した乳頭温泉郷の各地の温泉めぐりと散策で、
8泊9日間の予定を3月の初旬に立案して、
いつも愛用している旅行代理店に予約をしょう、と決意していた。
この後は、3月11日に東日本大震災で各地が甚大な被災となり、
私たち夫婦は、訪れてきた各地の余りにも痛々しい被害に唖然とし、
旅行の予定も中止し、私たち夫婦は日常生活も変貌したのである。
こうして過ごしている間、旅行会社から幾たびか小雑誌が郵送されて、
ときおり私たち夫婦は、見たりしてきたが、意欲がなく心が定まらなかった。
夏が終わり、落葉樹のたわわな葉が朱色、黄色などに染められる各地の錦繍の情景の紹介記事を見たりすると、
どの地域に魅せられるところは・・と漠然と探したりした。
私の住む地域は調布市の片隅であり、世田谷区と狛江市に隣接した辺鄙なところで、
11月3日の『文化の日』の頃から11月23日の『勤労感謝の日』の頃まで、
数多くの雑木は朱紅色、黄色に染められる錦繍の時節を迎える。
このようにぼんやりと錦繍の情景に思い馳せたりしてきたが、
ある有力な旅行会社の雑誌に、
八ヶ岳の高原にあるリゾートホテルに三連泊する団体滞在型のプランが掲載されていた。
このリゾートホテルは、星空が観やすいところ、と何かの雑誌で私は読んだりしたこともあり、
その上、この地域は10月中旬の頃から、朱色、黄色などに染め始める錦繍の情景が展開するので、
私は家内に、日中は錦繍の情景、そして夜には満天の星空を眺められる・・
独断と偏見の多い私でも、三日間宿泊すれば、一日ぐらいは煌々と輝く数多くの星が見られる、
と家内を勧誘したのである。
新宿駅に集合し、特急『あずさ』を利用して、小淵沢駅で下車し、
ホテルからの送迎バスに乗車し、ホテルに3連泊する間、それぞれ好きな所を見てきて下さい、
滞在の自由プランである。
甲斐大泉駅から徒歩15分前後にある『八ヶ岳ロイヤルホテル』の周辺に、
私たち夫婦は大泉高原の山里の周辺を、うろつき歩いたりした。
このように、夫婦だけの旅行から、久々に団体の滞在型に参加する私たち夫婦は、
10月16日より3泊4日の旅行をしてきた。
この後も、やはりある有力な旅行会社の雑誌に、
秋田県の田沢湖の高原温泉にある観光ホテルに三連泊する団体滞在型のプランが掲載され、
乳頭温泉郷めぐりもあるので、
私たち夫婦は11月13日より3泊4日で参加した。
この根底には、今年の3月の初旬に、
乳頭温泉郷の各地の温泉めぐりと散策を5月中旬に8泊9日間の予定をしていたが、
3月11日の東日本大震災で各地が甚大な被災となり、やむなく中止したので、
今回は少しばかり変貌したプランとなった。
田沢湖の湖畔より北上した山麓に『プラザホテル山麓』があり、
この館内とか周辺、或いは乳頭温泉郷に、
私たちは歩き廻り、雪が舞い降る情景にめぐり逢え、私は小躍(こおど)りをしたりした。
そして12月20日より4泊5日で、北海道の帯広市の郊外にある十勝川温泉に2泊し、
そして未知の糠平〈ぬかひら〉温泉に2泊し訪れた。
私たち夫婦は何故かしら北海道の風土に魅せられて、幾たびか訪れてきたが、
無念ながら帯広の地域は、二度ばかりしかない。
最初は周遊観光で晩秋の時に、道東めぐりの2泊3日の最終で十勝地方を観たりし、
その後は、5月の知床半島のクルーズに魅了された後、旅の終わりとして十勝川温泉に宿泊したが、
いずれも雪のない時節であった。
私の心の奥底には、この十勝地方の帯広の冬のイメージは、
郊外の果てしなく拡がる大雪原の中、蒼穹(そうきゅう)の情景である。
厳冬の晴れ間の中、大地は凛とし、果てしなく青空が観えるのが、蒼穹(そうきゅう)の言葉に何よりも相応しい、
と思ったりしている。
このような思いで帯広市の郊外にある十勝川温泉に2泊した後、
いつに日か訪れることを夢にみていた山奥の糠平〈ぬかぴら〉温泉の厳冬地に訪れてきた。
本年の1月15日より、ある有力な通販の旅行会社より、定期雑誌が郵送され、
この中の旅行企画のひとつとして、
《 ちょっと優雅な休日を・・ 裏磐梯猫魔ホテル 4日間 》
と題されたリゾートホテルに宿泊する団体温泉滞在型が掲載されていたので、私たち夫婦は参加した。
私たちは、この裏磐梯地域に、ゆっくりと滞在したことはなかったので、
少し魅せられて、話し合ったりした・・。
私たち夫婦としては、福島県の旅は少なく、
雪の舞い降る会津地方を観たくて、付近の芦ノ牧温泉に連泊したり、
晩秋に二本松の菊人形を鑑賞し、そして五色沼を散策したりして磐梯熱海温泉に宿泊したり、
私の定年退職後に土湯温泉に4連泊した程度であり、
山形県の旅の帰路に通過しながら、情景を観てきたぐらいであった。
このような思いもあり、猪苗代湖の北にそびえるの磐梯山の連峰、
磐梯山の麓は南地域は表磐梯、北地域は裏磐梯と称されているが、
この時節に雪の情景を観ながら、裏磐梯の檜原湖、五色沼の美麗を鑑賞し、
積雪のある中を少し歩き廻り、そして温泉に身も心にゆだねるのも良いかしら、
と私たち夫婦の心情であった。
その後は、1月28日より2月3日まで、札幌市の郊外のリゾートホテルに滞在し、
冬の札幌を中核とした地域を訪れた。
私たち夫婦は幾たびか冬の札幌を訪れてきたが、
私の心の奥底には、ある小説家が、旅はその地の一番過酷な季節に訪れると、その地域が解る、
このような意味合いの言葉が綴られていたので、
北海道の秘めたる魅力は冬の季節だ、と思いたったのが根源であった。
この後、私の住む地域は、初春より梅、そしてハナモモ、やがて桜花が咲く中、
この間は、落葉樹が芽吹き、そして萌希色、やがて新緑に染められる時節であり、
私たち夫婦は自宅の小庭、近く野川の遊歩道、或いは神代植物園の情景に、
魅せられて過ごしてきた・・。
こうした中で、家内は近くて源泉掛け流しの温泉地でゆっくり過ごしたいわ、
と私に言ったりした。
まもなく家内は、ある有力な通販の旅行会社より、定期雑誌が郵送され、
この中の旅行企画のひとつとして、
《 源泉掛け流しの老舗旅館
源泉卵の湯『雪国の宿 高半』4日間 》
と題された越後湯沢の旅館に宿泊する団体温泉滞在型が掲載され、
思案したりした。
そして私たちはネットで、この旅館、周辺の観光地を調べたりした。
私たち夫婦は、新潟とか佐渡の旅の時に、湯沢の地を新幹線の車窓から眺めたりしたが、
越後湯沢を訪れるのは初めてである。
果たして・・どのような地なのか、私は漠然としているが、
日頃何かと家内に負担をかけているので、
行って観ましょう、と私は家内に元気よく言ったのである。
このような関係で本日より3泊4日の小旅行となり、
このブログの投稿文は、しばらくは休止とさせて頂く。
帰宅後、つたないなりに心を揺さぶられたこと、ときめきを感じたことなどを
素直に綴る予定である。
尚、私のこのサイトの右側にあるカテゴリーに於いて、
『旅』として、これまでの旅の最中に感じたことを発露した紀行文の形式で、
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