今朝、いつものように読売新聞の朝刊を読んだ後、
ネットの読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】を見ていた時、
ひとつのニュースを見て、不可解な戒告処分に、昨今の社会状況に憂いたりした。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120511-OYT1T00970.htm
☆【YOMIURI ONLINE】<==《 東大教授、酔って学生を平手打ち…交歓会で口論 》☆
《・・
東京大学は11日、酒に酔って男子学生のほおを平手打ちしたとして、
60歳代の男性教授を戒告処分にしたと発表した。
東大によると、教授は2010年4月、大学院のガイダンス終了後に行われた交歓会で、
酒に酔った状態で男子学生と口論となり、学生のほおを平手で数回打ったという。
学生が同年11月、東大のアカデミックハラスメント防止委員会に被害を申し立てた。
(2012年5月12日06時21分 読売新聞)
・・》
私は東京郊外の調布市に住む年金生活をしている67歳の身であるが、
たとえ酒に酔っていたといえども大学教授が、学生との交歓会で口論の中、学生を平手打ちした結果、
なぜ戒告処分にされたか、不思議に感じている・・。
私は1944(昭和19)年の秋に東京郊外で農家の児として生を受け、
1952〈昭和27〉年に地元の公立小学校に通っていた二年生の時、
校庭の片隅で体育の授業が終わり、私は同級生の三人と、跳び箱の前に置いていたマットで戯れていた。
体育の先生が飛んできて、私を含めて4人を叱咤した後、
並ばされた。
そして、ビンタを喰らい、小柄な私たち二年生はよろけたのである・・。
『マットは学校で皆で使う大切な物だ。
君たちは遊び道具にし、恥を知りなさい・・』
と言いながら、先生は立ち去った。
私たちは恥ずかしげに、
『お前・・大丈夫か・・』
とお互いに相手の赤らんだ顔を見たりし合った。
そして顔を上げれば、教室の校庭に面した窓から、
上級生、下級生が10数人見ていたのであった・・。
私は家に帰り、このようなことを両親に、
学校でいたずらしビンタを喰らったなどを話したならば、
もとより私がいけなかったことなので、父親に庭の隅にある蔵に叩き込まれるた体験もあったので、
これ以来、私は2度と公共品、公共物を汚したりすることは、やめたのである。
私の高校時代は、1960(昭和35)年の4月に入学して、
1963(昭和38)年3月に卒業した身である。
都心の私立高校の普通、商業科があり、そして男子部、女子部のクラス分けをされた学校であり、
学風の勉学面は関しては温和であったが、
特に言動だけは、自己形成時期なので、将来社会人になった時に備え、厳しかった。
たまたま私は風紀委員に選定され、
朝、登校してくる校門の正門前で、副校長の女性の方、その日の担当となった先生、
そして私達の風紀委員3名が立ち並び、生徒を迎えていた。
中には襟(えり)元がだらしなかったり、男子生徒が帽子の少し斜めに被ったりしていると、
副校長の女性は、
『だらしいですよ・・』
と生徒に向かい、直させていた。
こうした折、生徒の中にはふてくされたような反抗の表情を浮かべたりすると、
この副校長の女性は、生徒にビンタをしたりし、
私は驚きながら、ごもっとも、と感心していたのである。
私が在学中に不良の言動で退学されたのは、知る限り3名であった。
このようなささやかな体験がある私は、
当時の小学時代は、教師、校長、そして教育委員会も威厳があり、
もとより私たち生徒、両親、そしてPTA(父兄会)は何かと学校に対して敬(うやま)う傾向があった。
学童のしつけは、もとより家庭の責務でありながらも、
近所の見知らぬ小父さん、小母さんからも、何かと叱咤激励させられたりしていた。
そして学校は、先生から授業を学ぶ貴重な学習であった。
こうした中でも、私たち学童間で言動の差異があった時は、
休み時間に男の子の場合は、取っ組み合いの喧嘩をすることもあった。
私も小学3年、その後の中学2年の時も、相手の同級生に余りにも腹だたらしかったので、
数多くの同級生の中で取っ組み合いで殴り合いをしたが、その後は蟠(わだか)りがなくなり清々しかった・・。
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、昨今の諸情勢に疎(うと)いが、
新聞、テレビのニュース、或いは近所の方たち、かっての同級生の親睦会などにより、
ここ数10年は、親御さんは何かと学校に対して権限は強まっているらしい。
そして教師は生徒から暴力、陰湿ないじめがあったり、
或いは生徒間でいじめが多発しても、教師は見て見ないふりし、
校長、教育委員会は世評におびえている、
と私は学び、おかしな時代と私は憂いているひとりである。
今回の事例は、私が想像すれば、
東京大学の男性教授が、2010年4月、大学院のガイダンス終了後に行われた交歓会に参加し、
ある生徒と口論になり、余りにも幼い意見(?)に腹を立てて、思わず平手打ちをしてしまった・・。
私が不可解なことは、なぜ生徒が同年11月、半年に過ぎた頃に、
東大のアカデミックハラスメント防止委員会に被害を申し立てた、ことである。
この結果、この男性教授を戒告処分されたのである。
私は二流の大学を中退した身なので、詳しい状況は解らないが、
最高学府と称される東京大学に於いて、もとより国費を受ける中で、
生徒は酔った男性教授に平手打ちされても、学業の先達者の教授に失礼なことを言って腹をたてさせたのか、
と謙虚に猛省すべきなところである。
まして、生徒はアカデミックハラスメント防止委員会に被害を申し立てることは、
たとえ学識があっても、肝要な先達者に敬(うやま)う心も欠け、恥も知らずで、自身の幼さを証明することである。
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《・・
東京大学は11日、酒に酔って男子学生のほおを平手打ちしたとして、
60歳代の男性教授を戒告処分にしたと発表した。
東大によると、教授は2010年4月、大学院のガイダンス終了後に行われた交歓会で、
酒に酔った状態で男子学生と口論となり、学生のほおを平手で数回打ったという。
学生が同年11月、東大のアカデミックハラスメント防止委員会に被害を申し立てた。
(2012年5月12日06時21分 読売新聞)
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私は東京郊外の調布市に住む年金生活をしている67歳の身であるが、
たとえ酒に酔っていたといえども大学教授が、学生との交歓会で口論の中、学生を平手打ちした結果、
なぜ戒告処分にされたか、不思議に感じている・・。
私は1944(昭和19)年の秋に東京郊外で農家の児として生を受け、
1952〈昭和27〉年に地元の公立小学校に通っていた二年生の時、
校庭の片隅で体育の授業が終わり、私は同級生の三人と、跳び箱の前に置いていたマットで戯れていた。
体育の先生が飛んできて、私を含めて4人を叱咤した後、
並ばされた。
そして、ビンタを喰らい、小柄な私たち二年生はよろけたのである・・。
『マットは学校で皆で使う大切な物だ。
君たちは遊び道具にし、恥を知りなさい・・』
と言いながら、先生は立ち去った。
私たちは恥ずかしげに、
『お前・・大丈夫か・・』
とお互いに相手の赤らんだ顔を見たりし合った。
そして顔を上げれば、教室の校庭に面した窓から、
上級生、下級生が10数人見ていたのであった・・。
私は家に帰り、このようなことを両親に、
学校でいたずらしビンタを喰らったなどを話したならば、
もとより私がいけなかったことなので、父親に庭の隅にある蔵に叩き込まれるた体験もあったので、
これ以来、私は2度と公共品、公共物を汚したりすることは、やめたのである。
私の高校時代は、1960(昭和35)年の4月に入学して、
1963(昭和38)年3月に卒業した身である。
都心の私立高校の普通、商業科があり、そして男子部、女子部のクラス分けをされた学校であり、
学風の勉学面は関しては温和であったが、
特に言動だけは、自己形成時期なので、将来社会人になった時に備え、厳しかった。
たまたま私は風紀委員に選定され、
朝、登校してくる校門の正門前で、副校長の女性の方、その日の担当となった先生、
そして私達の風紀委員3名が立ち並び、生徒を迎えていた。
中には襟(えり)元がだらしなかったり、男子生徒が帽子の少し斜めに被ったりしていると、
副校長の女性は、
『だらしいですよ・・』
と生徒に向かい、直させていた。
こうした折、生徒の中にはふてくされたような反抗の表情を浮かべたりすると、
この副校長の女性は、生徒にビンタをしたりし、
私は驚きながら、ごもっとも、と感心していたのである。
私が在学中に不良の言動で退学されたのは、知る限り3名であった。
このようなささやかな体験がある私は、
当時の小学時代は、教師、校長、そして教育委員会も威厳があり、
もとより私たち生徒、両親、そしてPTA(父兄会)は何かと学校に対して敬(うやま)う傾向があった。
学童のしつけは、もとより家庭の責務でありながらも、
近所の見知らぬ小父さん、小母さんからも、何かと叱咤激励させられたりしていた。
そして学校は、先生から授業を学ぶ貴重な学習であった。
こうした中でも、私たち学童間で言動の差異があった時は、
休み時間に男の子の場合は、取っ組み合いの喧嘩をすることもあった。
私も小学3年、その後の中学2年の時も、相手の同級生に余りにも腹だたらしかったので、
数多くの同級生の中で取っ組み合いで殴り合いをしたが、その後は蟠(わだか)りがなくなり清々しかった・・。
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、昨今の諸情勢に疎(うと)いが、
新聞、テレビのニュース、或いは近所の方たち、かっての同級生の親睦会などにより、
ここ数10年は、親御さんは何かと学校に対して権限は強まっているらしい。
そして教師は生徒から暴力、陰湿ないじめがあったり、
或いは生徒間でいじめが多発しても、教師は見て見ないふりし、
校長、教育委員会は世評におびえている、
と私は学び、おかしな時代と私は憂いているひとりである。
今回の事例は、私が想像すれば、
東京大学の男性教授が、2010年4月、大学院のガイダンス終了後に行われた交歓会に参加し、
ある生徒と口論になり、余りにも幼い意見(?)に腹を立てて、思わず平手打ちをしてしまった・・。
私が不可解なことは、なぜ生徒が同年11月、半年に過ぎた頃に、
東大のアカデミックハラスメント防止委員会に被害を申し立てた、ことである。
この結果、この男性教授を戒告処分されたのである。
私は二流の大学を中退した身なので、詳しい状況は解らないが、
最高学府と称される東京大学に於いて、もとより国費を受ける中で、
生徒は酔った男性教授に平手打ちされても、学業の先達者の教授に失礼なことを言って腹をたてさせたのか、
と謙虚に猛省すべきなところである。
まして、生徒はアカデミックハラスメント防止委員会に被害を申し立てることは、
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