夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

元オウムの高橋克也容疑者は、この3日より『人間狩り』だった、と不謹慎ながら思い・・。

2012-06-15 15:00:41 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の67歳の身であるが、
いつものように午前中のひととき買物を終えて帰宅した時、
1995(平成7)年3月に起きた地下鉄サリン事件で、
殺人と殺人未遂容疑で特別手配されていたオウム真理教の高橋克也容疑者(54歳)が、
本日の11時過ぎに逮捕された、とテレビのニュースで報じられ、私は安堵した。

もとより1995(平成7)年3月に起きた地下鉄サリン事件は、
地下鉄車内で、化学兵器として使用される神経ガスサリンが散布され、
乗客や駅員ら13人が死亡、負傷者数は約6,300人とされる。

日本において、当時戦後最大級の無差別殺人行為であると共に、
1994(平成6)年に発生したテロ事件である松本サリン事件に続き、
大都市で一般市民に対して化学兵器が使用された史上初のテロ事件として、
全世界に衝撃を与え、世界中の治安関係者を震撼させた、と報じられた。

私はこの当時、民間会社に勤めていたが、たまたま同僚のひとりが地下鉄に同乗して、
サリンに被災し、病院に入院した後、まもなく私は同僚から状況を聞き、
多くの国民が平穏な日常生活を過ごす中、卑劣きわる悪質な無差別テロに怒り心頭した。

こうした心情の私であるが、今月3日には元オウムの菊地直子容疑者(40歳)が殺人容疑などで逮捕された後、
残りの高橋容疑者は、一連のオウム事件で、最後の特別手配として、
警察は公開捜査をしながら、ローラー作戦で多くの警察官などを動員した上、
そしてマスコミ、国民などに逐次、状況を公開してきた・・。

私もニュースを視聴しながら、どこに潜伏しているの、と思ったりしながら、
不謹慎ながら高橋克也容疑者は、『人間狩り』のような対象者になった、
と感じたりした・・。

戦国時代に於いて、戦いに敗れた後、敗走の身となりながら、
勝者の軍勢に追われながら、賞金のご褒美をもらえる多くの兵士、地域の住民から追われ、
たえず独り身で潜伏しながら逃げ惑う・・
このような『人間狩り』を高橋容疑者に対して思い重ねてしまったのである。

高橋容疑者は逃亡して17年、そして特に菊地直子容疑者が逮捕された3日より、
今回の逮捕されるまでの13日間は、まぎれない『人間狩り』であった、
と私は不謹慎ながら思ったりした。

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