夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

年金生活の我が家、早くも6月の月次決算、半期決算を終えて、微苦笑し・・。

2012-06-29 14:37:23 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の67歳の身であるが、
世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅みの住宅街のはずれで、
築後34年が過ぎようとしている古びた一軒屋に住んでいる。

そして小庭にある落葉樹が多い樹木、草花の四季折々の移ろいを眺め、
子供に恵まれなかった私たち夫婦は2人だけで、お互いの趣味を尊重して過ごしている。

私は民間会社の中小業に35年近く勤め、2004〈平成16〉年の秋に定年退職後、
年金生活を始め、運動神経の衰えを感じて、自動車の免許書の更新も断念した。
周辺のお住まいのお宅に於いては、殆どが自動車を所有しているが、
我が家は自動車も所有できなく、もとより昨今のガソリンの価格も知らない。

その上、私たち夫婦は携帯電話に関しては、使えないので保有することなく、
社会からの時流から確実に取り残されている、と私はときおり感じながら苦笑したりしている・・。


私は若き頃の30代のなかばに一軒屋を建てた時、
家内は中学生の頃から茶事を学んでいたので、私は若気の至りで気負って、
家の中の一室を茶室として付け足したりした。
しかしながら程々の年収であったので、住宅に関してのローンは我が家としては重く家計を占めた。

このように状況であったので、私は返済に苦汁した中、
専業主婦だった家内は、やむなくデパートの呉服売り場など働き、
新居から3年ぐらい、家計の強力な支援を受けたりした。
そしてスーパー・マーケットさえも、ディスカント風の低価格店から中級店、そして高級店まで、
その時に応じて利用してきた。

定年後の年金生活を始め、自主的に平素の買物担当となり、
毎日のようにスーパー、専門店に行ったりし、ときおり本屋に寄ったりしている。
その後は、自宅の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受している。

ときおり、庭の手入れをしたり、友人と居酒屋など逢ったり、
家内との共通趣味の国内旅行をしたりしている。

日常の大半は、随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書が多く、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。

このような年金生活を過ごしているが、何かと身過ぎ世過ぎの日常であるので、
日々に感じたこと、思考したことなどあふれる思いを
心の発露の表現手段として、ブログの投稿文を綴ったりしている。


このような拙(つたな)い年金生活をしているが、
今朝、家内から『今月の家計簿・・締めましょうか?』と私は言われて、
『明日が月末であるが、一日ぐらい早くても年金生活の我が家では態勢に影響ないから、
やりましょう』、と私は応(こた)えた。

我家の生計は原則として、厚生年金とわずかな企業年金を頂いた範囲で日常生活を営んでおり、
冠婚葬祭、思いがけない出来事、そして私たち夫婦の共通趣味の国内旅行に関しては、
程々の貯金を取り崩して過ごしている・・。

そして我が家は、日常は買い物したレシートなどを
家内が一週間に一度ぐらい簡単に集計している程度であり、
月末の前後に私たち夫婦は家計簿の月次決算をしたりしている。

家内が支出のそれぞれの区分項目を読み上げて、
私はパソコンの表計算ソフトを利用して、入力したりしている。
そして収入の項目を入れたり、銀行、郵便局などの残高を入力した上で、
5表ばかり我が家の独自の家計管理表を作成している。

そして午前中のひととき、私たち夫婦は6月の家計簿の月次決算を終え、
連動した計算で半期決算も終えてしまったのである。

そして今年も上半期の1月から6月までの間に、国内旅行を4度ばかりしたり、
親戚、知人の葬儀などもあり、もとより赤字となり、
私たち夫婦は微苦笑しながら、旅先のこぼれ話をしたりした。


このような家計簿の発想の根源として、私が独身時代に、自身がその日の心情に応じて、
本、レコードなどを買ったり、居酒屋、ときには恋しい女性との交遊などで散財していたので、
ふしだらな私でも月に一度ぐらいは現状認識と思い、秘かに家計簿をつけたりしていた。

家内と結婚した1976〈昭和51〉年の春からも、
少なくとも交際費、住居費、衣服費、食費などは増加するので、
私たち夫婦は毎年、思いついた購入する予定の品物、旅行計画などの概要の経費を話し合ったりし、今日に至っている。

こうしたことで、概算予算の年次計画が出来上がり、そして月次予算も作成し、
月末の前後に実績を入力し、
今月も赤字だょねぇ、と30代後半などは、お互いに微苦笑し、
やむえずボーナスで何とか赤字を解消したのが実態であった。


昨今、年金生活をしていると、特に耐久商品と称される品の購入には、
私は気弱になり、耐久商品の買い替え時にためらったりしている。

我が家のテレビに関しては、恥ずかしながら、
昨年の夏頃にアナグロテレビ放送は廃止と知り、やむえず昨年の5月に、
デジタル対応の薄型テレビ、ブルーディスクの録画機を買い求めたりした。

何より私は困り果てるのは、パソコンの無知な家内からすれば、
バソコンは半永久的商品、と確信したように思い続けていることである。

私が現役時代の時は、程ほどの年収を得ていたので、幾たびか買い換えてきたが、
しかし年金生活となれば、限りある厚生年金、企業年金、個人年金からの収入には、
もとより限度があるので、私は気弱になり、予算を計上するできなかったのである。

こうした中で、私の愛してやまないパソコンが壊れたりすると、
どうしてなのょ、と私はパソコンを眺めて困惑した体験をして、
やむえず定年後の8年生の中、2度ばかり購入したりしてきた。

このように私は、年金生活をしていると、
予期せぬ出来事に関しては、この齢になれば親戚、知人などの葬祭などの出費が多くなり、
悲しみと共に困惑しているのが、昨今の私の正直な心情でもある。


☆下記のマーク(バナー)、ポチッと押して下されば、幸いです♪
にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へにほんブログ村
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へにほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする