夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

退役する老兵の『ウィンドウズ XP』、私は愛憎を重ねながら、別れを告げて・・。

2013-12-24 09:34:48 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の69歳の身であるが、
過ぎ去る日の14日に家電量販店で、モバイル風の秘めたパソコンの『ウィンドウズ 8(エイト)』を買い求めた。

我が家は、私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、家内とたった2人だけの家庭であるが、
世の中は携帯電話が普及し、ここ5年前の頃からスマートフォンの到来の時代となって、
若い方たちはフェイスブックも愛用されている今日であるが、
私たち夫婦は、携帯電話も使えず、ましてフェイスブック、スマートフォンは遠い世界のように思え、
世の中の時流から取り残されている感じている・・。

こうした中で、せめてパソコンでインターネットの世界を学び為に、
自宅にラップトップ型のパソコンを置き、ささやかながら対応していた・・。

そして主力機としてOSと称される基本システムの『ウィンドウズ7(セブン)』で殆ど毎日愛用し、
補助機として旧機の『ウィンドウズXP』を時折使用している。
                     
           ☆右側は旧機の『ウィンドウズXP』、左側が現在愛用している『ウィンドウズ7(セブン)』☆

もとより『ウィンドウズXP』は、2001年の秋に発売され、世界の数多くの方に愛用されたパソコンで、
2010年の秋に販売が終了するまで、圧倒的に好評された基本システムを有したパソコンである。

しかしながら『ウィンドウズXP』は、マイクロソフトからのサポートが、
来年の2014年4月9日に終了する、と過ぎし日の9月頃に知り、
やむえなく最新の『ウィンドウズ8.1』の搭載したパソコンを購入しょうかしら、と思案してきた。

そして10月から各社の『ウィンドウズ8.1』の公表を雑誌とかネットで見たりすると、
タブレットが搭載、或いは無線LANの最新版が対応、などと明記されて戸惑ったりしてきた・・。
                     
                              
私が初めてパソコンを購入したのは、 確か1983(昭和58)年の頃であったと思われ、
NECのPC8801だったと記憶している。

そしてフロッピー・ディスク装置、プリンター、この当時は漢字の表示が出来なかったので、
やむえなく漢字対応させる為に漢字ロムを付加させたりしたので、
この当時の私の年収の15%ぐらいで、住宅ローンの返済もあったので、
私としては高価なパソコン・セットであった。

そしてベーシック言語でプロクラムを書いたりして、この当時はネットの世界が一般の方に普及していなく、
独学の勉強のひとつとして、新古今和歌集を入力したりしていた。
          

その後、1998(平成10)年の夏に、会社と自宅で使うので、買い改めたりした。
ノートパソコンで『ウィンドウズ 98』の基本ソフトであり、たまたま富士通を選定し、
この当時は付属の記憶装置はフロッピーであった。
そして自宅の居間で、表計算ソフトを活用して、会社の資料を作ったり、
或いは日記ソフトを買い求めて、私自身の日記を書いたりしていた。
          

やがて2001(平成13)年の秋になると、 定年退職時が2004(平成16)年の秋であったので、
定年後の生活に備えてパソコンを一新した。

この当時はウィンドウズ旋風の中で、ウィンドウズの基本システムは
『ウィンドウズXP』であり、たまたま富士通のディスクトップのタワー型を選定した。
そしてこの当時は、液晶ディスプレイが普及し始め、迷ったりしたが何よりも安定性を配慮し、
19型のこの当時の最後の画面のブラウン管ディスプレーを買い求めたりとした。

そして基本の付属の記憶装置は、DVD-ROM、CD-R/RW、フロッピーであり、
10年ぐらいは大丈夫かしら、と漠然と思ったりしていた。
プリンターも新調し、民芸風の大きな机、脇机、そして椅子を買い揃え、定年後に備えたりした。

こうした中で、私が何より私は困り果てるのは、パソコンの無知な家内が、
パソコンは半永久的商品よねぇ、と確信したように思い続けていることであった。

私が現役時代の時は、程ほどの年収を得ていたので、
オーディオ、テレビ、パソコンなどの商品は幾たびか買い換えてきたが、
しかし年金生活となれば、限りある厚生年金、企業年金、積み立てきた個人年金からの収入には、
もとより限度があるので、私は気弱になり、予算を計上するできなかったする。

こうした根底には、故障もしていないパソコンを買い改め費用があったならば、
国内旅行で、旅先の滞在日数を増やしましょう、
と家内が私に提案することが予測されるので、私はパソコンの予算計上をためらったりしてきた。
                    

やがて私は2004年(平成18年)の秋に定年退職後、まもなくブログの世界を知り、
私が無我夢中に毎日数通は投稿し、そしてブログ上のコメントで知り得た8名の人と、
お互いにコメントを交わしていたブログ熱中時代の時であった・・。

そして定年後の生活に備えた肝要のパソコンは、
2006年(平成18年)9月中旬に、予告もなく突然にダウンして、
まもなく年金生活2年生を迎えようとしていた私は、
『10年ぐらい利用しょうと思ってたのに、どうして突然に故障するのよ・・』
と心の中で呟(つぶや)きながら、長らく黒い画面を見つめ大いに落胆したりした。

やむなく買い求めたパソコンの量販店に修理を依頼したが、1週間後に我が家に来宅することをなり、
私は困窮した・・。
我が家は無念ながらパソコンはたった一台しかなく、この来宅するまでの1週間の間、
どうしょうかしら、と悩んだりした。

この当時はブログ上で盛んにコメントで交流を重ねていた時代で、
コメントを頂いていたので、半日以内に必ず返信していたので、返信が出来なく、
相手のお方は戸惑うと思い、悩んだりした。

もとよりリアルの交流であったならば、電話でお詫びの連絡もできるが、
ブログの世界は匿名が多く、連絡できる方法がない、と困苦したりした。
          
この修理の期間、パソコンのレンタルを量販店に依頼をしたが、
弊社は扱っていません、と素っ気ない返事を私は受けたりした。

そして修理が最悪の場合に備えて、このパソコンの量販店に最新のパソコンの下調べに行き、
魅了されたパソコンが販売価格25万円にため息をしたのである。
そして我が家の予算計上にしていないので、困り果てた・・。
この帰路、25万円・・空から舞い降りてこないかしら、と思ったりして帰宅した。
          

そして待ち焦(こ)がれたパソコンの量販店の技術者が予通り来宅した時、
パソコンの故障を点検して結果、
心臓部のキャッシュメモリ、メインメモリの一部でわずかな磨耗があり、
部品の交換すると10万円を超える、と私は言われた・・。

私の現役サラリーマン時代の50代の頃は、冷蔵庫、クーラーなどを新調しょう、
と私は家内に気軽に言ったりして、購入したりしていた。

しかしながら、この当時の我が家の年金生活の年次購入予定品目もなかったが、
やむなくパソコンの新製品を買い改めることに決意した私は、家内にどう説得するかであった。

私は長らく中小業の民間会社のサラリーマンをしていたので、多事多難の対処には鍛(きた)えられ、
こうした中で多少の悪知恵も備えられてきた。
家内が冷蔵庫、洗濯機をよく手入れをするタイプで、
過剰に掃除し過ぎ、やむえず新調した体験があったのを、思いだしたりした。

私は居間に置いているパソコンから、台所にいる家内に近くに寄り、
『昨今のパソコン自体、飛躍的に進歩しているし・・
前に買ったパソコンより遥(はる)かに廉(やす)くなっているの・・
この際、思い切って新しいのにしょうねぇ・・』
と私は少し懇願するように家内に言った。
          
結果として、データ強制移行料などを含めて、27万円弱で、魅了されたパソコンに新調し、
やはり最新のCPUは速い、と私は微笑んだりした。

          
私が魅了されて買い改めたのは、『ウィンドウズXP』の液晶の富士通のディスクトップで、
ディスプレイは、この当時の流行の20.1型のワイド画面のスーパーファインVXのハイビジョン対応であり、
CPUはインテルのデュアルコア、メモリは1GB、ハードディスクは400GB、
付属の記憶装置は、DVDスーパーマルチ等で、この当時としては、程ほど最強版となっていた。

パソコンのデザインも良く、安定したドライブの配置もあり、好感し、
年金生活の中で、日々こよなく愛用してきたのであった・・。
          

しかし後年になると、このパソコンのハードディスクの基本設計の2分割管理が、
時代から遅れてしまったのである・・。

基本システム、プログラム、個人の写真、音楽などは、Cドライブとして実質30GB、
そして自由エリアとして、Dドライブは実質338GBと分割構成されていた。

問題はシステムを含むCドライブで、私の個人用に使用しているソフトを記憶させたり、
何よりもインターネットの各サイトで、数多くの更新が加わるので満杯近くとなり、
やむなく私は、写真などは、Dドライブに移動させて管理したり、
そして不必要なファイルの削除をした後、ディスクの圧縮作業のデフラグをしたりした。

やがて2010(平成22)年12月は、やむなくハードディスクの再分割作業し、
Dドライブを減少させ、Cドライブを増加させて、パソコンを日々利用しているが、
ネットの世界は益々進化し、そして情報の洪水のような状況に戸惑ったりした。

こうした中で、私はパソコンの量販店で、富士通以外の『ウィンドウズXP』を見たりすると、
NECのパソコンはCドライブは70%、Dドライブは30%の分割設計で常識性を深めたり、
或いはソニーは大胆にもドライブを分割せずに統合していたのに、
私は溜息をして、あれほど愛してきた富士通の分割の割合に落胆を深めたりした。
                 

このような事情を秘めていたので、遅ればせながら、
この当時の主流の『ウィンドウズ7(セブン)』の新機種を買い改めたのが、
一昨年の2011〈平成23〉年の6月であった。


選定した機種は、ソニーのディスクトップのテレビ不要型で、
ディスプレイは、この当時から流行したワンタッチパネルの21.5型のワイド画面で、
CPUはインテルの最強版、メモリは4GB、ハードディスクは1TBであった。

そして付属のドライブ装置は、ブルーディスク対応で、
この上に、外部ドライブ装置として、ある専用メーカーのハードディスクの2TBを連結させて、
現在に至っている。
                    

そして私はこれまで愛用してきた『ウィンドウズXP』は、予備用として利用することに決めた。
こうした根底には、以前にパソコンが故障した時、修理期間の2週間にあり、
パソコンのない空白の『パソコン迷子』になった寂しい体験があったりした。

或いは、ときおり家内が、旅行関係のネットの検索で、
家内は徹底的に調べるタイプなので、我が家の一台のパソコンは家内の独壇場となったりした。

このような体験があったので、私の少しばかり広い机には、
やむなく従来の『ウィンドウズXP』と新たな『ウィンドウズ7(セブン)』を
当面2台のパソコンを置いたりしている。


このような私のささやかなパソコンの足跡があるが、
『ウィンドウズXP』は来年の2014年4月9日に賞味切れとなるので、
やむえなく私も『ウィンドウズXP』に別れを告げて、
最新の『ウィンドウズ8.1』を思案してきたのである。
          
そして過ぎし日の14日、家電量販店のパソコンフロアーの中で、
ノートパソコンとして魅せられたのは、ソニーの秋冬モデル『VAIO Fit 15E』であった。

何かしら『Windows 8 64bit 
インテルCore i7-4500U(1.80GHz)、メモリ 8GB、HDD 1TB、15.5型の高輝度液晶』
このように記載されていた。
そして小さく、最新の『Windows 8。1』へ、無償アップデート。

結果として、基本システムの『ウィンドウズ 8』と最新の『ウィンドウズ 8.1』との差異は、
改定内容が少ないと思え、このノートパソコンは10月下旬に発売されていたので、買い求めることにした。


そして私は付帯購入条件として、
恥ずかしながら私はいつまでもネット初心者の若葉マークであり、初期設定などの依頼をした。
このような事情で、技術サポートの担当者が我が家に23日の10時半過ぎに来宅してもらう際、
買い求めたノートパソコンを持参して頂くこととした。

昨日、我が家に新たな基本システムの『ウィンドウズ 8』のノートパソコンが来て、
お役目ご免と言ったように、長年こよなく愛用し、
やがて富士通の方のディスク分割の割合の設計に、悪感情が増した『ウィンドウズXP』の愛機に、
別れを告げた・・。
          
           ☆左側が現在愛用している『ウィンドウズ7(セブン)』、そして右側は買い求めた『ウィンドウズ 8』☆

        
このような関係で私は、スマートフォン、フェイスブックそしてモバイルパソコンにも当面は無縁となり、
無線のモバイル情報機器に遠い世界の出来事だ、と微苦笑したりしている。
そして私は、どこまでモバイル情報が進んだら、人は満足するのょ、
と心の中で呟(つぶや)いたりした。

或いは昨今は情報が洪水のように溢れ、人々はたえず情報に翻弄されている時代と思え、
パソコンの進化で表現するならば、『ウィンドウズXP』が普及した10年前頃が、
多くの人にとって程ほどに心安らぐ情報の時代だった、
とサラリーマン時代の1970年代、1980年代、そして1990年の数年間までの20数年及び、
情報畑で奮闘してきた退役した老兵だった私は、微苦笑したりしている。

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