夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

《初冬の12月の旅》 吾妻高原の高湯温泉、うつろう情景 《上》【2012.12.16.~12.19.】

2013-12-05 14:35:20 | 定年後の思い
           序 章

私は東京郊外の調布市に住む年金生活の68歳となった身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

そして定年退職した2004〈平成16〉年の秋以降、年金生活をしてきた私たち夫婦は、
毎年11月初旬になると、12月の初冬の旅行はどうしょうかしら、と話し合ったりしてきた。

私たちは夫婦の共通趣味のひとつは国内旅行であるが、
特に12月はクリスマスに関しては、もとより孫もいないので、自宅で装飾しても張り合いがなく、
たまたま家内の誕生日が12月下旬となり、できれば観光ホテルで温泉に入り、ゆっくりとしたいわ、
と家内の要望もあり、殆ど毎年のこの12月に旅行をしてきた。

今年の12月も舞い降る雪の情景を観たい、そして温泉にゆったりと浸(つか)りたい、
と検討した結果、ある旅行会社が企画された団体温泉滞在型、
《~奥州三高湯の秘湯 良質な乳白色の硫黄泉 湯三昧「高湯温泉」・・》
このように明記された3泊4日の観光ホテル滞在に私たちは魅了され、
過ぎし12月16日から吾妻連峰の片隅みの高原地帯にある『高湯温泉』に初めて訪れた。


           第一章

今回の団体温泉滞在型に参加した私たち一行は総勢28名で、
東北新幹線の『福島』駅に下車したのは16日の午後2時40分過ぎであった。

そして観光ホテルのご厚意のマイクロバスの送迎車に乗車し、
殆ど吾妻連峰の山なみに一直線に向かう国道を走り、連峰の最初の山の中腹に高湯温泉の幾つかの観光ホテルが観え、
やがて登りきった山頂を切り拓いた標高800メートルの所に、宿泊する『花月ハイランドホテル』に着いた。
          

まもなくして私たち夫婦の指定された部屋に入室し、
ベランダからは里山の樹林越しに、遠方の下方には福島市の大きな街並みが観え、遥か彼方には山なみが観え、
『東京駅がたった2時間ばかりで、このような景観が望めるなんて・・』、
と私は家内に言ったりした。

周辺は4日前に雪が30センチぐらい降った、と送迎車のドライバーさんから教示されていたので、
雪が見られ、道路は除雪されていたが、道路のはずれは残り雪とアイスバーンで散策するには滑り易い状況であった。
          
               花月ハイランドホテルの駐車場

私たちは旅立つ前に積雪20センチぐらいの中、
中腹にある高湯温泉の幾つかの観光ホテルのはずれある共同浴場の『あったか湯』など立ち寄ったりすることを
想定していたが、余りにも少ない雪とアイスバーンの道路のはずれを歩くのは危険だなぁ、
と話し合い、館内滞在とした。
http://www.kagetsu.net/
☆ 『花月ハイランドホテル』公式ホームページ ☆    

          第二章

この後は私は、お風呂に行ってくる、と家内に言った後、長い廊下を歩いた・・。
               

私たち夫婦は、ここ数年『源泉かけ流し』の温泉地に注視して、旅を重ねることが多く、
今回の旅も、《平成22年6月1日  東北初!! 高湯温泉「源泉かけ流し宣言」》に魅了され、
旅行の予約をした。

もとより『源泉かけ流し』の温泉は、
《 温泉の浴槽への給湯・排水方法のひとつで、源泉から自然に湧出または機械的に汲み上げた温泉を
浴槽に加水・加温せずに供給し、浴槽から溢れ出た湯を循環させず排水すること》
このように、この世で贅沢極まりない温泉である、と無力な私でも確信している。
家内は日頃から、何かのプレゼントの品物よりも『源泉かけ流し』のある小旅行の方が遥かに嬉しいわ、
と私に言ったりしている。

当館の大浴場は乳白色の硫黄成分があり、入浴後は湯ざめなく心身心地よく、
特に露天風呂は大浴場より少し高めの42度ぐらいで、入浴後の30分過ぎた頃から何かしら汗ばむ程、
快感を増す不思議な湯質である。

大浴場、露天風呂を写真で絶賛したいところであるが、無念ながら紳士淑女のエチケットとして紹介できなく、
当館の公式ホームページを参考し、諸兄諸姉の感性ゆたかな想像力にゆだねる。
http://www.kagetsu.net/onsen.stm
☆ 『花月ハイランドホテル』公式ホームページ  温泉☆

私は滞在中、朝食前に大浴場で髪の毛、身体を洗い清め、身体を温めた後、
日中は幾たびか露天風呂に入ったりした。
                           《つづく》

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初めて大雪山の麓(ふもと)にある天人峡温泉に訪れることとなり・・。

2013-12-05 03:32:55 | 旅のあれこれ
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の69歳の身であるが、
家内との共通趣味のひとつとして、国内旅行であるが、
今年は1月下旬に北海道の帯広市の郊外にある『十勝幕別温泉』地にあるリゾート観光ホテルに、
5泊滞在して、帯広市の市街をひたすら歩き廻ったりした。

その後は、2月中旬に、遥か南の果ての『石垣島』の市内にあるビジネス風のシティホテルに9泊して、
石垣島の島内、或いは竹富島に再訪したりした。
或いは西表島に隣接したパナリ島とも称される上地島に初めて訪れて、
観光客は誰もいない中、私たちは砂浜を散策したり、浜辺で5時間ばかり過ごしたり、
そして後日には小浜島も初めて訪れたりした。

この後は、旅行は行くことなく半年ばかりとりとめなく過ぎた頃に、我が家の老朽化し、
特に17畳ぐらいの洋間の居間は、床板の劣化が甚(はなは)だしく、
結果としては、過ぎ去りし11月の16日に於いて現在の床板の上に、
ウッドカーペットと称せられる表面は化粧板でほどこした合板を敷き、私たちは夫婦は強化作業をしたりした。

そして私たち夫婦は、この前後に居間にある食卓テーブル、ソファー、本箱、音楽棚、ビデオ棚、
パソコンを置いてある机、そして脇机などを書庫、隣室に待避させたり、
戻りたりした作業も時間を要したりした。

こうした中、今年の残り少ない12月の日々に私たちは夫婦は、旅行の意欲が薄らいできた・・。


思い馳せれば、昨年の2012〈平成24〉年の12月下旬は、
福島市の郊外の里山にある『高湯温泉』の観光ホテルに3泊して、冬枯れの里山の情景を享受した。
          
           ☆部屋のベランダより、早朝の情景☆

一昨年の2011〈平成23〉年の12月下旬は、
北海道の帯広市の郊外の『十勝川温泉』地にある観光ホテルに2泊した後、
          
           ☆『十勝川温泉』地から帯広市の郊外を散策☆
大雪山のふもとにある『糠平(ぬかぴら)温泉』地にある観光ホテルに2泊したり、
          
           ☆『糠平(ぬかぴら)温泉』地にある付近を散策☆

こうした厳冬の来襲する前のマイナス5度ばかりの中を歩き廻ったりした。


この前の年の2010〈平成22〉年の12月中旬は、
北東北の十和田湖に近い『蔦(つた)温泉』に再訪して、この地に旅館に4泊した後、
          
           ☆『蔦温泉旅館』の初冬の情景☆ 
          
           ☆奥入瀬渓流の遊歩道に隣接した道路、観光客は私たち夫婦だけ静寂な情景☆ 

青森市内のシティホテルに一泊し、日本海の『不老不死温泉』の観光ホテルに再訪した3泊ばかり滞在した。
この時の旅路は、5月の下旬から6月初旬の若葉の季節に初めて訪れて、圧倒的に私たち夫婦は魅了されて、
みゆき降る時節に再訪となった旅路であった。


このようなことを思い馳せると、今年の12月にどちらかの地に訪れたいなぁ、
このまま新年を迎えるのは、余りにも寂しいじゃないの、と私は思ったりしたのである。

我が家は年末年始の時節は、独り住まいの家内の母に我が家に来て貰い、
この期間は共に、生活を過ごすのは、家内の父が病死された2004〈平成16〉年の年末から、
ここ9年の恒例となっている。

こうした事情もあり、家内の母を迎える前の準備作業、そして我が家なりの年末の大掃除、
正月料理にあるので、家内は孤軍奮闘している。
こうした中、愚図の私は、家内の足手まといにならないように、買物する回数が増える程度となっている。

          
このような状況もあり、家内は急に12月の旅行と私から言われても、戸惑いながら思案したりしている。
『3泊4日ぐらいの短い旅・・なるべく源泉かけ流しの観光ホテルなどで・・ゆっくり過ごそうょ・・』
と私は家内を誘惑した。

こうした根底のひとつには、家内は12月は誕生日の月であり、
ここ10数年は家内は私からの品物の誕生日プレゼントより、温泉地でゆっくりと過ごしたいわ、と念願の中で、
私たち夫婦は12月の旅路を重ねてきた。


そして私たち夫婦は、ある有力な通販の旅行会社のフリープランのひとつに、
《 大雪山国立公園の秘湯 源泉かけ流し 天人峡温泉4日間 》
と題された企画を見つけて、検討した。

このフリープランは、指定された羽田空港と旭川空港の間の航空便で往復し、指定された観光旅館に3泊した上、
観光旅館のご厚意で、旭川空港と観光旅館の間は歓送迎バスもあり、気楽に往還できる旅路である。
その上に、旅行直接費も格安料金で、私たち夫婦は年金生活の身であるので、
天は我に味方せり、と私は微笑んだりした。

こうした関係で、本日の5日の早朝より、積雪ある旭川市の奥地の天人峡温泉に3泊4日で、
私たち夫婦は訪れる。

尚、旅行の5日から8日まで、投稿文に関して、
私は《初冬の12月の旅》として題して、一昨年、昨年の旅路を4話ばかり写真を含めて再編集をしますので、
この間、予約セットし公開しますので、お読み頂き、ご笑話を願えれば幸いであります。

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