夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

偏(ひとえ)に数多くの諸兄諸姉に感謝を重ね、改めて良いお年をお迎え下さい!!

2013-12-31 13:45:32 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の69歳の身であり、
民間の中小業の会社を35年近く奮戦して,2004年(平成16年)の秋に定年退職後、
私の半生は屈折の多い人生だったので、せめて残された人生は・・と思いながら
直ちに年金生活にして、身過ぎ世過ぎの日常生活を過ごしてきた。

そして私は随筆、ノンフィクション、近現代史などの読書に続いて、文章を綴るのが好きである。

退職してまもなくして、偶然にブログの世界を知り、
日々に感じたこと、或いは思考したことを心の発露としてあふれる思いで、
原則として少なくとも毎日1通は投稿し、綴ったりしてきた。

投稿の内容は、定年後の身過ぎ世過ぎの年金生活の日々の思いはもとより、
過ぎ去った幼年期から定年退職するまでを余すことなく綴り、投稿を重ねてきた・・。

このように私はパソコンが故障、或いは国内旅行をしていない限り、
毎日投稿をしてきたので、少なくとも定年退職後の丸9年過ぎた日々の思いは、
私の日常の証(あかし)のひとつでもある。
               
もとより、人それぞれ誰しもが光と影を持ちあわせているが、
つたない私でも、ささやかな光、秘められた影があるが、余すところなく綴ったりしてきた・・。

ここ数年、このサイトに綴ることが生きがいのひとつになっているので、
数多くのお方にお読み頂き、私がブログが継続できたこともあり、偏(ひとえ)に感謝の一言です。
          
               ☆ 自宅の近くの野川の遊歩道、昨日の昼、私が四季折々の魅了されている情景を撮った ☆

こうした中で、数多くの諸兄諸姉の投稿文を読ませて頂くと、
ここ6年ぐらい殆どの方が心ある写真を添付し、
いつまでも言霊(ことだま)を信愛し、散文のような文章だけでの表現は、
時流に残されてしまう私なりに憂慮してきた。
そして 特に旅行関係の投稿文に関しては、散文を綴りながら危惧してきたのが本音でもある。

過ぎし昨年の2012年(平成24年)の『文化の日』の翌日の4日から、
私は遅ればせながら写真添付を始めて、投稿文を重ねているが、
昨今、写真を添付しないと、何かしら寂しい心情となり、我ながら独り微苦笑したりしている。

                 
或いは何よりも数多くの50代以上の諸兄諸姉の投稿文を読ませて頂きながら、
日々の日常生活の過ごした方、或いは人生の思いを学び、
こうしたお考えで、この人生を過ごされているのか、と教示されることが圧倒的に多く、
確かな人生の教科書と思い、私は励まされたり、微笑んだりして、年金生活を過ごしたりしている。

そしてコメントを頂いたり、或いは私は数多くの方の投稿文を読ませて頂き、
感きわまってコメントをしたりしている。
何よりもこの広い空の下で、未知のお方に投稿文の上で、
めぐり逢えたことに秘かに感謝を深めたりしている。
          
           ☆ 野川の遊歩道に隣接している『きたみふれあいひろば』を歩いていると、
             遥か遠望に富士山が観え、撮ったが豆粒のようであった ☆

           ☆ やむなく少し望遠機能により、富士山だよねぇ、と心の中で呟いたりした ☆
           

我家では、大晦日の今宵は、お年取りのささやかな酒宴を致しますので、
今年の最後の投稿とします。

今年は安倍政権の基で、デフレ脱却に果たし経済復興をめざす様々な施策が提示され、
国民のひとりとして無力な私でも、戸惑いながら思案をしたりし、
その上に社会に置いては余りにも悲惨な出来事が多く、私は悲嘆したり、憂(うれ)いたりしましたが、
来年こそは、明るいニュースで数多くの方と共に微笑んだりしたい、と祈願しています。

諸兄諸姉には、良いお年をお迎え下さい。

                  2013年(平成25年)12月31日
                               『夢逢人』

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除夜の鐘、ときには拙(つたな)私でも、心を寄せて・・。

2013-12-31 10:05:45 | 定年後の思い
東京郊外の調布市に住む年金生活の69歳の身であるが、
今朝、ぼんやりとカレンダーを見ると『大晦日』と明記され、
今年も今日で終わってしまうのか、と過ぎ去り日々が早いと思いを深めたりした。

そして何かと単細胞の私は、『大晦日』は何かとベートーヴェンの『第九』、
或いはNHKの恒例番組の『ゆく年くる年』かしら、と瞬時に思い浮かべたりした。

やがて『ゆく年くる年』は、確か各地の寺院が映しだされて、
こうした中で除夜の鐘が撞(つ)くシーンがあった、と思ったりした・・。

私は生家の実家は、仏教の中で多い曹洞宗であるが、
お墓参りは私の母の命日、春のお彼岸、夏のお盆、秋のお彼岸ぐらいあり、
散策とか旅先で寺院にめぐり逢った時は、手を合わせる程度の拙(つたな)い身である。

私は身過ぎ世過ぎの年金生活の中、自宅の周辺の3キロ範囲を散策をすることが多く、
ときおり家内との共通趣味の国内旅行に行ったりしているが、
そして寺院の梵鐘を吊した鐘楼堂(しょうろうどう)に逢ったりしてきた。

今年も1月11日に付近の狛江市を散策していた時、
生家の実家のお墓が通称『泉龍寺』と称されている『曹洞宗 雲松山泉龍禅寺』であるので、
冬の暖かな陽射しの中、立ち寄ったりした・・。

山門から入ると、境内は広く数多くの大木があり、冬枯れの情景で静寂であった。
          

そして本堂に向かい歩くと、鐘楼堂が観えたりした。
              

或いは2月の中旬に南海ある八重山諸島を周遊した9泊10日間の旅路の中で、
石垣島の『桃林寺』を訪ねたりした。
この寺院は、石垣市にある臨済宗妙心寺派の寺院で、山号は南海山、本尊は観音菩薩でり、
1611年鑑翁西堂の開山により創建された寺で、1771年には大津波の被害を受けている、
と解説されていた。
                    
しかしながら私は寺院を恥ずかしながら鑑賞できる知識もなく、
この日本の南海の果ての地域でも、住民の方たちに信愛されていることに驚き、
本堂などの建物を眺めたり、鐘楼堂を観たりした程度であった。
          


そして6月の初め、私は45分ばかり歩き、この時節の数々の樹木の情景を観る為に、
都立の神代植物園に訪ねた帰路、隣接している深大寺に立ち寄ったりした。

そして本堂で123円ばかりのお賽銭で多くの願いを託した後、鐘の音が聴こえて振り返ったりした。
境内の山門の近くに鐘楼堂があり、たまたま時を告げる鐘が撞(つ)く時であった・・。
          

こうした情景を観たりしていると、単細胞の私は何故かしら『除夜の鐘』に思いを重ねてしまった・・。

恥ずかしながら私は『除夜の鐘』に関しても無知な方であった。

過ぎ去り2000年(平成12年)の春、
藤野邦夫・著の『幸せ暮らしの歳時記』(講談社文庫)を購読していた時、
大晦日の夜、日本の各地で除夜の鐘を撞(つ)くが、古来より108回となっていることに関して。
遅ればせながら55歳の時に教示された。

《・・仏教で人間の煩悩(ぼんのう)が、108あるとされる・・
煩悩とは、身体や心の欲望、他人への怒り、ないもののへの執着などとされている。

仏教に於いては、①生まれてくる苦しみ
        ②年をとる苦しみ
        ③病気の苦しみ
        ④死の苦しみ
4大要素を『四苦(しく)』とし、

        ⑤欲しくても手には入らない苦しみ
        ⑥愛する人と別れる苦しみ
        ⑦いやなことをさせられる苦しみ
        ⑧その他の色々な苦しみ
『八苦(はっく)』があるとされている。

そして、この『四苦八苦』の四苦(4x9=36)と八苦(8x9=72)を加算すれば、108になる。

108回の来歴については、他にも諸説があるが、
一年の様々な思いをかきたてる除夜の鐘は、 旧年中に107まで撞(つ)き、
最後の1回を新年に撞くのが慣例である。

尚、『除夜の鐘』は、中国の宗(960年~1279年)の時代に始まった風習だと云われて折、
『除夜』とは、旧暦で一年の最後の夜のことである・・》

こうしたことを学んだりしたが、私は中小業の民間会社に35年近く勤めて、
2004年〈平成16年〉の秋に定年退職後、その直後から多々の理由から年金生活をしているが、
私の半生は、何かと卑屈と劣等感にさいなまれ、悪戦苦闘の多かった歩みだったので、
せめて残された人生は、多少なりとも自在に過ごしたと思ったりしているひとりである。

そしてこうした人生の『四苦八苦』の怜悧を深く思案したりすると、
つたない私は、どうしたらよいの、と迷うばかりが本音となっている。
            
せめて過ぎ去り今年の日々を愛惜を重ねて、
来たる新年にささやかなことを願い、そして少しは達成できるようになれはよい、
と私は思い、『除夜の鐘』を聴こうと思ったりしている。

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