夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

年末年始の買物、齢ばかり重ねた私でも、家内のボディ・ガード、荷物持ち、お供となり・・。

2013-12-26 15:57:53 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の高齢者の69歳の身であり、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭に築後36年の古ぼけた一軒屋に住んでいる。

我が家の平素の買物は、私が年金生活を始めて以来、私は自主的に専任担当となり、
近くのスーパー、駅前のスーパー、専門店などに殆ど毎日独りで出かけている。

昨夕、家内から、明日から年末の買い物に行きませんか、と私は告げられた。

何かしら自宅より20分ばかりの歩いた駅前の商店街に行き、
年末年始に対応した食糧品を第一弾としてスーパーを数店廻り買い求める主旨であった。
『はい! 了解しました・・行きましょう』
と私は若き自衛官の諸兄に負けないように、明るく大きな声で応(こた)えた。

私は2004年(平成16)の秋に定年退職した直後から年金生活をし、
やがて高齢者の身になったので、何かと世情に疎(うと)くなっているので、
ボケてはいけない、と家の中でも明るく大きな声で家内と会話することが多くなっている。

そして私は何かと家事の大半は家内をしてもらっているので、
せめて家内のボディ・ガード、荷物持ちをして、お供をしなければ、
一家の主(あるじ)としての責務が果たせない、と私は齢を重ねるたびに深めたりしている。

恥ずかしながら我が家は自動車もなく、私は根がケチなせいか、路線バスには乗らず、
ひたすら歩くことが多い。
私は買物をする時、多くの品を購入する時とか、或いはビール、お米などの重い品を買い求める時、
買物の引き車と称される『キャリーカート』を曳〈ひ〉いたりして歩いたりしている。
          
          ☆過ぎし5月、この『キャリーカート』を私は玄関の前で、段ボールを乗せて、
           ゴムバンドで括(くく)り付けた状景をたわむれで撮ったりした☆    

私は現役時代の緊張感から解放されて以来、身過ぎ世過ぎの年金生活の身であるので、
買物、散策をしたりする往復路で、ご近所の奥様の数人と立ち話をすることが多く、
私の秘かな楽しみのひとときとなっている。

こうした時、確か4年前に、あなたは演歌歌手の吉幾三〈よし・いくぞう〉さんに似てるわ、
と言われたりした。

私は顔立ち、大きな声で明るくユーモアをまじえながら話すことは確かに似ているが、
しかしながら私は歌を唄うことは、どう贔屓目に見てもNHKの『素人のど自慢』で鐘ふたつぐらいで、
吉幾三さんを思い浮かべて、申し訳ございません、と心の中で詫びることもある。

今朝、どんよりとした曇り空の朝を迎え、昼下がりの頃から小雨が予測されていたので、
午前の9時半過ぎに家を出て、駅前の商店街に向った私たちは夫婦は歩きだした・・。

私はフリースのジャケットの上に防寒着のフイールドジャケットの防寒着を着て、
家内は薄紫色のセータの上に赤い防寒着を着て颯爽と私の前を歩き、
数歩遅れで私は『キャリーカート』を曳〈ひ〉いたりしたりした。
          

やがて商店街、駅ビルなどのあるスーパーに3店ばかり廻り買い求めたりした。

我が家の年末年始は、家内の父が2004(平成16)年の秋、私の定年退職時の直前に病死し、
家内の母は独り住まいとなったので、
私たち夫婦は年末年始の期間は我が家で共に新年を迎えよう、と誘い、
この年から恒例のようなこととなっている。

ほぼ毎年、28日か29日の夕方に来宅して貰い、年末を過ごし、
そして新年を迎え、3日か4日の午前中に帰宅する。

こうした中で、我が家の年末年始の情景は、居間の17畳ばかりの一角に6人用の炬燵(こたつ)を設置し、
家内の母には、奥の6畳の和室で休んで頂く。

大半は居間の炬燵で、それぞれの好みの御節(おせち)料理の単品の数々を頂いたりし、
談笑するか、テレビを視聴したりして過ごすことが多くなっている。


このような我が家の年末年始などであり、家内はここ5日前の頃から、
家内の母を迎える準備をしたりしている。

そして肝要の御節(おせち)料理のような数の子、かまぼこ、伊達巻、栗きんとん、黒豆、
昆布巻、やつがしら、里芋、ごぼう、こんにゃく、蓮(はす)などを買い求めに、本日出かけたのである。

しかしながら家内は、 御節(おせち)料理の素材とか単品の完成品を買い求めたのであるが、
家内は少なくとも『鮮度』、『味付け』、『お値段』などの三拍子を懸案するので、
なかなか妥協点に達しせず、あちらの店へと移ったりして、無知に私は苦笑するばかりであった。

この間、私はボディ・ガードを一時的に放棄して、本屋に寄り、
丸尾茂雄・著『往生際 ~”いい加減な人生”との折り合いのつけ方~』(ダイヤモンド社)、
五木寛之・著『新老人の思想』(幻冬舎新書)、
佐藤信之・著『鉄道会社の経営 ~ローカル線からエキナカまで~』(中公新書)
3冊ぱかり10分以内に買い求めたりした。

そして私は家内がいるあるスーパーの店内に戻ったが、家内は選定に迷ったりし、
私は苦笑したりした。

やがて帰路、私は『キャリーカート』に買い求めた品をダンボールを載せて、曳〈ひ〉きながら、
『XXちゃんさぁ・・今年あと何度出陣するの?』
と私は家内のお供の買物に出かける予定を訊(き)いたりした。

『あと2回くらいで済ます予定・・』
と家内は疲れを浮かべている私に応(こた)えた。

『あと2回ねぇ・・でも、雨が降らないうちに帰宅できそうで、良かったねぇ』
と私はカラ元気で家内に応(こた)えたりした。

私は平素はブログの投稿文は国内旅行とかパソコンが故障しない限り、
定年後の9年間は毎日投稿しているので、早く帰宅して一筆綴らなければ、
と思ったりしていたのである。
                         
昨今は日中の2時間ばかりパソコンに触れることが多いので、
パソコンは本日の日中はどうしてかまってくれないの、と寂しそうになっている、
と私は思いながら私たち夫婦は自宅に向った。

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コメント (2)
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