夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

クリスマスイブ、変化するイマドキ女子の意識調査、高齢者の私は真摯に学び、時代の変貌を多々教示させられて・・。

2017-12-22 15:15:57 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している朝日新聞社系の基幹サイト【AERA dot.(ドット)】を見ている中、
【 クリスマスイブは「彼氏がいてもほかの男と…」「高価なプレゼントより手料理」
        変化するイマドキ女子の意識調査 】と見出しを見てしまった。

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の73歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして私たち夫婦は、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中、私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、見知らぬ男性、
女性グループの御方たちと、話しかけられたり、或いは話しかけたりして、談笑し、
殆ど毎日過ごしている。

しかしながら働いで下さる20代の若き諸兄諸姉とは、殆ど話す機会がないので、
疎(うと)くなっているが実情である・・。

たまたま今回、標題の『クリスマスイブは・・「彼氏がいても、ほかの男と…」・・』、
どうしてなのよ・・と思いながら記事を精読してしまった・・。

この記事は、『AERA dot.』編集部の金城珠代さんが綴られた記事であり、
12月22日に配信され、無断であるが転載させて頂く。

       

《・・いつもは手の届かない高級レストランで、ブランド品の紙袋を抱えた彼と食事――。
かつては、誰もが憧れたそんなクリスマスイブの過ごし方は、もはや過去の遺産になっている。

クリスマスを1人で過ごす「クリぼっち」という言葉も定着し、
いまでは彼氏がいても、別の男性と過ごす人が多い、というのだ。


【表】彼氏がいてもほかの男性と過ごす!? 驚きの調査結果はこちら

そんな調査結果をまとめたのは、
20~30代女性向けの恋愛・婚活情報サイト『愛カツ』編集部。

11月10日から約1カ月間、インターネット上で実施したアンケート調査で、
彼氏の有無とクリスマスイブの過ごし方を聞いたところ、
回答した未婚女性1821人のうち、最も多かったのは「彼氏はおらず、1人で(家族と)過ごす」(473人、26%)だった。


次いで「彼氏はいるが、ほかの男性と過ごす」(364人、20%)、
そして3位にやっと「彼氏と過ごす」(326人、17.9%)が登場する。
若い女性たちの間で、"彼氏至上主義"が崩れているのだ。


「彼氏・彼女だけが特別というマインドが変わってきている」
と分析するのは編集長の新上幸二さんだ。


「20代、30代の女性たちの中には、付き合っている人がいても、
結婚を考えるような深い関係にはならず、
あわよくば、もっと条件の良い人と付き合いたいと漂流している人が多くいます。

相手に大きな不満があるわけではなく、
経済的な理由など何らかの条件で、より上を目指しているのです。

そういう場合は、彼氏には『クリスマスは家族と過ごす』などと言って、
別の男性と会うことになります。

もちろん彼氏・彼女とラブラブで、その人が1番大事だという人もいるので、人それぞれですが」

       

☆欲しいのはプレゼントより・・・。


同調査では、クリスマスに彼氏に求めていることも質問。
すると、恋人がいる女性1313人のうち最も多かったのは
「手料理をふるまってくれる」(286人、21.8%)だった。

いつもの自宅で低予算でできる「手料理」が、
2位の「プレゼントをくれる」(264人、20.1%)や、
その次の「メッセージカードをくれる」(231人、17.6%)を上回っている。

一方で、一昔前まで定番だったはずの「高級レストランを予約」(37人、2.8%)や
「高級ホテルを予約」(23人、1.8%)は、最下位に転落しているのだ。


「クリスマスは交際相手と外食して、高いホテルに泊まる、
というようなバブルのころから続くイメージは、大きく変わってきています。

今回の調査では、女性が彼氏に求めるクリスマスプレゼントの価格は
『5千円で十分』と考えていることもわかりました。

お金をかけなくなったのは、やはり若い人たちの懐事情が悪化していることが
一つの大きな要因でしょう。
高いホテルやレストランは、費用対効果が低いと考えているようです」(前出の新上さん)


バブル期は高収入、高身長、高学歴の「3高」がモテる男性の条件とされてきたが、
いまでは低姿勢(威張らない)、低依存(家のことを妻任せにしない)、
低リスク(安定した仕事)、低燃費(趣味などに浪費しない)の「4低」が人気だという。

そんな若い女性たちの志向が、クリスマスに対する意識調査にもはっきりと表れていた。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした

       

私は家内と結婚したのは1976年(昭和56年)で、私は満31歳であった。
そして20代には、大半は私は失恋することが多かったが、
確か通算として7人ぐらいは女性と交際をしたりした・・。

こうした中で、クリスマス・イブを迎えると、当時交際していた女性と待ち合わせをして、
少し背延びしたレストランで食事をしたり、お互いにプレゼント交換をしたりしていた。

やがて女性の最寄駅まで私は送ったり、ときには女性の自宅の門扉まで送ったり、
或いは女性の親御さんに歓待して下さり、客室で談笑をしたりしてきた。

こうした中で、私の母は古風で厳格なタイプで、
私に対して風俗店に勤めるクロウトの女性と交遊していても黙認していたが、
シロウトの大切な女性と交際に関しては、結婚前には外泊などは、トンデモナイこと、
と独身だった私に厳明されたりしていた。

後年、バブル時代に若き男女がホテルに宿泊することを私は雑誌で知り、親御さんはよく許すよなぁ、
と私は感じたりして、時代が変わったよなぁ・・、と苦笑したりした。


私たち夫婦が結婚前の交際していた遥か遠い日の42年前の頃、
この当時は、銀座とか私が勤務していた所在地の六本木の喫茶店で待ち合わせをして、
私は少し背伸びをして、高級な食事処を誘って、
ワインなどを呑みながら、イタリア料理かフランス料理、或いはインド料理などを頂いていた。

そしてクリスマス・イブの時は、銀座の4丁目に近い喫茶店で待ち合わせをしていた。
私は退社後、少し待ち合わせ時間に遅れそうになり、日比谷線の『六本木』から『銀座』までの地下鉄の電車の中で、
この日には走行が特に遅く感じ、もどかしい心情となり、下車後の地上までの階段を駆け上り、喫茶店に行ったりした・・。

この当時の1975年(昭和50年)の頃は、もとより携帯電話もない時代で、
待たされる方は、待ちわびる状態となり、駆け付ける方も何かと連絡する方法はない時代であったので、
お互いに信頼だけで結ばれていた時代でもあった・・。

          
           ☆☆ これ以降の掲載したすべての写真、年金生活のクリスマスシーズン、旅先でたわむれに撮った ☆☆

その後、結婚してからは、私は退社後に付近の専門店で、一週間前の頃から思案していたプレゼント品を購入し、
封筒状のクリスマス・カードにささやかな一文を認〈したた〉めたりした。

そして幾たびか待ち合わせをしていた洋菓子店の六本木『クローバー』の二階の喫茶店があるが、
この一階に魅了されていた『クローバー』でケーキを買い求めて、新居の賃貸マンションに帰宅したりした。

この後は、一軒家を建てて、ローン返済で苦節していた時代が3年ばかり続き、
せめて愛用している『クローバー』でケーキだけ購入して、帰宅していた。

          

やがて私が40代の頃には、家内に何か欲しい品、とやんわりと訊(き)いたりしていたが、
必要な品は、デパートで買い求めているから必要はないわ、
できたら旅行に行って温泉にゆっくり・・と要望されたりした。

この当時は私は多忙であったのは、40代の後半の頃から、業務が幾分空〈す〉いた2月頃に、
冬の旅をして、家内の念願に応〈こた〉えたりしていた。

そして定年退職後の年金生活に於いても、我が家はプレゼントの品よりも、
観光ホテルに滞在して、ゆっくりと温泉を満喫することが多くなっている。

          

このように我が家はクリスマス・イブは、旅先以外の年は、
家内が居間などにささやかな室内飾りをして、平素より幾分多めの料理を頂きながら、
私はウィスキーをオンザロックと称した氷片を入れただけの濃いめを呑みながら、
家内はビールを呑みながら、いつものように談笑したりしたりしてきた。

もとより私たち夫婦が子供に恵まれたならば、クリスマス・イブの日も含めて、
大幅に変貌してきただろう、と思いながら、こればかりは叶わぬ夢となっている。

       

今回、何よりも時代の変貌を痛切に学んだのは、
《・・バブル期は高収入、高身長、高学歴の「3高」がモテる男性の条件とされてきたが、
いまでは低姿勢(威張らない)、
低依存(家のことを妻任せにしない)、
低リスク(安定した仕事)、
低燃費(趣味などに浪費しない)の「4低」が人気
・・・》ことであった。

民間サラリーマン諸兄諸姉の多くは、短期に成果が問われる時代で、収入の向上に覚束なく、
更に常時リストラの過酷な時代で、デフレがいまだに浸透して、殆どの御方が豊かさが実感できなく、
やむなく確かな堅実のある生活を求めている、と無力な私は思いを重ねたり、うなだれたりしている。

 
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