夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『 転倒=死 』で年間7596人が帰らぬ人に、75歳の私は学び、やがて動顛させられて・・。

2020-08-02 12:52:19 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 日刊ゲンダイ 】の『ヘルスケア』を見たりした・・。


こうした中で、『 転倒=死 』で年間7596人が帰らぬ人に、
このような内容の記事を見たりした。

私が8週間前の頃から、私は手の親指周辺の痛み、
或いは右脚の膝(ひざ)の痛み、そして椅子などに長く座り続けると腰の重さを感じるようになり、
やむなく最寄り駅の近くにある『整形外科』の病院に週に一度のサイクルで通院している。




そして右脚の膝(ひざ)の痛みに関しては、買物、散策などは数キロぐらいは歩けるが、
ただ階段を下りたり、足を高めに上げたりすると痛みが感じて、
齢を重ねるとこうした老化が始まるのかょ・・戸惑いながら微苦笑をしたりしている。


こうした中、通院の為に久々に路線バスに乗り、
下車する時に地上に向かって右脚から降りてしまい、
30秒ぐらい痛みで立ちすくんでしまった・・。

このような苦い体験を秘めている私は、
《・・転倒=死 』で年間7596人が帰らぬ人・・》って、どのような状況で、
と思いながら記事を精読してしまった。

この記事は、【 日刊ゲンダイ 】の『ヘルスケア』に8月2日に配信され、
無断であるが記事を転載させて頂く。



《・「脚を骨折して寝込んだと思ったら、あれよあれよという間に亡くなった」
こんな高齢者の話をよく聞く。


また、それまで元気だったのに、転倒による脚の骨折が原因で、
自由に動けなくなったりすることで、病気になったりするケースも多い。

さらに問題なのは、転倒がそのまま死に至るケースだ。

厚労省の人口動態統計によれば、
2018年の「転倒、転落、墜落」の死亡者数は、じつに9645人。
交通事故の死亡者数が4595人だから、その数には驚かされる。

さらに9645人の死亡者のうち、

7596人は「スリップ、つまずき及びよろめきによる同一平面上での転倒」による死亡である。
いわば「なんでもないところ」で転倒しての死といってもいい。



実際、中高年世代の多くも

「なぜ、ここで?」といった場所でつまずいたり、
よろけたりした経験があるはずだ。

日本転倒予防学会によれば、
高齢者の3人に1人は、年に1回以上の転倒を経験するとされる。

また東京消防庁によれば2018年、
転倒で緊急搬送された高齢者の数は、約5・8万人。
うち6割が自宅での転倒である。



高齢者の転倒の要因として、筋力低下、運動速度の低下、バランス障害、視力障害などのほか
薬剤の影響なども挙げられるのだが、
一般的に転倒予防にもっとも有効なのは、
運動による筋力、運動機能の維持、強化である。

日常的にウオーキング、階段の上り下り、スクワット、ラジオ体操などを心がけることだ。



また筋肉増強には、ビタミンDも深くかかわっている。


すでに当コラムでも紹介したが、食べ物による摂取はもちろんだが、
ビタミンDは、人間の体内でも生成される。

そのためには太陽の光を浴びることが不可欠。
転倒死予防には運動と日光浴をお忘れなく。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




過ぎし2月の上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、重苦しい閉塞感に、戸惑いながら過ごしてきた。


私は体力の衰えた身であるが、「不要不急の外出自粛」の要請の中でも、
散策ぐらいしないと益々衰えるので、

殆ど毎日のように自宅の周辺の3キロにある遊歩道、公園を歩いたりしてきた。

そして、密閉、密集、密接から名づけられた『三蜜』は、天敵ですから・・と家内から私は言われたりして、
今までは路線バスに乗車してきた道も、ひたすら歩いたりしてきた。

たとえば都立の神代植物園は、我が家より4キロにあり、
園内を3時間ぐらい歩くと、往還を含めると10キロ前後の徒歩となったりする。

こうしたことを幾たびも歩くと、恥ずかしながら右脚の膝に痛みが発症してしまった。



今回、《・・高齢者の3人に1人は、年に1回以上の転倒を経験するとされる。
また東京消防庁によれば2018年、
転倒で緊急搬送された高齢者の数は、約5・8万人。
うち6割が自宅での転倒である。・・》と学び、動顛させられたりした。


まして《・・9645人の死亡者のうち、
7596人は「スリップ、つまずき及びよろめきによる同一平面上での転倒」による死亡である。
いわば「なんでもないところ」で転倒しての死といってもいい。・・》


こうした事態に震撼しながら、たとえノロマと思われても、注意一秒で動いて、
自身のひとつだけの命を大切にしたい・・と思い深めたりしている。
コメント (2)
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