夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ポストコロナの医療は、セルフケアの領域へ、高齢者の私は真摯に学び、やがて多々教示され・・。

2020-08-22 13:04:59 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 AERA dot.】に於いて、
何かしら新型コロナウィルスが終焉した後、医療体制はセルフケアの領域へ、

と題された見出し記事を見たりした。

私は齢を重ねるたびに最寄り駅の近くにある病院で、
内科、皮膚科、眼科、整形外科、歯科のそれぞれの専門病院に通院したりしてきた。

或いは昨年の1月3日の深夜、救急車で搬送されて、
私の住む市の隣接した府中市にある大きな循環器専門の『榊原記念病院』に入院した。

やがて『胸膜炎』(追記・急性冠症候群)と病状とされ、

しばらく経過観察したく・・と入院が余儀なくされて、
結果的に8泊9日の入院となったりした。

このような年金生活16年半になる中で、何かと病院にお世話になっているので、
新型コロナウィルスが終焉した後は、医療体制は《・・セルフケアの領域へ・・》、
どのようになるんですか、と思いながら記事を精読した。



この記事は公式サイトの【 AERA dot.】の8月22日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。

《・・コロナ禍のいま、多くの業界が変革に迫られている。
医療分野も例外ではない。

受診控えで経営が悪化する病院もあるなか、ポストコロナの医療はどう変わるのか。

『AERA』 2020年8月24日号で、メドピアCEO・石見陽医師が語った。

【医師1335人緊急アンケート】いま、医療現場で何がおこっているのか?



新型コロナウイルスの影響で、人とリアルに会うことが難しくなり、
医療においても、さまざまな関係性が変わり始めました。

特に、初診を含むオンライン診療が特例で解禁され、
医療者と国民がつながったことは、大きな変化だと思います。

すべてがオンラインになるとは思いませんが、
少なくともオンラインでのコミュニケーションは、
これまでの診療を補完するものになるはずです。



一方で、多くの科で受診控えが報告され、

今後、一部の病院やクリニックの経営が、難しくなることは否めません。

患者が減り、経済面でも厳しくなることは、
医療に誇りを持ち働く医師にとって、少なからずショックです。

今後、医療職を選ぶ優秀な人材が減るという懸念も持っています。

けれども、医師側の発想の転換も求められていると思います。

「腕さえよければ」、「頑張っていれば」患者が来る、
という時代は終わりました。



日ごろの努力に加え、地域や患者に、
自分たちを知ってもらう広報活動も問われてきます。

こうした流れの中で、医療はセルフケアの領域とつながり、

たとえば、かかりつけ医が、日常的な健康相談を網羅するなど、
生活の中に入ってくるのでは、と考えています。

医療がサービス業に近づく時代が、
予想以上に早くやってくるかもしれません。

長期的にみれば、いま、日本の医療は

「保険診療だけで、成り立つのか」
という重要な命題に向き合っていると思います。

そこに新しいチャレンジや解釈が生まれ、活躍の幅が広がれば、
未来の後輩たちに道を示すことにもなると考えています。

(編集部・小長光哲郎、ライター・井上有紀子)・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




記事を読みながら、石見陽(いわみ・よう)医学博士に導かれて、
多々教示されたりした。

たとえば《・・日ごろの努力に加え、地域や患者に、
自分たちを知ってもらう広報活動も問われてきます。

こうした流れの中で、医療はセルフケアの領域とつながり、

たとえば、かかりつけ医が、日常的な健康相談を網羅するなど、
生活の中に入ってくるのでは、と考えています。・・》


そして患者側の私として『かかりつけ医』が必要だ、と思いながら、
やがて私にとっては『主治医』のような御方を思い浮かべて、
微笑んだりした・・。
                    

過ぎし2010年(平成22年)の秋、私は66歳の健康診断の時の結果、

『糖尿病で、内科に受診して下さい』と明記されてしまった。 

 私は青ざめ、翌日に自宅から徒歩10分ばかりの内科専門病院に行き、検査、そして問診の時、 
『国内旅行に何とか70歳ぐらいまで行きたいので・・何なりと御指導をお願い致します』
と私は内科の医師に懇願した。 

そして高橋真梨子さんが唄われた『桃色吐息』は妖艶であるが、 
 体力の衰えた66歳の私は、青色吐息のような表情で、内科の医師のアドバイスを聴いたりした・・。

 私は家内との共通趣味は国内旅行であり、糖尿病の場合は、もとより食事制約がある。 
このような時、家内と共に旅行の宿泊先で美味しい夕食を頂けそうな時、
 私は食べてはいけない料理だったら、余りにも惨(みじ)めである、と思ったりした。 

やがて医師から、料理のカロリー試算表を渡された上、 軽い運動を毎日して下さい、と私は言われた・・。 

この後、6週間の私は、家内が料理のカロリー試算表を確認しながら野菜を多くした料理を作って貰い、 
これ以来、朝夕頂いたりした。 

そして私は、ウォーキングをしたり、或いは早足で遊歩道を歩いたりし、
お酒はしばらく・・さよならねぇ、と夕食の時も煎茶を飲んだりしていた。

          


こうした中、私は最寄の内科に8週間毎に定期検査日、そしてこの間に検査結果日と健診を受けて、 
 糖尿病の範囲の対象から克服でき、悪玉コレステロールは基準値の90%、
これ以外は、ほぼ優等生となって、改善努力の成果となっている。

そしてこうした定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、血糖値を下げる薬を頂き、

日々朝食後に飲んでいるが、これ以外は至って健康だ、と思ったりしている。


しかしながら家内は、糖尿病の予備群ですから、程々に注意して下さい、と言われる時もある。
   
このように私は、この内科専門医院の医院長の診察を10年ばかり受けた来たので、
秘かに私にとって大切な主治医のような存在、と思ったりしてきた。




そしてこの医院で、年に一度だけ、市より健康診断を受診してきた。

の間、『胃がん』の検査で、二度ばかり再検査・要で、精密検査として胃カメラ、
或いは『大腸がん』の検査で、一度だけ再検査・要で、精密検査として内視鏡の検査を体験してきた。


こうした時、この医院長に気弱な私が受診するには、

どの専門病院が良いか推薦して下さい、と懇願して、
私は指定して下さった専門医院で、予測した以上に検査が気楽だったので、
安堵したりしてきた。

このような幾たびの体験を重ねてきたので、
私にとっては心身共に信頼している『かかりつけ医』となっている。
コメント
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