私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
今朝、ぼんやりとテレビのニュースを視聴していた時、
何かしら都心の街並みで若い男女の御方が整然と並んでいた情景が、
映し出されていた・・。
そして東京の中心街のひとつの渋谷に於いて、
本日より若者たちを対象にした予約のいらないワクチン接種会場が設置され、
会場には、未明時から並ぶ人もいて、やがて受け付けを停止しました、
と報じられていた。
何かしら、 接種の開始までは、まだ4時間ほどある午前8時過ぎで、
すでに定員に達したことに伴い、整理券の配布が始まっています、
と報じられていた。
会場はJR渋谷駅近くにある『渋谷区勤労福祉会館』で、
この会場での接種期間は、本日より10月8日までで、
対象年齢は16歳から39歳の都内在住もしくは在勤・在学者とし、
接種券と身分証が必要ですが、予約はいりません、諸条件であった。
そして本日の初日、最も早い人で午前1時から接種を待って並び、接種は正午に始まりますが、
午前8時の時点で用意していた接種人数の300人に達したため、
東京都は整理券を配布して受け付けを締め切った、と解説されていた。
もとより首都圏(東京、千葉、神奈川、埼玉の1都3県)に於いても、
『緊急事態宣言』される中、感染は拡大して、昨今の現実は感染は拡大するばかりで、
病床の逼迫(ひっぱく)が続く中、医療崩壊の危機となっている。
何かしら国民の半分は自粛しているが、残りの半分ぐらいは自粛疲れで、
レジャー、旅行、人出の多い街に遊びなどで、自在に過ごしている、
とテレビのニュースで知り、小心者の私は動顛している。
こうした中で、若者の新型コロナウイルスの感染拡大対策として、
今回の東京都が渋谷に設置した『若者ワクチン接種センター』は賛意はできるが、
余りも規模が小さく、待たされた若者の心情に思いを馳せると、
動顛してしまった。
少なくとも政府と都は一致団結して、新宿、渋谷、池袋など10か所で、
それぞれ大きなホール1000名以上で、朝の6時より夜の11時まで接種でき、
医療関連者が不足の場合は、やむなく自衛隊の支援をあおぐ。
今回の実施されている規模に於いては、接種の意欲のある多くの若者が、
接種できる機会が失われた場合、益々政府、或いは都に失望されるのが、
私としては恐れている。
こうした面も含めて、政府、そして都は、
新型コロナウイルスを終息させる意欲があるならば、
少なくとも大規模で、『若者ワクチン接種センター』で実施するのが、
最優先課題である。