夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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物忘れが治療で改善するかどうか、 認知症と高齢者うつの見分け方、77歳の私は学び・・。

2022-07-26 14:20:46 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛得している【日刊ゲンダイヘルスケア】を見ている中で、
『 名医が答える病気と体の悩み
  物忘れが治療で改善するかどうか  認知症と高齢者うつの見分け方』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
こうした中で、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩いたりしている。


そして私は何よりも認知症、心筋梗塞など恐れ、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。




しかしながら、私は体力の衰えを75歳の頃から実感させられたり、
物忘れも多くなり、やはり老化が増したのかしら、
と微苦笑したりしてきた・・。

このような深情を重ねてきたので、
今回の《・・認知症と高齢者うつの見分け方・・》って、
とのような事態のことを思いながら、記事を読んでしまった。

この記事は、ベスリグループ総院長の田中伸明さんの寄稿文で、

日刊ゲンダイヘルスケア】に於いて、7月26日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。



《・・ 高齢者のうつ病で発生する物忘れとして、仮性認知症があります。

医療機関に、ご家族が高齢の親を連れてきて、
「物忘れは、アルツハイマー型などの認知症か、
うつ病によるものなのか」と質問されるケースは多いです。

人間の脳は、ぼんやりした状態のときに、

「デフォルト・モード・ネットワーク」と呼ばれる状態になります。

実は、集中しているときよりも、
ぼんやりしているときのほうが、脳はエネルギーを多く使っており、
 無意識的に思考を張り巡らせています。

思考の結果が、認知機能をつかさどる「ワーキングメモリー」に送られ、
入ってきた情報を頭の中で保持し、覚える必要があるかどうか整理していきます。

うつ病による物忘れは「デフォルト・モード・ネットワーク」の段階で、

心配事や不安が頭の中でぐるぐる回り、
前頭前野が疲弊し一時的に認知機能が低下してしまうために起こります。

抗うつ薬や運動療法といった治療によって、症状は改善していきます。



一方、認知症の場合、脳全体の機能が落ちていきますし、
進行は止められません。

高齢者のうつ病と認知症には、それぞれの見分け方があります。

うつ病の大半は、配偶者の死や投資の失敗など大きなきっかけがあります。

患者さんは、物忘れのほか、不眠や食欲低下など体の不調を訴えます。

また、脳自体の機能が落ちているわけではないので、
たとえば、人物名を忘れたとしても、
家族が時間をかけてヒントを与えれば、答えられます。

お金をなくした場合も、落ち込んだり、自分が管理できなかったからだと
自責の念に駆られるのが特徴です。



対して認知症は、特にきっかけはありません。

物忘れなどの記憶障害が起きてきますが、物忘れ自体を否定します。

「今日は買い物に行く日だ」と伝えても、
「知らない。聞いていない」という具合です。

脳の機能が落ちているので、喜怒哀楽の感情も薄れ、
物事に興味を示さなくなったり、
お金がなくなれば「あいつに取られた」と怒り出します。
他責思考になります。

いずれにしても、病院で脳の血流を評価する検査「脳血流シンチ」を受ければ
画像診断ではっきりします。

高齢の家族の様子が不安な場合は、検討してもよいでしょう。・・》


注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




今回、ベスリグループ総院長の田中伸明さんの寄稿文に導かれて、

《・・物忘れが治療で改善するかどうか・・
・・認知症と高齢者うつの見分け方・・》、
多々教示されたりした。






















このような道しるべを多々教示されたりした。

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