夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

昼寝から目覚めて・・♪

2005-12-15 16:54:00 | 定年後の思い
昼食後、暖房の効(き)いた居間でのんびりとしていたら、
横たわりたくなり、その上、眠くなってきたので、
文庫本を持ち、布団にもぐりこんだ・・。

電気毛布が暖かくなり、眠りに就(つく)くまで、本を読み始めた・・。

阿川弘之・氏の『故園黄葉』を昨日より、開いている。
平成十年頃まで発表されたエッセイ集であるが、
こうした方の随筆を触れると、安堵し、色々とご教示してくれる。

私の愛読する小説家のひとりであるが、
人生の先達者としても、行間から限りない優しさを感じたりする。

このようなことを考えていたら、眠りに就いた・・。

目覚めたら、二時間ほど眠っていた。

昼寝は夏の間はよくしていたが、秋になるとやめた。
多分、春から夏に移り変わり時は、朝の日の出が早かった為であったが、
何となく後ろめたかった。

久しく昼寝をして、ぼんやりと落葉樹の残り少なくなった朱色、黄葉の葉を見詰めている・・。

著作の綴られた『故園黄葉満青苔』の七言絶句を、
思わず、想い返している・・。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初冬の昼さがり・・♪

2005-12-15 12:19:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、澄み切った晴れ間である。

ちょっと寒く感じているが、私のようなだらけた心身には、
たまには凛とした状態も心に良い、と思ったりしている。

今、アルビノーニのアダージョを聴いているが、
このような美の結晶に触れると、
物質の過剰な豊かさなど、
たわいなく見えてくるのが不思議である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『歳』と『才』・・♪

2005-12-15 08:30:00 | 定年後の思い
私は、ここ40年前後、気になっていることがある。

日常生活で何気なく使っている年齢を表示する時、
あなたは何歳ですか、問われた場合の記載の時、
『XX才』と書く人を見かける。

才は、才能といったように意味合いがあるので、
間違いである。

ひどい場合は、市役所とかで見かける場合がある。

このような時、公の立場の方は、中学校を卒業したのかしら、と私は思ってしまう。

さりげない漢字一文字でも、日本語の乱れは老若男女を問わず、
その方の人格がでる、ということである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする