世界文化遺産、「醍醐寺」は真言宗醍醐派の総本山。
2009年秋にも参りましたが、醍醐寺と言えば豊臣秀吉の「醍醐の花見」ですね。
私もぜひ醍醐の桜
が見たいっ!ということでやってまいりました。
前回は、醍醐駅から、醍醐コミュニティバスを利用したのですが、今回は徒歩で
やってまいりました。バスの場合ぐるりと回るようなので、ひょっとしたら徒歩の
ほうがスムーズかもしれないと思いました。
総門前のしだれ桜もほぼ満開なのかしら?
お天気の回復が遅れ薄曇りの状態が残念です。
桜の開花情報をチェックしていたのですが、醍醐寺は満開とのこと。
いざっ、参る!!
総門をくぐると、右手側に出店が数軒並んでいました。
おっ、いい塩梅に開花しています。
醍醐寺では、三宝院・伽藍・霊宝館とそれぞれ拝観料がかかるのですが
今回、三宝院を優先し、春の伽藍も見たいと思います。
この場合共通参拝券がお得。 2枚綴り(三宝院、伽藍、霊宝館のいずれか
2施設の拝観が可能。)は大人1000円。
3枚綴り(三宝院、伽藍、霊宝館の3施設の拝観が可能。)は大人1500円です。
しおりによると、
三宝院は永久3(1115)年、醍醐寺第14世座主・勝覚僧正の創建。醍醐寺の本坊的な存在であり、
歴代座主が居住する坊である。現在の三宝院は、その建造物の大半が重文に指定されている。
中でも、庭園全体を見渡せる表書院は、寝殿造りの様式を伝える桃山時代を代表する建造物であり、
国宝に指定されている。
国の特別史跡・特別名勝となっている三宝院庭園は、慶長3(1598)年 豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して、
自ら基本設計をした庭であり、桃山時代の華やかな雰囲気を伝えている。 とのこと。
まず、目に留まるのは玄関前の見事なしだれ桜です。うひょぉぉーー素晴らしい。
あまりにデカすぎて写真におさまりません。
桜の幹も力強くて美しいのです。
宝泉院「額縁庭園」の五葉松の幹も素晴らしいと思いましたが
このアーティスティックな幹も額縁におさめたいところです。
松だって美しさには、負けてはいませんよ。
三宝院の内部及び庭園は写真撮影禁止。
殿堂内で、タクシーの運転手さんかと思われる方がお客様を案内しながら説明
していた話を漏れ聞いたところ・・・
池が純浄観の床下をとおり奥宸殿、茶室・松月亭までひきこまれているのですが、
これはとても珍しいものだとか・・・。
太閤秀吉の栄華を偲ばせる三宝院、見ごたえがありました。