なぜ、西楼門(にしろうもん)から外に出たか、勘の良い方にはおわかりかも
しれませんね。新幹線の中でいただくお弁当を引き取りに来ているのです。
八坂神社の西楼門(にしろうもん)前に位置する「いづ重」
予め、東京を発つ際、引取りの日時を指定しお願いしてありました。
「いづ重」は、明治の末に初代重吉が「いづう」から暖簾分けを許されたお店。
いまやマスコミ各誌にも取り上げられ、同店はお客様が途絶えることがない
ほどの盛況ぶり。
連れに店の中へ引き取りに行ってもらったのですが、予約で品物ができて
いないとかなり待つかもしれません。
また、持ち帰りの他にも店内でイートインができる様です。
さて、スムーズに引き取ったあとはJR京都駅構内アスティロードレストラン街1Fの
「グリル&ビア 八条ダイナー」にて時間調整。
新幹線の座席内は狭いので一部、ゲットしたお弁当をお披露目いたします。
上箱寿司@1600
蓋を開けた瞬間に、わぉ!という感じです。
海老、とり貝、鯛、玉子と4種類の押し寿司が彩りよく入っています。
ずっしりしっかりの上箱寿司。店頭の写真のお値段で記しましたが
このとき取った自分のメモだと1500円だったような。。
いなり寿司(2個)@280
大き目のお揚げで包まれ両端がくるりとねじられたような形。
(以下の写真は新幹線の座席での撮影)
このお揚げはふっくらと品良く味を含み、中の酢飯はマイルドで、
ほのかに柚子の香り。麻の実が入っていますから食感も楽しめます
鯖寿司半分(六切れ)@2000
粘り気のある昆布の旨みエキスが鯖寿司をぐるりと包み中まで浸透しています。
鯖の身は肉厚。 昆布を剥がして食べる方が良いと聞きますが
私は大の昆布好き。もったいないわーー。
一口頬張ると、この肉厚のシメサバ、程よく脂ものって驚くほどに美味い。
しっかりした酢飯とのバランスもよく、けっこう食べ応えあり
なお、お土産として持ち帰ったのですが、割り箸や醤油などは入って
いませんでした。
京都のほうでは、何もつけずにそのままで食べるのが一般的とのこと。
東京生まれの私は、ついつい醤油が欲しくなってしまうんですね~。
つくづくヤボですわ。
自己責任のもとで、上箱寿司と鯖寿司を少し残し、翌朝の朝食で醤油をつけて
いただいちゃいました。 あら・・・やっぱりさらに美味い!と思う自分に
苦笑してしまいました(≧ω≦)
い づ 重
〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側292-1
TEL 075-561-0019
営業時間/ 11:30~20:00
定休日 水曜日(祝日の場合は翌日)
http://www.kyoto-wel.com/shop/S81113/