万葉軒、木更津名物「漁り」弁当@1000 東京駅、駅弁屋 旨囲門にて購入。
歌舞伎の演目「与話情浮名横櫛」(よわなさけ うきなの よこぐし)
「え、御新造(ごしんぞ)さんぇ、おかみさんぇ、お富さんぇ、いやさ、これ、お富、
久しぶりだなぁ。 」の名セリフはご存知の方も多いかと思います。
「漁り」弁当のパッケージの一部にも「お富・与三郎見染めの地 木更津」が
使われていました。
蓋を開けるとお弁当は2区画に分かれていました。
あさりの出汁で炊いたご飯は、国産米を使用されているとのこと。
生姜の効いたふっくらと膨らんだ煮あさりからは、素材の確かさを感じられます。
その美味しい出汁を吸い込んだ茶飯とともに、磯の風味が豊かで冷めても旨い。
しば漬けも、この茶飯にはナイスな組み合わせ。
おかずは、鰯の蓮根挟み揚げ、鮪照焼、きんぴらごぼう、ほうれん草ピーナッツ和え、
煮物は竹の子。 と、親しみやすい面々がご飯のお供。
ピリ辛味のきんぴらごぼう、甘く煮付けられた竹の子など。
どれも安心感を持っていただけるものばかりです。
素朴ですが、期待を裏切らないお弁当。 美味しくいただけました。
http://www.manyouken.co.jp/