宿では、「酒蔵めぐり」の案内が紹介されていました。
市内には、七軒の造り酒屋があるそうな。
入場見学無料。私達の訪問したときは「川尻酒造場」が拝見できるようです。
飛騨高山、宿泊地近くにそんな酒蔵があるとは知らなかったので、予定になかった
行動ですが、市内の古い町並みを散策がてら、さっそく向かってみることにしました。
試飲♪試飲♪楽しみだ。
途中、高山祭の屋台蔵を見かけました。
高山祭(たかやままつり)とは岐阜県高山市で毎年開催される祭のうち屋台が
複数出る祭の総称で京都市の祇園祭、埼玉県秩父市の秩父夜祭と並んで
日本三大曳山祭の一つに数えられる。 -Wikipediaより-
白壁の土蔵。正面に扉がついており観音開き。この中に大切に保管されているようです。
酒林(さかばやし)発見!こちらが「川尻酒造場」
HPによると、
「天保10年(1839)創業。1970年代には糖類、調味液の使用、桶売り(大手の下請)を
全廃し以降、コクのある酒質にこだわり、数年の貯蔵期間を置く熟成古酒に特化して
今日に至る、飛騨で唯一、個人経営の蔵元」とのこと。
いいね~。こういう小さい蔵元さんには、何か掘り出し物がありそうだよ。
有料試飲3点も用意されています。
中に入るとガイドさんが、「ご案内しましょうか?」と声をかけてきてくださいました。
「よろしくお願いします!!」
この先は、私達見学者の立ち入りはNG。
槽場(ふなば)。木製の槽を使用。
これをプレスして絞るようなのですが、その工程は昔ながらの手法。
この槽場で搾る作業責任者の方を船頭さんとお呼びするんですって。
釜場。
見学にうかがった時間が遅かったせいでしょうか?お掃除中。
上の部分はカットしたスポンジを入れてホースで水を流し込むの。
すると、くるくるくるーっと一周まわってキレイにしてくれるのだ。
ガイドさんに丁寧に説明を受けたのですが、まだ自分がお酒造りの知識全般、
無知で、消化できないことを再確認。 馬の耳に念仏だね。
ガイドさんの案内終了後、「原酒ひだ正宗」の試飲をさせていただきました(無料)
ゆっくり口の中に含ませていくと日本酒ツウではない私にもピンときた!
これ、美味いよーー
熟成古酒 原酒ひだ正宗は、冷やしていただくのがおすすめとのこと。
ガイドさんの話によると、「蔵元めぐりをする際には、おすすめの飲み方を
必ずその蔵元さんにうかがってくださいね」とのこと。
あまりに美味しかったので、日本酒好きな奈良の知人ご夫妻にその場で発送依頼。
(地方発送可)
後日、とてもお気に召していただけたようで、お礼の電話を頂戴しました。
酒蔵の見学は面白かった。 次の機会にはもう少し基本的な部分を
勉強してから訪ねてみたいと思います。
『川尻酒造場 http://www.hidamasamune.com/index.html 』