恵比寿、ウェスティンホテル東京2F、中国料理「龍天門」
某日は、大事なゲストと待ち合わせ。寝太郎さんも私も緊張でドキドキです。
予約の旨を伝えると、窓の外に、中庭の竹林が見える左手の広間に案内されました。
テーブル・セッティングは、位置皿、ナプキン、レンゲ、ナイフレスト、箸は縦置き。
おしぼりは白地のタオル。
予約時に確認したこと。
①アラカルトの価格が昼と夜と違うのか?
→担々麺のみディナー時、2100円(ランチ1600円)
②夜の点心ワゴンサービス→なし
③紹興酒のボトルはいくらから?→8年もの 3900円(640ml)12年もの 5800円(640ml)
④ドレスコードは?→ハーフパンツ、サンダルはNG。それ以外のドレスコードはない。
また、紹興酒の価格も事前の確認と若干違うように感じましたので、
プレミアム飲み放題@5000(2名様以上、2時間制)のプランを見つけ、にらめっこ。
(ノブロー) 今日は魔神さんと初顔合わせだで オラも風呂へえってきただよ。
でな、シックな広間は照明の加減で、写真が暗くなるで、管理人はデジカメとミラーレスで
撮影だな。ちなみに明るく映ってるのが、デジカメだで。
写真が、ちいと混ぜこぜで見苦しいけんど、勘弁してほしいだ。
(みに) あっ!ノブローさんったら、私が魔神さんをご紹介しようと思ったのにぃ。
そうです。本日は「ドダン・ブーファンのポトフ」の作者、魔神さんと中華のアラカルトを
ご一緒させていただくのです
魔神さんが着席され、ドリンクについてご相談をさせていただいたところ、
プレミアム飲み放題に快諾いただき、エビス生ビールからスタート。
紹興酒は、甕だしをカラフェでご準備いただき、ワイングラスを使用。
お水も、プランの中に富士ミネラルウォーター(瓶)があるということで、
チェイサーとして出していただきました。
豚バラ肉のサクサク焼き(ディナータイムのみ)@2000
お料理は魔神さんのアドバイスを受つつ、一緒に選ばせていただくことにしました。
ディナータイムのみ!は、やっぱり食べておきたい。
かりっとしたローストされ焼き目が香ばしい。肉汁もたっぷり。
マスタードも豆板醤も美味いよ。
魔神さんのお話を記したメモによると、
じっくりローストした、さくさくの皮つきの豚バラは横浜中華街では「同發」の名物でも
あるそうだ。 食べ比べてみたいなあ。
郊外油菜遠(2~3名) チンゲン菜花×腐乳炒め@3600
さて、同店の魅力は、食材を選び、調理法も選べるということにもあったのです。
しかし、これは難しい。
個々の素材を活かし、満足のいく調理法を選ぶ目があるだろうか、
今まで、メニューの中で決まったものしか注文したことがない私達の動揺は大きい。
選ぶ側として私達は経験値が少ないのだ。
まず、野菜料理。調理法として、
・塩味炒め・湯引き・ガーリック炒め・腐乳炒め・海老味噌炒め・チキンソースあんかけ
・オイスターソースあんかけ・蟹肉ソースあんかけ・干し貝柱ソースあんかけ
・塩漬け卵とピータンの上湯仕立て
が紹介されていました。
魔神さんのご提案は、青菜炒め。大賛成。
調理法をご相談。すると、腐乳炒めは食べたことがありますか?とのお尋ね。
食べたことはありません。それ食べてみた~い! というわけで、調理法は決定。
スタッフの方から教えていただいた本日の青菜の中から、寝太郎さんが
おそるおそるチンゲン菜花を選んだ。
一口いただくと、野菜がともかく美味しい。
シャキシャキとした歯ざわりはもちろん、素材のもつ旨みが感じられる。
腐乳炒めも独特のクセがあるかと思っていたのですが、柔らかいコクが増すようだ。
うん、この注文の仕方は楽しい。
魔神さんのおかげで、中国料理の新たな楽しみが開けたぞ♪
きのこと野菜の精進煮(2~3名)@3200
お醤油ベースの煮込み。
高級食材であるキヌガサタケを開いたものに、シメジ、シイタケ、エリンギ、マイタケ、
生マッシュなど。
ブロッコリーは色味のための飾りだろうか。もやしが食感としてアクセントになっている。
この精進煮には、川藻も入っています。中国名は「紙菜」とのこと。
スタッフの方のお話によると、川藻はいろんなものを包んで大きくなるので縁起が
良いとのこと。 旧正月でも使われる素材なんですって。
車海老×トウチ炒め(2~3名)@4700
再び!海の幸より、素材&調理法選びです。
海の幸の調理法も数種類ありましたが、うっかりしてメモを取るのを失念。
ぷりっぷりの車海老。弾力が違う。
たしか、ソフトシェルクラブがなくて車海老を選んだと思うのだけれど。
調理法は魔神さん?私?寝太郎さん? 飲み放題の威力でお酒が回って記憶がないわ。
素材が良いので美味しいけど、後から考えると、トウチ炒めより、他の調理法のほうが
もっと魅力的になっていたかも。 と、私の独り言ね( ̄▽ ̄)
でも、こういうことがあるから「素材&調理法」は面白い。これなら飽きないわ。
国産皮付き豚バラ肉の角煮(2~3名)@4700
魔神さんイチオシ!!
こちらのお料理をご一緒させていただきたくて、お時間を頂戴いたしました。
運ばれてきたとき、「おーー!!」と声にでていたかも。
お料理はお店の方が取り分けてくださるのですが、ご厚意により、すべてその前に
写真をとらせていただいています。 つやつやテカテカの豚バラ肉の角煮
これだけでテンションが上がる。
で、取り分けてくださると、こんな感じ。
見た目はキュートになったけど、味はダイナマイトよ。 美味い。
これを形容する言葉が見つからないので、興味のある方は召し上がってみてくださいね。
白身魚の海老味噌土鍋煮込み(2~3名)@3800
これは、私のリクエスト。
なぜって??土鍋が好きだから。
いやいや、それだけではありません。海老味噌煮込みが気になったのです。
白身魚の他に、インゲン、タケノコなど。
味はこってりしているので、先ほどの、車海老×トウチ炒めの後に続くと
退屈になるかな。 海老味噌はとても上品。
担々麺@?
寝太郎さんリクエスト。
電話で聞いたところ、夜は2100円ということだったけど、メニューには
見当たらなかった様子。
実は、寝太郎さんは「龍天門」は初めて。食べてみたいとのことで魔神さんにも
お付き合いいただきました。
しかし、、スープの味が変わっています。
そして麺も「酸辣湯麺」同様に日本そばをイメージさせるような白い細麺、ストレートだ。
これは残念。 以前のまろやかなコクをもったスープと滑らかな麺が懐かしい。
寝太郎さんは、美味しいよと喜んでくれていましたが、私と(おそらく魔神さんも)
ショックを受ける。 この喪失感は大きいよ( ´;ω;`)ブワッ。
白キクラゲとパパイヤのスープ@700
杏仁豆腐@700
柔らかな杏仁豆腐はすっきりとして香り高い。
白玉入り黒胡麻しるこ@800
同様に15分ほど時間がかかるとのこと。 煮てらっしゃるのだ。
嫌味のないコクと甘さ。上品。
スイーツについてのコメントが少ないのは、飲み放題パワーなり・・・きてます!!
お会計は、3人で、上記お料理とお酒で、合計41300円。
高級店なので、たしかにそれなりのお値段にはなりましたが、魔神さんの知識に
裏付けされたアドバイスも借りて、本格的な中国料理を堪能できた気がします。
「素材&調理法」パワー炸裂♪ 楽しかったぁ~~!!
中国料理満足度数は、★★★★★ 特別です。
魔神さん、ありがとうございました(*^・^)ノ
龍天門
東京都目黒区三田1-4-1 ウェスティンホテル東京2F
(恵比寿ガーデンプレイス内)
TEL 03-5423-7787
営業時間/ 月~金 11:30~15:00 17:30~22:00
土・日・祝 11:30~16:30 17:30~22:00
定休日 無 休