中国料理「チャイナブルー」(CHINA BLUE)
場所は、都営大江戸線・ゆりかもめ線 汐留駅 徒歩1分。コンラッド東京28F。
HPより、シャンパンブランチを予約のうえ、訪問。
シャンパンブランチの内容は、
『 11:30~16:00(土・日・祝日)※最終入店13:45
■12,300円メニュー
- 料理長おすすめ点心六種盛り合わせ
- 蟹肉とふかひれの中国風アメリケーヌソース煮込み
- 白身魚のチョンファン包み蒸し 贅沢なフォアグラのソースで
- 杜仲高麗豚の串焼き 中国風バーベキューソースで風味豊かに
- 小白菜とキノコの紙包み焼き 白トリュフオイルの香りと共に
- 季節果実のコンポート 白キクラゲをのせて
シャンパン、赤・白ワイン、紹興酒をお好きなだけお召し上がりください。(2時間まで)
上記のお料理のみ 10,000円 』
というものでした。
この28Fはホテルのロビー階。 フロントの前を通過して、フロアの一番奥が
「チャイナブルー」になります。
エントランス部分にあたる洗練された長い廊下を渡り上着を預けて入店。
吹き抜けの高い天井。 開放感たっぷりの大きな窓からは浜離宮恩賜庭園や
東京湾の景色を一望できる・・・はずなのですが、生憎の空模様。視界不良。
最近ホテル中華となるとお天気に恵まれませんな。
利用の席は店内中ほどの4人掛けテーブル席。
窓際のお席ではありませんし「中国料理 皇苑」同様、本当のところはどちらでも良し。
本日の目的はミシュランガイドでも有名な料理長 アルバート・ツェ氏による
新広東料理とともにいただくフリーフローなのだ
岸朝子さん監修の「東京五つ星の中国料理」よると
『 厨房を仕切るのは、五つ星ホテルのフォーシーズンズ・シンガポールの「江南省」など
世界的な名店で料理長を歴任してきたアルバート・ツェさん。広東料理を主体に、
アジア各国の料理法や素材をアクセントに取り入れた“新広東料理”という
モダンチャイニーズのスタイルを確立した名料理人だ。』
とのこと。
かねてから訪問してみたいと切望していた当店。
斬新でエレガントなコース料理なのでは?と期待に胸が膨らみます。
テーブル・セッティングは、レンゲ置き、レンゲ、箸置き、箸(縦置き)、ナプキン、
白地の麻のランチョンマット、アンダープレート、菜譜、グラス(4種類)。
「ヘイフンテラス」同様、着席後、すぐに給仕の方がナプキンを三角折りで
膝に広げてくださり、白無地のタオルおしぼりは、トレー置き。
緊張しながら周りのテーブルと見比べると、グラスの数が多い。
どうやら、シャンパンブランチで予約のため4種類のグラスがセットされているのだ。
つまりは、シャンパン、赤・白ワイン、紹興酒用です。並べて飲めるのかな♪
コース料理は、各人ごとに提供していただけます。
また、運んでいただいたときにご説明を受けたものを急いでメモしていますから
料理名など、正確さに欠けるかもしれません。
こちら、「師傅推薦菜譜」には記されておりませんでしたが、
前菜の前の小前菜ということで供されました。 南瓜のお餅とのご説明。
大根餅の南瓜版?? 舌触りはなめらかで、味が上品すぎて不明。
ですが、美味しかった。
お料理全般にお好みでお使いくださいと出していただけたのは
ニンニクと生姜、ニンニクと蝦を使ったカリカリで辛味のある2種類の薬味。
點心六品(料理長おすすめ点心六種盛り合わせ)
スタッフの女性は料理名を細かくは覚えていらっしゃらいません。
手前右から、鮑、海老、豚、海老とホタテ、魚饅頭、鴨のパイ。とのご説明。
(ノブロー) まんず、まんず、見事じゃねえか。点心師は腕がええな。
(レンタロー) びゅーてほーだで♪ テンションあがるだ。
確かに、このアーティスティックな点心は完成度が高く美味しかった。
一つ一つに丁寧に仕事がなされ、点心ごとに(魚饅頭、鴨のパイを除き)
マッチしたソース(チリソース、トマトソース、ニンニクソースなど)が敷かれているのだ。
連れ(寝太郎さん)のお気に入りは、リッチな鮑のシュウマイとのことでしたが
私は魚饅頭が印象に残りました。 スタッフの女性にお聞きしたところ、厨房まで
確認に行ってくださり、中に包まれている魚はメロと判明。
もっちりとした皮の甘みと、ほんのり塩気のあるお魚の対比的な味わいが魅力的でした。
白酒龍蝦湯蟹肉金砂鍋翅(蟹肉とふかひれの中国風アメリケーヌソース煮込み)
エビ、カニなどの甲殻類からしっかり出汁がとれていて濃厚な味わい。
ふかひれの他には、エノキとたっぷりの蟹肉。
(ノブロー) 香菜、入れねえのか?ついてきたで。
一皿のポーションが多いので、ボリュームを感じられます。
ふかひれも立派だ。
贅沢を申し恐縮ですが、個人的にはもっとシンプルな味付けのほうが好み。
アメリケーヌソースの濃厚さとボリュームで、最後のほうは、味が単調に
思えてきました。
-№2に続く-