お一人ランチは、中国料理「古稀殿」(コキデン)
JR京浜東北線品川駅高輪口より徒歩5分。
当店はグランドプリンスホテル高輪、別館3F。
料理長はプリンスホテル中華総料理長の潘 継祖氏。
同氏は、日本中国料理協会 三代会長であり、前 世界中国烹飪連合会 副会長。
黄綬褒章、旭日小綬章など数々の名誉ある賞を受賞されている
広東料理界の重鎮です。
フロアスタッフの丁寧なご案内を受け入店。
シックで落ち着きのある店内は、HPによると総席数144席(個室4室)とのこと。
ホテルの庭園を望める窓際のテーブル席を利用。
テーブル・セッティングは、箸置き、お店のロゴ入り箸袋に入った割り箸(横置き)、
レンゲ置き、レンゲ、淡いさくら色のナプキンはテーブルクロスと同色。
着席後にメニューとタオル地のおしぼりをトレー置きでいただけました。
冬の日替わりランチから選ぶことにしました。
曜日ごとにお料理が異なり、1~4の中から2品選べ、野菜サラダ、日替わりスープ、
ご飯、ザーサイ、デザート付。 写真はメニューの上部になりますが、
デザートは日替わり3種類の中から1品。 またはコーヒーを選べます。
1名さま1,800円。
消費税込みのお値段ですが、この他にサービス料(10%)が加算されます。
冬の日替わりランチ(金曜日)@1,800
青椒牛肉絲、蟹肉炆豆腐をチョイス。
注文後にティーポット(茶葉はなし)と茶杯も運ばれてきました。
セットの野菜サラダは野菜と春雨、ゴマドレッシングがかかっています。
日替わりスープは、なめこと溶き玉子の塩味ベース。
ご飯は小さいおひつで出されましたが、蓋をとってびっくり。
はじめ赤い色の雑穀米だったんです。 個人の好みになるのでしょうが、
青椒牛肉絲などはやっぱり白米で食したい。
スタッフの方に白米にしていただけないかと聞いてみたところ、快く変えていただけ
一安心しました。
緑鮮やかな青椒牛肉絲は下にぱりっと揚げたビーフンが敷かれ、ピーマン、タケノコ
タマネギ、干しシイタケなどの材料は、ほぼ同じ大きさで切られているので火の入り方も
均一に仕上がっています。味付けは蠣油醤。
幾分か油の多さを感じましたが、許容範囲内。
蟹肉炆豆腐は、口当たりの滑らかな柔らかい豆腐、タラバ蟹肉、マッシュルーム、
ネギ、キヌサヤなど。生姜を効かせた塩味のとろみあんかけです。
(ノブロー) 青椒牛肉絲(チンジャオニューロースー)は日本でもポピュラーな
メニューなんだべ? 飯ががっつり進むな。
せっかくなので点心も注文してみよう。
先に運ばれてきたのは、醤油、酢、辣油。
蒸し点心三種盛り合わせ(6個)@1,300
蒸篭とともにからしも登場。
シュウマイと餃子。浮粉を使った半透明の皮の蒸し餃子は海老。
シュウマイと緑色の蒸し餃子は肉主体。 蒸し時間がかかりましたが、変化球のない
スタンダードなもの。特筆なし。
デザートは、スタッフの方から口頭で説明を受けます。
コーヒーを含め、4種類の中から選んだのは杏仁豆腐。
フルーツ(イチゴ、パイナップル、メロン)入り。
こちらも昔から見られるオーソドックスなタイプで食べやすい大きさにカットされています。
口に運ぶと、ちゅるんとした舌触り。普通。
ランチタイム、料理長が作られているとは思いませんが、全体を通じてクラシカル。
昔ながらのスタイルで正統派。 伝統を重んじていらっしゃるのでしょう。
当店利用の場合は、やはりディナータイムの方が良さそうだ。
今回のランチ満足度数は、★★★ 日常的なら満足です。
中国料理 古稀殿 (コキデン)
東京都港区高輪3-13-1 高輪プリンスホテル 和風別館 3F
TEL 03-3447-1111
営業時間/ 6:30~21:30(L.O)
定休日/ 無休