湖南料理湘菜「湖南菜館」(コナンサイカン)
場所はJR新宿駅 東口、歌舞伎町一番街の通りに面するビルの4階。
赤を基調とする店内。ぐるなびによると総席数は50席とのこと。
歌舞伎町内のお店ということなので、もっとディープなものを想像していたのですが
意外と申しては失礼かと思いますが、小奇麗なのに拍子抜け。
とともにちょっと安堵した。
本日は席のみの予約ですが先客はなし。4人掛けのテーブル席にどうぞとのこと。
テーブル・セッティングは、取り皿、箸置き、お店のロゴ入り箸袋に入った箸(横置き)。
箸袋は、お店のカラーと同じ赤色の布製だ。
着席するとハッカの香りのするおしぼりを手渡しでいただけ、
メニューも運ばれてきました。
最初に、生ビールを(ジョッキ)@630と(グラス)@450で注文。
サービスで出されたのは、甘酢の漬物と食べるラー油。
個人的にですが、お好みで各料理に使える、食べるラー油は抜群に美味かった。
自家製であると思われるのですが、唐辛子、白ゴマ、ニンニクチップ、豆豉、
そして揚げ米?のようなものも入っており、カリカリと食感が豊か。
何よりフレッシュで焦がしニンニクの香ばしさが食を進めるのだ。
これは旨い!単体でいただいても旨い!!
辛味より風味の良さが際立っている。
終いには食べるラー油を皿にごっそり取り、これをつまみに酒を飲んでました。
毛沢東紅焼肉(湖南風豚肉の角煮)@1,880
皮つきの豚バラ肉を甘辛く煮込んだもので、八角の風味を感じる。
肉自体もう少しとろっと柔らかいものかと思っていましたが、しっかりとした
歯ざわりが残ります。
本場のものは食したことがないのでわからないのですが、
品良く仕上がっている印象。冷めてくると若干ですが化調を感じました。
(ノブロー) 毛沢東氏の大好物っちゅーことだで。
(レンタロー) テカテカ、きれえだな。
蒜茸文蛤(ハマグリの特製ソース蒸し)@1,580
刻みニンニクたっぷりの特製ソース。
(ノブロー) 下には春雨を敷いてあるんだ。スープを吸い込んでいるだよ。
味わいとしてはニンニクの風味が勝ちすぎているよう。
スープも特筆すべき点がないため、せめてハマグリがぷっくりと太り良質のもの
であれば、旨味が出て印象も変わったかもしれません。
また、気になるほどではないのですが、ここにも若干、化調を感じました。
紹興酒は一番リーズナブルなボトルで1,800円から。
金奨女児紅(500ml)@1,800×3
手元に食べるラー油があるので、紹興酒が進んでしまいましたよ。。
水煮牛肉(牛肉のマーラー煮)@1,880
牛肉の処理が良いので弾力もプリプリ。
いい感じのオイルです。油の質が悪くないのでしょうね。
下には、キャベツを敷いています。
当店はマーラー味が、お上手だ。
花椒は効きすぎず辛味より旨味があり、比較的マイルドです。
他店の多くは、口内が痺れて味どころではなくなってしまうのですが、
このスープに刀削麺とか入れたくなっちゃうわね。
(刀削麺はないと思いますが・・・)
遅い時間になるとお客様がどんどん入って来られて、いつの間にか満席状態。
スタッフはみな中国の方ですが、
来店される常連さんの中にも中国人がいらしてました。
こういうときは、どんなお料理をオーダーなさるのか勉強になります。
とは言いつつも、酒飲みですが意外に少食な私達。あっさり満腹。
お会計は、2人で、合計12,410円。
帰り際、歌舞伎町案内人であり当店プロデュースの李小牧氏よりお名刺を
頂戴いたしました。恐縮です。
中国料理満足度数は、★★★★ 積極的に好き。
興味をそそられるお料理があるので、機会をみて再訪してみたい(*^・^)ノ
湖南菜館 (コナンサイカン)
東京都新宿区歌舞伎町1-23-13 第一大滝ビル 4F
TEL 03-3207-8288
営業時間/ 17:00~翌5:00(L.O.翌4:30)
定休日 無休