春が来ると水が出る?
ということで、我が家の井戸が自噴し始めました。
吾妻山系からしみ込んだ水は、我が家の敷地、地下160mから
湧き出してきます。冬期間は、周辺の企業が地下水を消雪水に
利用するため、大量にポンプアップし自噴こそしませんが、
年間を通して16℃の水が、4月の声を聞き、また湧き出しました。
残念ながら、炭酸ガスやマンガンなどを含む硬水であり、飲んで
おいしい水ではありませんが、次亜塩素酸消毒された水道水より
まだましかもしれません。
4月は何かと忙しく、今週末は「雪囲いほごし」
『ほごす…ほどく…雪囲いの撤去作業』
いつもの年は、息子に手伝わせて1日で終わる作業が、
今年は、一人の作業のため一日半掛ってしまいました。
筋肉痛がひどいのなんの…それでも半日は自分の時間と
定め、午後から釣りに出かけ、そこそこの成果を上げ、
また、雪囲いの跡に芽吹いた「ふきのとう」を見つけ、
天ぷらで晩御飯にいただきました。
「ふき」は食べても「ふきのとう」は食べないでしょうか?
秋田では『ばっけ』などとも呼ぶ位ですから、きっと食べ
ると思うのですが、春先は『きどい…ほろにがい』食べ物
が、これからたくさん出てきます。
アケビの新芽・ウコギ・シドケ…。
画像は、裏庭に植えた『タラ』の木ですが、芽吹けば
また、天ぷらでいただくことになります。
なんか雪国は、雪で生鮮品に飢えていて、春になると
手当たり次第に新芽を喰らっていたのでしょうか?
これもまた、田舎の喜びのひとつでもあります。