その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

エコ(気なりに…。)

2009-04-11 22:02:22 | 暮らし

春は何かと気ぜわしい日が続きます。
昨日まで、枯れた切り株の様だった『うど』に新芽が出ています。
このウドは、バアサンが大事にしていたもので、亡くなってから
21年間収穫したことがなかったのですが、昨年、繁茂し、今年は
収穫してやろうと秘策を練っておりました。
有名な生産地では、室などで育成するのでしょうが、我が家では、
簡易な遮光栽培です。



必要なものは、段ボール箱に籾殻のみ。バアサンがやっていた方法を
また、拝借しております。



一方、我が家の古老は、御年83歳となりますが、ご覧の様に元気です。
来週、『はえぬき』の種まきを行う予定ですが、苗箱を並べる準備を
しているところです。流石に耕運は、私がやりましたが、レーキを
持ち出して張り切っています。
ただし、最近の米作農家は、こんな作業は行いません。
栽培面積16アール程度の飯米農家ならではの作業です。
今年の冬、膠原病ではないかなどと、検査を受け、今でも息を整えな
がらの作業ですが、何か張り合いがある作業が健康の秘訣のようです。
「気なりにすっから。」…「気の向くままにやるから。」とでも表現
すれば良いのでしょうか?

胴枯れが気になる「ブルーベリー」の消毒を終え、枝先を見ると
「イラガ」の卵(実は、繭と呼ぶべきでしょうが…。)がありました。
「スズメのショウベンタゴ」とも呼ぶそうですが、子どもの頃は、
抜け殻を笛にして遊んだ記憶があります。
今回は、直接、食害を受けている訳ではないので、見逃してやること
にします。すべて、「気なりに…。」

コメント
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