その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

春の珍客

2009-04-15 22:30:09 | 暮らし
私の予感通り、本日の地元紙『山形新聞』の一面は、『トキ』の目撃情報
でした。米沢市口田沢地区の田圃で悠然と歩く姿の写真が一面です。
残念ながら我が家の田圃には、降り立ってくれませんでした。

『トキ』がダメでも、我がフィールドでは、カタクリの花が咲き、白い色
の『キクザキイチゲ』も満開…、と思いきや、紫がかったイチゲも咲いて
おりました。個体の変異というか、やや青みがかった株があっても多様性
の中の一形体と思えばまた面白いものです。
『コシアブラ』も芽吹き、少々天ぷらでゴチに
なろうかと思ったのですが、
もしかして、『ウルシ』の新芽ではないのかとの思いが頭をよぎると、怖くて収穫
ができません。生兵法は、大怪我の元とも言いますので、知ったかぶりはやめる
ことにしました。



何か本日の素材はないかと思い悩んでいますと、足元でガサゴソと音がします。
「ヘビ?(ちなみに、シマヘビ・アオダイショウ程度は、手でつかめます。)」
「いや、今の季節はカナチョロ(カナヘビ)だろう…。」と思いながら、音のする
方向を見ますと、春の日差しに冬眠から覚めた『モリアオガエル』でした。
画像ではアマガエルにしか見えませんが、体長5cm程のアオガエルです。
ヘビは手でつかめると豪語しておりますが、内心、正体がわかるまでは不安が
よぎります。正直、好んでヘビを手づかみしようとは思っておりませんので…。

今年は、春の珍客が多い年です。職場の庭には、『メジロ』が4羽訪れ、
越冬した『アカタテハ』は別にしても、『キチョウ』や『ホオズキカメムシ』が、
今年最初の庭への来訪者でした。
春の珍客に気付ける今年は、少々、心に余裕がある証拠でしょうか?
コメント
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